謎の赤シャツ集団を解明

【車いすテニス国別対抗戦の最終日会場内に赤シャツが目立ちました】

土曜日の最終日、国枝慎吾サンが「3.000人くらいの観客が来てくれたらうれしいな」と会見で話した通りに多くの観客でコロシアムが埋まりました。もちろん入場無料ということもありますが、この日プレーをした日仏シングルスの４選手にとってはモチベーションもかなり上がったことでしょう。その中に同じ赤シャツを着た多くの方が中段に座っていらっしゃいました。さてさてその方達の正体はと云うと…

【日本生命保険相互会社の社員およびそのご家族、関係者の皆さんでした】

入場口である西口ロビーに行くと、この大会のスポンサーさんである日本生命さんがブースを出して、赤シャツを無料配布していました。「これはどういう方に配っているのですか？」という質問に、「日本生命の社員およびそのご家族、関係者の皆さんに無料配布していますが、もしよろしかったら着てください」と云われ、「ボク、保険加入者です」と付け加えて、１枚いただいちゃいました。

【日本生命は、東京五輪、パラリンピックのゴールドスポンサーです】

スポンサーになっているので「TOKYO 2020」の表現でこんなシャツも作れる訳です。そしてこのシャツ、通常販売されているシャツにプリントしたものではなく、このために製造したシャツであることがひと目見て分かりました。脇の部分のプリントが縫製するところまできれいにプリントされています。これは裁断した状態でプリントして、そのあとに縫製しなければできない方法なんです。無料で配布するシャツなのに手の込んだ作り方をする、さすが業界１位の生命保険会社さんだと、うなずいてしまいました。

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