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スマッシュ・2023/6月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(4/21日発売のスマッシュ)】
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今月のスマッシュの表紙はシチパス。現在のランキングは、ジョコビッチ、アルカラス、メドベデフ、ルードに続く5位。6位のルブレフとは1.000ポイントの差があり、1位のジョコビッチとは2.000ポイントの差と言う微妙なポジションですが、メドベデフ、ルードとは50ポイント以内の差なのでクレーコートシーズンを上手く戦えば3位上昇は圏内で、編集部としては期待を込めた表紙抜擢かもしれません。
右画像は連載の「プロの上達法」に登場した“相川真侑花”さんです。全国小学生大会に優勝した後にアメリカにテニス留学をした関係で知名度はあまりありませんでしたが、現在は日本を拠点に大会を回るようになり日本国内のランキングも16位にまで上げてきています。そんな彼女のサーブとバックハンドが今回(前編)のショット向上法の紹介です。

【巻頭の技術モノは“スライスサーブを手に入れる”です】
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相手を崩せるスライスサーブと銘打っています。解説ではスタンスから、トスアップ、テイクバック、ラケットダウンと振り出し、インパクトと身体の開き、スイング方向、プロネーションとフィニッシュそして最後にレベルアップの練習法と云う段階的レッスンで構成されています。テニスでは唯一自分から打てるのがサービス。フラット、スライス、スピンと使い分けて試合を有利に進めたいのがポイントですね。うまく行けばですが…。

【技術モノの第2弾は“一気に形成を逆転できるトップスピンロブ”を習得する】
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ロブと云うと守りのショットのように見えますが、攻めるロブがこのトップスピンロブです。ネットに出てきた相手に先ずは沈めて1stボレーを打たせ、詰めてきたところで使う攻めるロブがポイントで、どう打つかを徹底解説しています。最後には練習法を4種類紹介していますので参考にしてみてはいかがでしょう。
ボクがよく使うのはパスを打つと見せかけて、しっかり踏み込んでフワッと上げる低めで深いロビングです。相手が「チっ」と言ってネットでも叩いてくれれば、快感です。

【ダブルス新常識はローボレーをミスせず返球する方法/これは必見です】
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片山翔さんと江原弘泰さんの元全日本選手権ダブルス優勝ペアが教える連載も14回目になりました。ページの下の分解写真は本当に学ぶことが多いきれいなローボレーのフォームです。江原さんのフォロースルーの左手、片山さんのテイクバック時の左手の使い方、インパクトへの左ヒザの使い方はお手本中のお手本。良い感じです。ありがとうございました。