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スマッシュ・2021/8月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(6/21発売のスマッシュ)】
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今月のスマッシュの表紙は、全仏オープンで優勝を飾ったジョコビッチです。ジョコビッチはごれで生涯グランドスタムを2回獲得したことになります。ロッド・レーバーは年間グランドスラムを2回。ロイ・エマーソンも生涯グランドスラムを2回成し遂げています。
右画像は連載の「プロの上達法」今号は望月勇希選手の前編で、回り込みフォアハンドのダウンザラインと両手打ちバックハンドのリターンです。昨年の春に大学を卒業しプロに転向しましたが、コロナ渦の影響で大会が開催されず、もがいている状態だったと思いますが、先々週に行われたギリシアの1万5千ドルの大会で2年ぶり4度目の優勝と復活の兆しがあるようです。より上のレベルの大会で活躍できるように応援することにします。

【今号の巻頭技術モノは«フラットからスピンへ»で安定感を高める】
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1)グリップはセミウエスタン
2)体の前で「横八の字」を書く
3)ラケットは上から引く
4)腰を回すことでラケットヘッドは自然と下がる
5)ラケット面は直前まで下向き
6)斜め上に向かってヒザの曲げ伸ばし
7)手首のスナップでボールをひっかける
8)オープンスタンスなら逆クロスに打つイメージ
などなど10項目のアドバイスで、ストロークに安定感を出すためのスピンの打法についての基本を解説しています。オーソドックスなことですからぜひトライしてみてください。

【技術特集の第2弾は«7色のスライスを操ろう»とマニアックなページ】
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スライスショットですからモデルはもちろんロジャー・フェデラーです。
1)伸びるスライス
2)スローなスライス
3)外に切れるスライス
4)アングルクロス
5)ドロップショット
6)スライスロブ
7)ブロックスライス これが7色のスライスの全貌
スライスというと、どうしてもバックハンドでのショットとイメージしやすいですが、もちろんフォアハンドでも有効的に使える場面が多く存在します。臨機応変に使用することで戦略的にも、幅が広がることに間違いありません。「Chip & Charge」にもトライです。

【錦織圭と西岡良仁/ふたりの「N」の徹底比較】
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先週発表のランキングでは西岡が錦織を抜き、日本人男子選手では1位になりましたが、今週発表ではまた元に戻りました。欧米の選手たちと比較して決して屈強ではない体躯ながら、上位にランクインしているふたりの、それぞれのショットを解説しています。クレバーなふたりの分解写真から盗めることも多そうです。ウィンブルドンでどこまで勝ち進むかにも興味津々です。来週からは寝不足になること間違いなし。