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BancraftのProfessionalをいただきました [Tennis Collection]

【ウッドラケットの老舗メーカーの“バンクラフト”です】
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Bancraftというと、ビヨン・ボルグが北米エリアで使用契約をしていた「ボルグ・モデル」が有名ですが、ビリー・ジーン・キングが使用していた「Pleyers Special」なども使い易いラケットで、1970年代では有名なラケットメーカーでした。ブランドロゴのオシャレなところは「B」の文字をラケットで抜いている択一したセンスです。これにはただ「脱帽」

【ボルグとの契約が切れたあとに作られたのがこのモデルです】
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ボルグ・オリジナルと全く同じ製造工程で作られたのが、この“Professional”。“BORG”との文字数があまりに違うのでかなりツメツメな印象を誰もが感じるところです。当時ボルグはヨーロッパエリアで“DONNAY ALLWOOD”というモデルの使用契約をしていて、ウィンブルドン、全仏オープンで勝利を重ねますが、全米オープンでの優勝がないのは「ラケット契約のなすところ」というのが当時のテニスマニアの間ではささやかれた、今や都市伝説のような話です。ボルグモデルが手に入ったら、またご紹介します。

【当時のラケットには手書きのシリアルナンバーが入っていました】
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ウッドのラケットに製造担当者の手書きで番号が記入されています。当時はこう云うマニアックなラケット製造のこだわりのようなものがありました。連番で買えば重さやバランスが同じ感じとだとか言い合いながら、テニスショップで秤の上に乗せて比べたりしたものです。昭和な頃の時代の話です。なにせ全米最古で1882年創業のラケットメーカーならではのこだわりでしょう。それにしてもこの“Bのラケットデザイン”、しびれます。