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先天疾患がある選手が全豪オープンの予選を突破 [TENNIS IMAGE]

【生まれつき手足の指が少ないイギリスの女性選手の話です】
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ニュースとしてはチョット古い話ですが、ドバイで行なわれた全豪オープンの女子シングルスの予選で3回を勝ち抜き、見事本戦の切符を手にした、20歳のフランチェスカ・ジョーンズに、特殊な境遇であることを始めて知りました。内容を翻訳してみると、彼女が抱えているのは「EEC症候群と呼ばれる遺伝性疾患」というもので、「とても珍しく、症状も多岐にわたる」とされ、両手に親指を含む4本、右足が3本、左足が4本なのだそうです。

【テニスだけでなくスポーツ全体に対する人々の見方や向き合い方を変えたい】
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現在WTAランキングは241位。もちろん今回が初めてのグランドスラム本戦入り。国際テニス連盟のサイトでインタビューを受けている動画が発表され、その中で、幼少期には医師からテニスはできないと言われたこともあったそうですが、逆に「私はそれが間違っていることを証明する」とテニスで結果を残す決意を持ったとのこと。「じっと見られたり、色々質問されたり、同情されることもありますが、反対に嫌がられることもありました」と話します。「他人が自分のことをどう思っているのかを重視したことはない」「私には達成したい大きな目標がある。テニスだけでなくスポーツ全体に対する人々の見方や向き合い方を変えたいと思っている」とも話しています。グリップを細く細工したり、様々なことで自分仕様にしなければならないこともあるようですが、このようなハンディを持っている選手がグランドスラムの本戦に出場するってのは本当に凄いことです。生徒では実際にプレー(練習ですが)している動画もアップされていますので、是非チェックしてみて、これからも応援しましょう。[↓]のインスタグラムからご覧いただけます。
https://www.instagram.com/p/CJ-3VVtDuE5/