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昨年の全日本選手権をTennisOnlineで観る [Tennis Online]

【男子シングルス3回戦の今井慎太郎と羽澤慎治の強打のラリー戦】
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http://www.tennisonline.jp/top.jsp
○今井慎太郎(イカイ) 6-2,4-6,6-2 ●羽澤慎治(慶應義塾大)
テキストは日本テニス協会配信のメールマガジン“TENNIS FAN”からの引用です。

■第1セットは今井の攻勢が目立った。気迫あふれるプレーに押されたのか、羽澤にミスが目立った。しかし、第2セットは今井のプレーがおとなしくなる。サービスキープが続いて迎えた第10ゲーム、羽澤が初のブレークポイントを生かしてブレークに成功、セットを取り返した。
■ここで立て直したのが今井の勝因だ。最終セット、今井はポイントを奪うたびに吠えた。ラリーが決着するかしないかのタイミングで、コロシアムに大声が響いた。「第2セットは自分のよさであるアグレッシブなプレーが欠けていた。声を出すことでそこをもう一回、引き出せた」。学生テニスで培った気迫を前面に出す戦い方は、長所の一つだと自覚している。それを全日本選手権の舞台で披露、1-2から5ゲーム連取で決着をつけた。
■第2セットは余計だったが、内容は悪くない。相手に許したブレークは一度だけ。ファーストサーブ時のポイント獲得率は79%、セカンドサーブでも70%と力強いサービスゲームを見せた。リターンゲームでは羽澤の武器であるサーブを攻略、4度のブレークを成功させた。第2シードにふさわしい、堂々たる勝利だった。
■実は全日本選手権の3回戦は鬼門だった。ベストコンディションで臨めないことが多かったとはいえ、昨年まで4年連続ベスト16止まりと不本意な成績が残っている。「壁を乗り越えたい、ここが山場」と臨み、難関をクリアした。もちろん、それだけの土台を作ってきたことも見逃せない。今年はITF3大会に優勝し、最新ランキングは自己最高に迫る374位。今春からATPチャレンジャーに出場する機会が増え、「上の大会に挑むことで成長できる」と実感している。5年越しで越えた8強の壁。ゴールまで一気に走りたいところだ。(秋山 英宏)

【女子ダブルス 準々決勝:佐藤南帆 永田杏里 VS 本玉真唯 瀬間詠里花】
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毎週木曜日に2つのコンテンツがアップされる“TennisOnline”。今年は全国小学生や全日本ジュニアなどの大会が中止となったため、楽しみにしていたライブ配信もなく残念でしたが、10月28日から開催される“第95回全日本テニス選手権”では、2面のコートでライブ配信が行なわれるようで、楽しみにしています。シングルスだけでなく、このような女子ダブルスの試合などを見ることができます。ちなみにこの試合は佐藤・永田の慶應生のペアがプロの本玉・瀬間をファイナルタイブレークで破った試合です。なかなかスリリングな展開なので、是非ご観戦ください。そして全日本もお楽しみに!