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2020年度のテニス界長者番付が発表されました [TENNIS LINKS]

【アメリカの経済誌フォーブスが過去1年間を対象としたテニス界の長者番付を発表】
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https://forbesjapan.com/articles/detail/43124
☆1位:ロジャー・フェデラー(40)/9060万ドル(99億5000万円)
フェデラーは今年、生涯収入が10億ドル(税金、エージェント手数料を除く)に達した6人目の現役アスリートとなった。この1年に、テニスの競技以外から得た収入は約9000万ドル。16年連続でこのランキングの首位を維持していることは、驚くことではない。

☆2位:大坂なおみ(23)/6010万ドル(66億1000万円)
大坂がこの1年に競技以外から得た収入は、5500万ドル。今年開催された全仏オープンとウィンブルドンはメンタルヘルスの問題を理由に欠場したが、ナイキをはじめとするスポンサー各社は、今後も大阪を支持する考えを明らかにしている。20社以上あるスポンサーには新たに、パナソニックも加わったところ。

☆3位:セリーナ・ウィリアムズ(39)/4180万ドル(46億円)
世界ランクを現在22位にまで下げているセリーナは、今回の全米オープンに出場しないことで、さらに順位を落とすことになるだろう。だが、20社近いスポンサー企業と契約しており、競技以外からの収入は、およそ4000万ドル(44億円)にのぼる。アメリカで最も裕福なセルフメイドの女性の一人に入るウィリアムズは、自ら立ち上げたセリーナ・ベンチャーズを通じて、スタートアップ66社に出資している。

☆4位:ノバク・ジョコビッチ(34)/3800万ドル(42億円)
競技以外での年収は、3000万ドル(33億円)。東京オリンピックでは準決勝で敗れ、男子テニス選手として初めて、グランドスラムを制覇した年にオリンピックでも優勝する「ゴールデンスラム」を達成することはできなかったが、すでに四大大会のうち3つを制覇。1969年のロッド・レーバー以来となる年間グランドスラムの達成が期待される。

☆5位:ラファエル・ナダル(35)/2700万ドル(30億円)
ナイキやラケットのバボラ、高級ウォッチのリシャール・ミルをはじめ、複数のスポンサー企業と契約するナダルが競技以外で得た収入は、約2300万ドル(25億円)。足裏の骨に問題が生じるまれな病気、ミュラー・ワイス病のため全米オープンを欠場、そのまま今シーズンを終えることを発表したが、パンデミックを巡る状況が改善し、健康状態も回復すれば、再びエキシビションなどで、1回当たり100万ドルの出演料を得るようになるだろう。

☆6位:錦織圭(31)/2600万ドル(28億円)
錦織のランキングは現在、56位にまで落ち込んでいる。だが、競技以外から得た年収は、およそ2500万ドル。東京オリンピックを前に結んだ日本のスポンサー各社との契約により、最も稼ぐ選手の上位を維持している。スポンサーは12社を超えるが、問題は、契約期限が切れる2022年以降だ。

☆7位:ダニール・メドベージェフ(25)/1390万ドル(15億円)
世界ランクが2位のメドベージェフはこの1年に、競技とそれ以外でそれぞれ590万ドル、800万ドルを稼いだ。初のグランドスラム制覇を実現すれば、来年はさらに多くの収入を得ることになるだろう。

☆8位:ドミニク・ティエム(27)/890万ドル(10億円)
ティエムがこの1年に競技以外から得た金額は、約400万ドル。昨年は全米オープンで優勝し、初のグランドスラムタイトルを獲得したが、今年6月のマヨルカ選手権では手首を負傷、大会途中で棄権している。主なスポンサーはアディダス、バボラ、レッドブルなど。

☆9位:ステファノス・シチパス(23)/810万ドル(9億円)
世界ランクを昨年の6位から3位に上げたシチパスは、今年初めてこのランキングでトップ10入りした。テニスで410万ドル、その他で400万ドルを稼いでいる。主なスポンサー企業は、ウィルソン、アディダス、ロレックスなど。人柄が魅力的とされており、専門家の間には、マーケティングにおいては今後、メドベージェフらを超える存在になるとの見方も。

☆10位:アシュリー・バーティ(25)/580万ドル(6億4000万円)
バーティはコロナ禍の2020年、わずか4つの大会に出場したのみ。だが、世界トップのランクは維持している。年収のうち、競技以外から得た金額は約200万ドル。先ごろのウィンブルドンなどで優勝、この1年間の収入は、380万ドルとなっている。

テキストはフォーブスジャパンのサイトを引用しました、また調査方法は以下の通り。
競技からの収入は、2020年全米オープンが開始される8月31日までの12カ月に獲得した賞金。それ以外での収入には、同じ期間のスポンサー収入、出演料、ライセンス収入、手掛けるビジネスで得た利益などが含まれる(金額はいずれも推計)。投資から得た収入は除外しているほか、税金やエージェント手数料などは差し引いていない。