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全豪オープンのプログラムです [Tennis Books]

【全豪オープンのプログラムをいただきました】
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152ページに及ぶ大会プログラム。グランドスラムのプログラムはどの大会でも分厚い、ボリュームのあるものです。全豪では前年度優勝者をリスペクトしてナダルとシフォンテクを表紙に登場させました。プレーではなく、ガッツポーズなのが心を沸き立てます。

【前年度のチャンピオンを掲載】
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男女単複、ミックス、車いす、クワッドの単複、そしてジュニアの単複の2022年の優勝者を見開きで紹介しています。アシュリー・バーティーがこの優勝の直後に引退したのは衝撃的でした。ジュニアで単複に優勝した“ブルーノ・クズハラ”は現在ATPランキング625位。現在はフロリダにあるUSTAのナショナルキャンパスでトレーニングをしながら、ITFのサーキットを転戦しています。将来が楽しみなブラジル出身の日系人です。

【男子テニスの潮流を解説】
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今年の優勝はジョコビッチでしたが、ナダル、アルカラス、メドベデフらの男子テニスのトップが今年はどんな結果が出てくるのかを巻頭のコンテンツに持ってきました。

【去年の全豪で一番盛り上がったコキナキスとキリオスのダブルス優勝】
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今年はリンキー・ヒジカタの優勝で2年連続のオーストラリア勢の快挙にメルボルンを賑わせましたが、彼の両親は日本人で、お父さんはテニスコーチ。息子のテニスのためにオーストラリアに移住し、豪州籍としてプレーすることになりました。日本語表記は“土方凛輝”。神戸チャレンジャーに出場していたのですが、2回戦で敗退してしまったため、取材するタイミングを逸してしまいました。次回は逃さず、レポートします。

【欠場はしましたが、大坂なおみはメルボルンのアイドル】
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ご懐妊を発表した、お騒がせ女子のなおみチャン。大会側からしてみたら、なおみチャンの特集ページを作るのは定石のこと。開催前に主催者がコンタクトが取れず、躍起になっていた矢先のご懐妊告知で、物事は収まりましたが相変わらずやってくれます。無事に出産してまたテニス界に戻ってきてくれることに期待しましょう。

全豪オープンのプログラム、選手紹介は何と男女ともにそれぞれ50人ずつ。プロフィルを書くにも大変な労力が必要で、この本を作るために1年をかけているんだと、つくづく思ってしまいました。素晴らしいページネーションで、今年も楽しく読ませて頂きました。