SSブログ

1986年のSEIKO SUPER TENNIS記念時計 [Tennis Books]

【大会関係者しか持っていないと思われます】
01.jpg
小さい頃、テニスを教えてくれた「堀さん」がご来店され、「今、電池交換をして来たところ」と、上着のポケットから取り出して見せてくれたのがこの時計です。何と1986年と年号入りで写真ではうまく撮影できなかったのですが、ベースはテニスコートがあしらわれ、針はボールの黄色ときています。セイコースーパーテニスが始まったのは1978年からで1986年は、ボリス・ベッカーが優勝した年でした。堀さん曰く、電池交換に出した時計屋さんは「これ本物のSEIKOですね」と仰ったとか…。たぶんムーブメントのことでしょう。これはボクの推測ですが、少ない数量を作り関係者の方々に配布したものではないかと思います。服部家の余裕を感じずにはいられません。(画像クリックで拡大されます)

【これは1995年の大会プログラムの表紙】
02.jpg

前年の1994年:第17回大会で優勝した、ゴラン・イワニセビッチのイラストが表紙を飾っています。もっとあったかと思いましたが、NOBUにストックされているのはこの1冊だけでした。そしてこれが最後の大会になってしまった「最終開催のプログラム」です。東京都体育館で開催され、TBSがゴールデンタイムで放映した、古き良きテニス時代のお話です。ボルグ、コナーズ、マッケンローレンドル、ベッカー、エドバーグ、クリックステイン、イワニセビッチ、マイケル・チャンなどの歴代優勝者を列記しても分かる通り、グランドスラムが東京にやって来た的なキラーコンテンツ。そりゃそうです:ゴールデンタイム!

【見開きにトッド・マーチンとpennのボールの広告がポップです】
03.jpg
今は国際テニス殿堂の館長を務めるトッド・マーチン。左側は記事ページで、タイトルは「サービスとリターンの凌ぎ合い」ウィンブルドンでのマーチンのサービスゲームはかっこ良かったです。右はpennのボールの広告ページですが、使用球の大会をポップにデザインしていて、今見てもアメリカンな雰囲気がオシャレです。当時はIBMがATPのスポンサーでした。初期のロゴもなかなか良かった!広告に文化を感じます。

コメントは noblog@tennisfactory.co.jp  or  Call:03-3499-6160