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スマッシュ・2020/7月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(5/21発売のスマッシュ)】
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今月のスマッシュの表紙はロジャー・フェデラー。今月のメイン技術特集が“トップスピン習得法”だからなのか?フォアハンドのインパクト直前の画像で表紙を飾っています。

右画像は後半の技術特集“現役vsレジェンド・テクニック対決”の扉です。ATPが出すスタッツを基に現役選手と過去の名プレーヤー達の数字を比較してどんなシーンで誰が最強だったかを競っています。グラスコートでの勝率のトップはドン・バッジで、何と91.2%。現役ではフェデラーの7位が最高で87.4%。サービスブレーク成功率のトップはギレルモ・コリアで35.3%。2位はナダルで33.5%という検証がなされました。リターンゲームでの獲得率が良いのが過去の選手達などと、細かく読むと面白い比較です。

【守屋宏紀が伝授するバックのダウンザライン】
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現在はスペインを拠点にして活動している守屋クンですが、やはり帰国していたのでしょうか。スペシャル企画としての登場です。バックハンドが得意な彼による解説は「打点は腰から胸の高さ」「テイクバックは右肩をしっかり入れる」「ボールの後ろに入る」8つのポイントと、続いて11種類というたくさんの練習法を紹介しています。両手打ちバックの方には非常に参考になる構成ですので是非参考にしてみてください。

【トップスピン習得法/ゼロからのアドバイスは沼尻啓介が登場】
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「必要最低限のポイントを抑えれば楽に習得できるスピン」というお題で、グリップからテイクバックの位置、スイングの基本などをフォアハンドと片手バックで解説。分解写真がディミトロフ、ワウリンカ、シャポバロフらを起用しているので分かり易い誌面構成です。

【しっかり跳ねるスピンと、つぶすボールは寺地貴弘さんの解説です】
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寺地さんは中級者、上級者用の解説。ボールと持ち上げて高い軌道でスピンをかける。ボールを厚く捉えて球威をプラスするスピンというコンセプトで段階的な習得方法を紹介しています。やっぱり“つぶす”ってのは筋力も脚力も最重要。ベレッティーニをマネすることは大変でしょう。テニスが再開できた時のイメージトレーニングに取り入れましょう。