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テニスクラシックが興味深いデータをまとめました [Tennis Books]

【プロ転向後、トップ100位に入るまでの期間】
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https://tennisclassic.jp/article/detail/2757
テニスクラシックが面白い分析をしました。男子トップ20(2021年7月12日付ATPランキング)の選手と錦織圭(67位)が、プロ転向後、何年かけて初めてトップ100にランクインしたのか、また100位以内に入ってからどのくらいで20位以内までランキングを上げたかを調査しています。一覧で作られたリスト、なかなか興味深いモノがあります。

【トップ100に入ってからトップ20に入るまでの期間】
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錦織圭サンのランクインは2006年に1504番からスタートしました。そして08年、デルレイビーチでジェームス・ブレークを破り18歳でツアー初優勝し、この年トップ100位に入りました。が、09年には右ひじの手術などがあり低迷。11年には復帰し25位にまで上がり、12年に18位にまで到達。ケガさえなければもう少し順当だったかもしれません。その後15年3月に自己最高の4位を記録。多くの日本人に勇気を与え、16年にはリオ五輪でラファエル・ナダルを破り、堂々の銅メダルを獲得したのは素晴らしい結果でした。この一覧から見るとシャポバロフとシチパス、アリアシム、フェデラーらの活躍が特筆されますが、トップ20にまで入る(ここでは遅咲きと云われてしまう選手たち)のに時間のかかった選手たちのプレースタイルが玄人受けする選手の多いこと、多いこと、興味深い結果を検証してくれました。現在テニスクラシックは「紙での媒体」ではありませんが、試合結果の報道だけではない編集スタイルに脱帽です。これからも面白い分析結果をお待ちしています。