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スマッシュ・2022/5月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(3/21発売のスマッシュ)】
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今月のスマッシュの表紙は男子トップ選手をコラージュしてデザインしています。ジョコビッチがアメリカに入国できなかったことで、マスターズ2大会の“サンシャイン・ダブル”に出場できずランキング1位争いが熾烈になるかと思われましたが、インディアンウェルズでは1位になったメドベデフが早々にモンフィスに破れ1位から陥落、ナダルは肋骨の骨折で6週間のツアー離脱を表明と、やや混沌とした状況になりましたが、アリアシム、シナー、アルカラスなどの若手選手たちにもマスターズ優勝の可能性も出てきていて「誰が勝っても不思議ではないツアーですよ」と云ったメッセージ性を感じる表紙ではないでしょうか?

【今月は1本だけの特集で“テニスの基本5ヶ条”で40ページです】
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大ボリュームの基本編は、先ずはグリップから始まり、フォアハンド、バックハンド、サービス、リターン、ボレーを5つの項目に、それぞれ基本的な5つのアドバイスがあります。講師も増田健太郎さんや、森稔詞さんなどが務め、基本中の基本を伝授してくれます。

【プロ選手に聞いた“こだわりのギア”の後編です】
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田沼諒太さんはテンションを40にして食い付き感を出す。住澤大輔さんはグリップエンドを太くして振り抜きが良くなる。川橋勇太さんは降りやすいバランスを求めスイングウエイトを統一。福田勝志さんは動きやすいようにウエアは少しでも軽い方が良い。今井慎太郎さんは軽いシューズで動きを向上、衝撃対策でソックスは2枚。と皆さんそれぞれにこだわりがあるようです。グリップエンドを太くするのは鈴木貴男さんなどもやっていて小指に力が入るそうです。参考になることも多いので試してみても良いかと思います。

【テニスギア相談所はナチュラルガットについてのアドバイスです】
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ボクが大学生の頃は「シープガット」と羊の腸を縒ったものが製品の主流でしたが、現在は主に牛の腸で作られていて「ナチュラルガット」と呼ばれるようになりました。そしてナチュラルをガットと称し、ナイロンやポリエステルで出来た糸はシンセティックとなり、総称してストリングなのです。ナチュラルは切れるまで寿命が続くので、3ヶ月くらいで張り替えるのがベターとされるシンセティックに比べ単価は高いが費用対効果は高いとアドバイスしてくれています。まさしくそのとおりで、ほぼフラットかスライスのボクは18ヶ月くらい切れずに使うことが出来ます。次の張り替えは是非ナチュラルで。お勧めします。