SSブログ

スマッシュ・2013/10月号  [Tennis Books]

月刊テニス専門誌のご紹介(8/21発売のスマッシュ)
01.jpg
今月のスマッシュの表紙は錦織圭クン。きれいなバックハンドジャックナイフのテイクバックです。来週から始まる全米オープンでは第11シードで、ベスト8入りを目指すためには、4回戦で第7シードのロジャー・フェデラーと当たるドローを引きました。何しろ今週発表のATPランキングでロジャーはランキングを2つ落として7位に下がってしまったため、こういう現象が起こってしまいました。ロジャーはラケットの選択(フェイスの大きさ)で悩んでいるようなので、圭クンにチャンスは充分あるでしょう。
右側は鈴木貴男クンの連載“ダイ・フォルツァ”をピックアップしました。先月の柏フューチャーズで準優勝とまだまだがんばっている貴男クンですが、このページで「今後の活動について」というタイトルで今の心中を語っています。曰く、「今後の新しい道、世界を切り開き、築くための時間を多くしようと思っている」とのこと。決して引退発表ではありませんが、様々なことでテニスに接していこうとお考えのようです。まだまだ元気な、チップ&チャージで組み立てる試合をたくさん見せてくださいよ!。

【アンディー・マレーとイワン・レンドルのパーフェクト・フィット】
02.jpg
スペシャルストーリーは、マレーとそのコーチであるレンドルとの信頼関係が4ページでレポートされています。レンドルの指導を受けてから、ロンドン五輪、全米オープン、そして今年のウィンブルドンと今や堂々の世界ランキング2位まで上がってきたマレー。面白いレンドルのコメントは「私に嫌気がさしたら、いつでも言ってくれ、と。そうなったら、もっとゴルフができるからね」。欲のない自然体なレンドルのスタンスを感じるひと言です。

【ゲイブの連載・テクニック進化論はフラットフォアハンド】
03.jpg
クリス・エバートと、マリア・シャラポワ(全米は欠場とのこと)の共にフラット系フォアハンドでいかに現在のスイングが進化しているかを分解写真で説明しています。1954年生まれのエバートと87年生まれのシャラポワ。ラケットもウッドから変わり、進化論を語る比較としては難しい解釈ですが、今日の朝練のボクは、スイングスピードの緩い、明らかなエバート打ちですな。とても背中まで振り切れません…。

【技術ページのメインは:目指せ!キレイスイング】
04.jpg
大好きなトミー・ハースのバックハンドを“キレイスイング”のお手本にしていただき、ありがとうございました。デルポトロとクズネツォワのサーブや、ベルディッチのバックボレーなども大いに参考になる分解写真です。キレイスイングのコンセプトは、そういうスイングをすることで「ボールがぐんぐん伸びる!故障も減る!」とのこと。無理のないフォームの研究には良い技術ページです。

今月のスマッシュ。この他にも、全米オープンの予選に出場した“日比万葉”さんのプロフィルや、高校総体、全国小学生大会レポート、マルチナ・ヒンギスのツアー復帰の話題、トロイツキとチリッチのドーピング問題など、気になるレポートも盛りたくさんです。

コメントは noblog@tennisfactory.co.jp  or  Call:03-3499-6160