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15歳の小田凱人クンが車いすテニスでプロ転向 [Tennis Books]

【この春に義務教育を終えて高校に進学しプロに転向した15才は世界ランキング9位】
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https://tennismagazine.jp/article/detail/20233
テニスマガジン・オンラインが中学を卒業したばかりでプロに転向した(そうとは云え国際テニス連盟の車いすランキングで9位と驚きの位置にいる/もちろんジュニアランキングでは堂々の1位)小田クンのオンライン記者会見の様子をレポートしています。

【画像を見る限り、とても15才とは思えない堂々とした風格を感じます】
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【以下本文を引用】
車いすテニスのジュニア世界ランキング1位で15歳の小田凱人(おだ・ときと)がオンラインで記者会見し、プロ宣言した。所属は東海理化。すでにシニアの世界ランキングでも9位につける小田は、この春に義務教育を終えて通信制高校に進学したばかり。「以前から意識していたプロに、本当になれるのか、不安は少なからずあった。ただトップ選手と対戦していく中で、人生をかけて本気で戦っている姿を見てきて、(プロになるのは)年齢に関係なく必要だと感じた」という。この4月からの進学で、テニスにより多くの時間をあてられる環境ができたこと、スポンサーを含め周囲の大きな支援を得て、専任コーチと二人三脚で世界で活動していく環境も整ったことから大きな一歩を踏み出した。しっかりとした言葉でプロとしての決意を述べていく中では、「障害のある人でも活躍できる世の中へ」「病気と戦う人を応援したい」という思いも言葉にした。
 小田は2006年5月8日生まれ、愛知県出身。9歳のときに、左股関節に骨肉腫を発症し、車いす生活になった。主治医にリハビリのためスポーツをすすめられた中で、「びびっときた」のがテニス。そして始めるにあたって見た競技映像で、車いすテニス界のレジェンドである国枝慎吾の姿に魅かれたという。今年1月のメルボルン車いすオープン準決勝で、その国枝と初めて対戦し、6-7(2) 6-7(1)の接戦で敗れた。「これまでの経験が最後に出た試合。負けたからこそ学ぶことが多かった」と小田は振り返る。今週はポルトガルで開催されているワールドチームカップでプレーし、その後は5月末のフレンチ・オープン車いすテニス部門に初出場。同大会は今年、8枠から12枠に増枠され、大きな機会を得た。プロとしての戦いは世界で始まる。

15才でプロに転向し、このバックバナーのような企業がサポートしてくれている環境には驚きを隠せません。彼が今後どこまで行くのか?またひとつテニス観戦の楽しみが出来ました。ちなみに車いすテニスの世界ランキング1位の最年少記録は、イギリスのアルフィー・ヒューエットの持つ20才1ヶ月23日。先ずは国枝慎吾を上回る活躍が必須条件ですので、大いに注目していきましょう。この少年の名前は“小田凱人(おだ・ときと)”です。