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POPEYE Tennis Boy 1980年5月発売号 [Tennis Books]

【学生時代からの友人が断捨離中に発見して持ってきてくれました】
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1980年ですから今から42年前のポパイです。兎にも角にも世の中“テニスブーム”真っ盛りだった頃です。この号のテーマは“こんなテニス・ギャルとペアを組みたい”と、表紙から大胆な提案。これで本が売れたのですから、バブル前のすごい時代ってことでしょう。
右画像がテニス特集の扉ページで“1980・My Tennis Partner”テニスボーイはミニタックのハーフパンツにボウタイで、ウッドのラケットを3本小脇に抱えての登場です。

【この頃のテーマは、ブランドモノをさらりと着るらしい】
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ここで紹介されているブランドは、セルッティー、クレージュ、ジバンシー、ヴェルサーチ、ヴァレンティノ、アルマーニなどなど。ポパイ的には、ルイヴィトン、ディオール、グッチなどのブランドを否定し、当時恐れ多いと云われていたこれらのブランドで敢えてテニスをして汗ダクになろうと啓蒙しています。いったいどれだけのお方が実践したかは分かりませんが、右上のチルデンベストは、V-ゾーンの大きさと色目がオシャレです。

【アフターテニスでミックス・マッチと云うペアなオシャレを推奨】
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テニスギャルとペアを組んでテニスをする。それだけじゃポパイの提案は終わらず、アフターテニスをどんなオシャレをして、どう過ごすかがメインテーマ。「“純白庭球少年・少女”みたいに決めてみよう」と煽っています。よく見えないかもしれませんが右上のカットで左の女の子が履いているのは「コンバースのクリス・エバート」オートグラフモデルのシューズで、ブルーの星がきれいな、当時かなりのレアアイテムでした。

【技術モノもあり“フリーな気分でミックスダブルス”のタイトルで戦い方を紹介】
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戦術とは言えポパイですから“ミックスダブルスでガールフレンドとコミュニケーションを図るのがボクたちの大事な仕事なのだ”となります。また極めつけのアドバイスは「テニスを本当に楽しんでいるポパイ君なら、オリーブがミスをしても「ドンマイ」のひと言で片付けちゃう。そしてオリーブのプレッシャーを少しでも取り除いてあげようとカバーリングに走るだろう」と、1980年代ならではの「テニスファファッションだった頃」を思い出して、懐かしくなりました。このPOPEYEはNOBUの書棚にありますのでいつでも閲覧可能です。