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全米女子決勝は1999年以来の10代対決に [YouTube Tennis]

【レイラ・フェルナンデス(カナダ)は73位の19歳】
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もちろんノーシードのフェルナンデス。モントリオールでフィリピン系カナダ人の母とエクアドル人の父の間に生まれ、レイラがジュニアで結果を出し始めた12歳のときにフロリダに引っ越し、父がコーチを務めています。彼女は2019年の亜細亜大学女子サーキット(2万5千ドル)に出場し、予選の1回戦で敗退という戦績もあり、早速亜細亜大学テニス部のブログでもクローズアップされました。(誰でも最初はサーキットからです)

【そのフェルナンデスの準決勝のダイジェストです】

3回戦以降の全ての試合でファイナル勝ちは本当の実力かもしれません。

【エマ・ラドゥカヌ(イギリス)は150位で18歳/予選からの勝ち上がりです】
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ルーマニア人の父と中国人の母のもとにカナダのトロントで生まれたラドゥカヌは、彼女が2歳のときにイギリスに移住しました。今大会では、プロ化以降でグランドスラムで決勝に勝ち上がった初の予選勝者となりました。何と云っても圧巻のデータは、予選の3試合と本戦のここまでの6試合(合計で9試合)で18セットをすべてストレート勝ちを収めていて、これもまた素晴らしい結果。彼女もまた大器の片鱗がありそうです。

【そのラドゥカヌの準決勝のダイジェストです】

1999年・女子決勝の10代対決は、17歳のセリーナ・ウイリアムスが18歳のマルチナ・ヒンギスを破って初優勝を遂げた歴史的な対戦でした。22年の時を経て女子テニス界に新しい風が吹いています。ニューカマーの名前を覚えるのも大変ですが、ふたりがアジア系ってのも興味深い対戦です。楽しみな決勝は明日(日本時間の12日:午前5時)行なわれます。