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昨年の全日本、男子シングルスの決勝 [Tennis Online]

先週木曜日に公開された「TennisOnline」のコンテンツ。2011全日本テニス選手権・男子シングルス決勝戦:伊藤竜馬 VS 守屋宏紀のファイナルセットにもつれた対戦です。
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伊藤竜馬 VS 守屋宏紀 at JTA テニス!オンライン

面白かった試合です。注目のポイントはセカンドセットのタイブレーク。守屋が伊藤のサーブを2ポイント連続でミニブレークし、5-0とリードするのですが、その最初のポイント(2ポイント目)が伊藤のセカンドサーブでクロスにリターンダッシュした守屋にとっての勝負ポイントは必見です。

【大会Web Siteのレポートで振り返ってみてください】
伊藤vs守屋02.jpg
http://alljapantennis.jp/nikke86th/articles/article33.html

セカンドセットをタイブレークで制した守屋が、流れをそのまま保って見事初優勝!今年の楽天オープンのワイルドカードの権利も得ました。その守屋ですが、昨年この全日本終了時のランキングは、318位でしたが、この優勝で自信が付いたのか、その後約半年でランキングを100位上昇させ、6月11日(月)発表で自己最高の214位まで上げてきました。そしてグランドスラム初挑戦の全仏では予選2回戦進出。ウィンブルドンでも予選を1回勝ち上がるところまで実力をつけてきました。21才の若武者に期待しましょう。

一方の伊藤竜馬の躍進は守屋の上をいっています。昨年の全日本終了時のランキングは120位。全日本出場者の中ではダントツのハイランクで第1シード。優勝の最有力候補でしたが、惜敗。その悔しさをバネに(真偽の程は不明ですが…)その後のトヨタチャレンジャーで優勝。ウィンブルドンで、グランドスラム4大会連続本戦出場となり、ランキングも自己最高の65位を更新中。この全日本終了時では、たぶん本人も予想もしなかっただろう「ロンドン五輪出場権」も獲得しました。アッパレです。添田豪に続き、Made in Japanでトップ50を切る選手になってください。

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