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亡き織田和雄さんの著書“天皇陛下のプロポーズ” [Tennis Books]

【昨年おなくなりになった織田和雄さんの著書を読み直してみました】
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時々テニスのお供をさせて頂き、NOBUにもよくお越しいただいた織田和雄さんが、昨年11月にご逝去されました。高校生の時から約50年に渡り、テニスと私生活で本当にお世話になりました。先日、お元気だった頃に小学館から上梓された「天皇陛下のプロポーズ」を読み返し、織田さんらしいオシャレで何事にも興味を持ち、持論を展開する大先輩の人となりを思い出させて頂きました。とても残念ではありますが、織田さんからいただいた様々なアドバイスをこれからの生活に活かして行きたいと思います。

【お元気な頃の織田さん】
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プロフィルは上記の通りで、2010年に石黒修さんとペアを組んで、全日本ベテランのダブルスで準優勝の経験もお持ちです。60才を過ぎた頃でもジャンピング・オーバーヘッド・スマッシュをきれいなフォームで打たれた時は度肝を抜かれた事を思い出します。

【織田さんと陛下の写真などがアルバムに】
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この本は、太平洋戦争が終結し、日本が復興を遂げつつある時代に青春期を過ごした、上皇陛下と織田さんの関係から、御成婚、そして天皇陛下を退位するまでを9章に分けて編集されています。読みやすい文章で皇室のことなども多く記され、古き良き昭和の時代を感じました。負け審で足を組んで審判台に乗る陛下の写真や、関東学生新進戦のシングルスで優勝経験のある美智子妃殿下のことなど、今まで知り得なかった事実がきちんと、当時のメモに基づいて、丁寧に書かれています。是非ご一読を。