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土居諒太クンがNoteでコートの大きさを解説 [TENNIS LINKS]

【土居美咲チャンのお兄ちゃんでテニスコーチの諒太クンが毎週情報を公開しています】
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https://note.com/mr_service_drt
毎週水曜日に“Note”で様々なテニスネタの情報を発信している諒太クン。今週のテーマは「テニスコートの比率(ヤード表記)考えられること」と題して、普段練習や試合などでよく使っているテニスコートですが、実際にどのぐらいの長さで、どのぐらいの比率で成り立っているかご存知でしょうか?と問いかけています。なぜ小数点が必要な中途半端な数字になっているのでしょうか?テニスコートがメートル法が採用されている国ではなく、ヤード・ポンド法が採用されている国で作られたことによります。と註釈し下のコート表記で解説。

【ヤードで表現することで分かり易いコートの大きさです】
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諒太クンの解説は以下の通り。
シングルスコートで考えると、コートの横幅は9に対して、縦の長さは26になり、約1:3の比率になります。このことからテニスコートは縦に長く、横幅が狭いので、サイドを狙い過ぎると簡単にサイドアウトしてしまう可能性が高いと言うことがわかります。これをわからずにサイドアウトを連発することを私はサイドアウト病とよく呼んでいますが、これを解決する方法があります。それは、ネットのセンターベルトを利用する事です。思わず相手側のコートの地面にターゲットを置いて狙いがちですが、それよりももっと近いネットのセンターベルトの上空を狙って打つと、自動的に相手のコートのクロス側にボールが飛んでいきます。もちろんコートの外側から打つときは浅くうたないとサイドアウトしてしまいますが、角度をつけようとする時には、常設物であるセンターベルトを目標に狙う方が明らかに簡単だと思います。何も情報がない中で正確なテニスコートを描くことはできないと思いますが、こうして数字や比率を知ることでテニスコートの仕組みが分かります。その仕組みを頭の中に入れておくと、どういう点に注意すればいいかがわかると思いますので、紙とペンを用意して実際にテニスコートを書いてみるのもいいかもしれません。そしてほんの一例ですが、ネットのセンターベルトを利用してサイドアウトを防ぐと言うことも、テニスコートの仕組みを利用した意識となりますので、参考にしてみてください。

毎週水曜日に更新するテニスネタは非常に興味深く、「ああ、なるほどね」「そういう角度からは考えてもみなかった」などの分かり易い解説で安定感のある連載になっています。深く読むと時間がかかりますが、毎週あっさり読んでみてもいい話題を提供してくれます。