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スマッシュ・2020/8月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(6/21発売のスマッシュ)】
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今月のスマッシュの表紙はロジャー・フェデラー。トーナメントなどのトピックがないのでこの起用は無難な選択かと思います。来年以降のプレーを見据え、今季はプレーしないことを選んだのは年齢を考慮すると素晴らしいチョイスだったと思います。

右画像は今号の特別企画である「プレーの超基礎用語」の扉ページ。スイング、スタンス、テイクバック、フットワーク、球種、コースなどの関連用語を細かく解説しています。本来6月ならば、4月から部活動などでテニスを始めた方用に、ひとつ掘り下げた用語事典でより勉強して欲しいというのが狙いなのでしょうが、学校ではまだまだテニス部の活動も始まっていないので残念ですが、7月から再開と云う情報も多く入っていますので、まずは頭からテニスにのめり込んでください。もうちょっとの辛抱です。

【プロのスパイスショットに学べ by 丸山薫】
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元デビスカップ選手でもある丸山薫さんの解説で「スパイスショット/プロが持つ隠れた必殺ショット」を技術ページの核に持って来ました。ジョコビッチのカウンター、ナダルのスライスサーブ、フェデラーの高速スライスショートクロス、圭サンのヘビースピンアプローチ、ティエムのスイングボレー、ワウリンカのバックループショットなど、コンテンツを見るだけでワクワクしそうな“スパイスショット”のセレクトです。分解写真を探すの大変だったでしょうね。かなりマニアックな技術解説です。

【今月の技術特集は「チャンスボールを徹底攻略」です】
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「簡単なはずの“チャンスボール”の対応でミスをしてしまう悩みを解決」がテーマです。強く正確に叩くスイング、フットワークからテイクバック、ジャストミートまで「こうしてしまうからミスになる」〜「そのポイントをちょっと修正」がアドバイスです。
この企画にメンタルサポートはありません。あくまでも基本に忠実に!です。

【プロの上達法は高橋悠介のグランドストローク】
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ほぼ毎号ご紹介しているのが「プロの上達法」今号は2017年の全日本チャンピオンの高橋悠介クン。ページを開いた瞬間目に入ったのは、上段・右端のフォアハンドのダイナミックなテイクバックです。こんな構えでフォアに回り込まれたら、怖くて、コワくて、となってしまう素晴らしさです。自己最高位は2017年8月の238位ですが、ITFワールドツアーなどが創設されチャレンジャー以上の大会だけがATPランキングの対象となったため、悠介クンレベルの選手たちが大会の選択を模索し、ポイント取得に厳しい状況でしたがそれも改善され、この中断期間中にすごいトレーニングを積んでいると聞いているので再開後の彼らの活躍が大いに期待されます。8月以降の大会はグランドスラムやマスターズの日程だけが発表されているだけですが、日本国内で延期を表明している大会が、なるべく多くの会場で開催されることを願っています。早くバトルが見たいですね。