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ITFトーナメントの予選サイズが拡大されます [TENNIS LINKS]

【国際テニス連盟の試行錯誤でしょうか?】
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https://www.itftennis.com/news/302445.aspx
昨年まではフューチャーズという名称で開催されていた男子国際大会は、今年から大幅にレギュレーションが変わり、今までは本戦で1回以上勝つと与えられたATPポイントの権利が、今年から対象にならなくなりました。名称も「ITFワールドテニスツアー」となり、「ITFランキング」なるものができ、世界ランキングは「ATPとITFの2種類」になりました。来週から始まる亜細亜大学国際大会が今年、日本国内で行なわれる初めての「ITFワールドテニスツアー」になります。国際テニス連盟(ITF)が昨年発表した新しい制度では、予選の枠は24ドローで、2回勝ちの6選手が本戦に出場できると、予選の枠さえ「32から24へ縮小」され、多くの選手のチャンスが失われる可能性がありました。さまざまなトーナメント主催者、コーチや選手、各国のテニス協会からクレームがあったのか?わかりませんが、昨日、ITFからメールがあり、4月からのトーナメントで予選の枠を32に増やす(2回勝ちの8選手が本戦に出場できる)と云うアナウンスがありました。

【今年からこの方法に変わったのが3ヶ月弱で軌道修正されました】
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方向性を変更したのは「最初の8週間に収集されたデータ」によるものだと説明されていますが、それでも大会は7日間で完遂することが義務づけられているので、予選からの選手にはタフな日程は否めません。観戦する方も最初の週末で予選を観て、次の週末で準決勝、ダブルス決勝、シングルス決勝を観戦という楽しみも奪われてしまいました。「ATPとITFの関係」そして「ITFワールドテニスツアー」がこれからどんな形になって行くのか?選手たちのことを考えると、少し心配になります。