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国際テニス連盟のWorld Champion Awardでした [TENNIS IMAGE]

【2021年度のシーズンで最も活躍した選手を表彰するセレモニーがパリで】
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国際テニス連盟が主催するの晩餐会「ワールド・チャンピョンズ・ディナー」は400人のメンバーを集め、パリで開催されました。男子はノバク・ジョコビッチ、女子は引退を表明したアシュリー・バーティー。その他ダブルスは、東京五輪の金メダリストに。そしてジュニアの男女に、車いすでは国枝慎吾と女子はオランダのデクロート、クワッドは豪州の英雄アルコットが受賞しました。偉大なる選手たちに拍手です。

【最高表彰(フィリップ・シャトリエ・アワード)はスタン・スミスに授与されました】
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東京で行なわれた“第1回目のツアーファイナル”の優勝者であるスタン・スミスさん。優勝直後のインタビューで「この後兵役に向かう」とコメントしたのを良く覚えています。その彼も今は75才。今の人達は、アディダスのシューズの名前でしかありませんが、落ち着いた態度とポーカーフェイスで知られ、きれいなフォームからのサーブアンドボレーはファンを魅了しました。全米オープンとウィンブルドンで優勝した他、ボブ・ラッツとのコンビで5つのグランドスラムタイトルも獲得しています。特筆されるのはアメリカのデビスカップ選手として、単複で35勝7敗。メンバーだった10年間に7回もアメリカの優勝に貢献しました。引退後は全米テニス協会の選手育成プログラムに携わり、2011年には国際テニス殿堂の会長に就任し、今もお元気な様子。引き続きご活躍ください。

【グランドスラム優勝25回の国枝慎吾が9度目の年間1位を達成】
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2021年の活躍として、セットを落とすことなく東京パラリンピックで金メダルを獲得したこと。その後の全米オープンで25個目となるグランドスラムタイトルを獲得したことがレポートされています。国枝さん本人も「再び世界チャンピオンに戻って来られたことをうれしく思います」「車いすテニスが多くの人にとってより見近なものになれるよう、私はテニスのレベルを上げて行きます」とコメント。何とグランドスラムでは単複で46のタイトルも持っています。37才の挑戦はまだまだ続きます。がんばってください。応援しています。