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2010年代最後の1位はラファエル・ナダル [TENNIS IMAGE]

【気がつけばナダルが1位に返り咲き、通算で200週間、1位になりました】
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在位で1位を走るのはロジャー・フェデラーで310週、2位がピート・サンプラスで286週、3位はノバク・ジョコビッチで275週、4位はイワン・レンドルで270週、5位がジミー・コナーズで268週。菜だつにこの5人に次いで6位にランクされました。今年は全仏と全米の2つのグランドスラム、2つのマスターズで優勝し、この1年間のポイント獲得が1位でしたが11月4日発表のランキングで、見事に1位に返り咲きました。また1973年に始まった現行のランキングシステムでは、最年長となる33才での1位と云う名誉も得ました(ナダルが最初に1位になったのは2008年の8月でした)。

【2019年末のトップ10にはこの方々が入りました】
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10人のうち最終ランキングには5人の新しい名前が連なりました。メドベデフ(23才)、シチパス(21才)、ベレッティーニ(23才)、バウティスタ・アグート、そしてモンフィスです。ヤングジェネレーションとしては、7位のズベレフ(22才)、4位のティエム(26才)が顔を揃え、トップ3と新世代が融合する1年となったのは間違いありません。

そして、15位のシャポバロフと18位のデミーノは20才、21位のアリアシムは19才とNextGenの台頭もありました。またトップ100位以内にフランス選手が12人、スペイン選手が10人、イタリアとアメリカ選手がそれぞれ8人という勢力図は相変わらずですね。

ランキングの面白い話題はディエゴ・シュワルツマンとシャポバロフ。ふたりはシングルスとダブルスの両方でトップ50でフィニッシュしています。素晴らしい活躍でした。

最後は年齢の話題。95位で終えたカルロビッチは、1992年にジミー・コナーズが84位になって以来、トップ100でフィニッシュした最初の40歳です。年末トップ100には30歳以上の選手が33人います。錦織圭さんとスティーブ・ジョンソンは来月30歳になるので実際には35人になります。こんなバランスもテニスの面白さです。

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