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ATPランキングとITFランキング [TENNIS IMAGE]

【日本人ATPランカーは24人になってしまいました】
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昨日このグログで紹介したように世界のランキングシステムが「ATPランキングとITFランキング」の2種類になりました。昨年の大晦日にATPが発表したのは新しいポイントシステムによるランキングで、昨年2万5千ドルのフューチャーズで決勝に進出した選手に優勝/3ポイント、準優勝/1ポイントの点が考慮され計上された選手がATPランキングに載ることができました。但し今年の2万5千ドルの大会で同様の結果を残さなければ来年への繰り越しはなくなります。下位3人の野口莉央、福田創楽、今井慎太郎は準優勝での1点のみ、望月勇希、斉藤貴史は優勝だけの3点で、全てがフューチャーズでのポイントなので2020年以降は換算されません。なかなかシリアスなポイントシステムになりました。

【斉藤貴史の場合】
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斉藤は昨年の軽井沢フューチャーズで野口莉央を決勝で破り優勝。結果3点を持ってATPランキングに名前を残しました。野口もその時の1点が計上されています。

【過去最高で2.000人いたATPランカーが678人に削減されました】
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この画像がランキング表の最後。すごいリストラ(?)です。ここに2020年から始まるポイントシステムで、推測ですがランカーは500人以下に縮小されるのは間違いありません。

チョット見方を替えますが、昨年プロに転向して昨年10月に自己最高の345位を記録した清水悠太(今週発表では486位)の昨年1年間の賞金獲得額は日本円にして約220万円也。プロ2年目で昨年12月に自己最高の186位を記録した綿貫陽介(今週発表では192位)の昨年1年間の賞金獲得額は850万円。間をとって、一昨年8月に自己最高の238位を記録した高橋悠介(今週発表では344位)の昨年1年間の賞金獲得額320万円。つまり300位以内でないと賞金だけでは生活していけないのが現在の男子プロの現状となるわけです。よってATPの今回のポイントシステム再構築は、食べてはいけないのにプロとして活動するのは如何なものか?と問題提起した上での変更なのかもしれません。

【ITFランキングの日本人選手のページ】
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こちらは昨年、ITFの大会だけでポイントを取得した日本人選手のランキングです。昨日も説明しましたがこのランキングで上位にいることでチャレンジャー大会の本戦に出場する権利が発生したりするので、これからの選手はまずこの位置で(ITF大会でポイントを稼ぎ)いかに上に行けるかがとても重要なことになります。

【実例は先週行なわれたベトナムでのチャレンジャーのドローです】
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ドローを良く見てください(クリックすると拡大されます)。ITFの枠を清水悠太がうまく使って本戦ダイレクト。ポイントの足りなかった上杉海斗が予選を勝ち上がって本戦入り。残念ながらふたり共に1回戦敗退でしたが、ATPの大会でも、ITFランキングにはこのようなチャンスが潜んでいるのです。

【ここにランクされた誰にでもまだチャンスがあります】
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これがITFランキングの最後尾で3.447位までの選手が掲載されました。ここまでの選手全員にトップランカーになれるチャンスが与えられています。小さな夢、大きな希望を持ってグランドスラム出場、トップ100入り、トップ50入り、そしてトップ10入りに向けてがんばって欲しいと思っています。そんなにシステムが変わってもグランドスラムのドローは128で変わりません。問題はプロセスが変わっただけ。選手の皆さん、そして未来を夢見るジュニアたち、ドンドン挑戦して行ってください。

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世界ランキングのシステムが変わりました [TENNIS IMAGE]

【フューチャーズという名称のトーナメントが消滅し、
 チャレンジャー大会以上でないとポイントを取得できなくなりました】
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2019年からランキングのシステムが変更になり、「ATPランキング」と「ITFランキング」というふたつのランキング制度になりました。この表で分かる通り、昨年までフューチャーズと呼ばれていたトーナメントは「ITFサーキット/正式名称は、ITF World Tennis Tour」となり、今まではフューチャーズの1回戦で勝利すれば得られた「ATPポイント」は与えられなくなり、ATPのツアー大会か、チャレンジャー大会以上で1回戦を突破して初めて「ATPポイント」を取得できる狭き門になりました。但し特例で、今年の2万5千ドルの大会に限り、決勝に進出したふたりだけに「ATP(優勝/3、準優勝/1)ポイント」が与えられます。まあこれは導入元年の産物ともいえるでしょう。

【ポイント制度はこのようになります】
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昨年と今年のポイントの比較です。今までは2万5千ドルのフューチャーズで優勝すれば27ポイントだったのに対し、今年は3ポイント。そして2020年からは優勝しても「0ポイント」という制度になります。では選手たちはどうやって世界に出て行くのか?

【チャレンジャー大会の仕組みが大幅に変わりました】
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今までのチャレンジャーは32のフルドローで予選は2回勝ちの4人が本戦に上がれるスタイルでしたが、今年から48ドローになりました。その内容も「ITFランキング」上位4人にはITFスペースが設けられていて、予選にはITFランキング上位者だけが出られると云う形に変わりました。つまりATPポイントを持っていないジュニアや若手が「ITF World Tennis Tour」で勝ち上がり、ポイント上位に上がってくれば、必ず4枠のITFスペースでチャレンジャーの本戦にダイレクトで入れるということになります。チャレンジャーの狭き門に風穴が空いたアローアンスが設けられたと考えるべきかもしれません(但し、チャレンジャーの本戦で1回勝たないとATPポイントを取得することはできませんが…)。

【そしてジュニアにも大きなチャンスが回ってきます】
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これは今年からの「ITF World Tennis Tour」の出場枠の表です。出場するのに基本的にATPポイントは参考になりません。よってランキングを落とした選手がここに戻って来てポイントを取得すると云うシーンがなくなります。純粋にITFランキングを上げてチャレンジャーへの挑戦権を得るという仕組みになるということです。そしてジュニアランキングでトップ100に入る選手にも5枠のジュニア枠が必然的に設けられ、大人のトーナメントがより近くなると云う仕組みになりました。

【ITF World Tennis Tourのポイントブレークダウンの表】
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ITF World Tennis Tourでは大会のカテゴリー毎にこのようなポイントを取得できるようになりました。こちらも従来通り、本戦で1回勝たないとポイントを取得できないシステムになっていますが、予選を1回勝った選手に1ポイント与えられるようになりました。なんだか面白いスタイルで、大会の回り方によってうまく取得できる方法もありそうです。

ちなみに女子はほとんど変化はありません。1万5千ドルの大会だけはWTAポイントを取得することができなくなりましたが、日本国内で多く開催されている2万5千ドル以上の大会では従来通りの方法でWTAポイントが得られますので念のためお伝えしておきます。

明日は、このランキングシステムを導入したことでどんなことが起こっているのか?日本人選手にどのような変化が表れたのか?具体的に検証してみようと思います。

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全豪オープンの報道は“日刊スポーツ”が奥深い [Tennis Books]

【日刊スポーツのWebで3回に分けての企画ものがアップされています】
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https://www.nikkansports.com/sports/tennis/news/
日刊スポーツとしては特集ページをビジュアル化して構成しています。担当の吉松記者によると、目の肥えたファンには周知の内容ですが、テニスをあまり知らないが興味のある方々に見た目で分かるものにしました。とのこと。開幕を前(今日から本戦ですが…)に、全豪オープンをより楽しく観戦するためのアドバイスがここにあります。

【錦織圭が倒すべき5人の強豪/4大大会制覇への道】
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このページでは「倒すべき5人の強豪」として、ジョコビッチ、ナダル、フェデラー、ズベレフ、デルポトロの5選手を紹介。各選手の経歴とストロングポイント、圭さんとの過去の対戦の詳細などをレポートしています。悲願のマスターズ大会、4大大会の優勝に向けて…。

【大坂なおみが倒すべき5人の強豪/4大大会制覇への道】
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このページでは「倒すべき5人の強豪」として、ハレプ、ケルバー、スビトリナ、プリスコバ、セリーナの5選手を紹介。各選手の経歴とストロングポイント、なおみチャンとの過去の対戦の詳細などをレポートしています。ドローでは、順当に勝ち上がれば、3回戦で謝淑薇、4回戦でセバストワ、準々決勝でスビトリナ、準決勝でハレプ、決勝でケルバーと対戦予定。グランドスラム連覇に向けて仕上がりは上々のようです。

【「殺すくらい鍛えて」中尾・元トレーナーが錦織圭を語る】
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昨年まで6年間、専属トレーナーを務めた中尾公一さんが、圭さんの身体についてインタビューに答えています。中尾さんが驚いたこと「教えたことが、すぐにできた。これはすごいこと」そして理学療法士オオハシ氏に「殺すぐらい鍛えてほしい」と伝えたとのことです。そして「今までのケガを再発させないこと。そして加齢に負けない身体維持をすること」が課題だと話しています。非常に興味深い内容ですので是非ご一読ください。そして大会期間中も要チェック。勝ち負けだけでないレポートが掲載されるでしょう。

全豪オープンが始まります [TENNIS LINKS]

【今年最初のグランドスラム/全豪オープンは明日開幕】
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https://ausopen.com/
ブリスベンで3年ぶりのツアー優勝した錦織圭サンは、準々決勝でジョコビッチと対戦する山に入りました。シード順で順当に行くと準決勝の相手はズベレフというドローです。ドローだけを見ると4回戦までに強敵と思われる選手はいなさそうなので、序盤をストレートセットで退け、体力を温存してでのジョコビッチ戦に臨みたいところ。現地からの様々な報道をチェックしていてもかなり調子は良さそうなので、今大会こそ、初のグランドスラム優勝に向けて応援したいと思います。

【2年ぶりのグランドスラム本戦出場を決めた土居美咲】
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メルボルンで取材中のカメラマン「佐藤ひろし」さんから喜びの1枚が送られてきました。ここ数年、ランキングも低迷して、ITFのサーキットなどを回り、一時は引退を考えた時もあったようですが、厳しい予選を3回勝ち上がっての出場権の獲得。ライブスコアで応援していて、勝利のあとに思わずメールをしたところ「ありがとうございます!めちゃくちゃ嬉しいです!本戦でも頑張ります」とすぐさま返事が返ってきました。ここからまた「トップ30」復帰を目指してがんばってください。

【伊藤竜馬も3年ぶりに本戦出場】
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こちらも佐藤ひろしカメラマンからの写真です。竜馬の予選決勝の相手は第1シードの選手。ファイナルセットで今年から導入された、6-6後の10ポイントのマッチターブレークを「10-3」で振り切り、見事に本戦出場を決めました。

シングルス予選は男女それぞれ「16」枠を目指して128選手が出場。この結果、日本勢は男子シングルスはダイレクトインの錦織圭、西岡良仁、ダニエル太郎と予選上がりの伊藤。女子シングルスには大坂なおみと土居が出場。出場全選手に好結果あれ!

有明五輪会場は来年3月完成予定に [TENNIS IMAGE]

【今年7月の完成予定が8カ月遅れるそうです/東京都財務局】
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http://www.zaimu.metro.tokyo.jp/kentikuhozen/tokyo2020/tennis/index_tennis.html
東京オリンピック・パラリンピックのテニス競技の会場である「有明テニスの森公園」の工事が建設会社の経営破綻(エム・テック社)で中断していることは既にこのブログでも紹介しましたが、昨日、東京都の発表で、ファシリティー全体の完成が、今年7月末の予定が、8カ月遅れになるとのことです。東京都は「楽天オープン大会とテスト大会となる全日本テニス選手権の開催に影響がないようにする」とコメントしたそうです。となると、改修中のコロシアムと、5.000席、3.000席のスタジアム、および試合用の16面、インドアコートは、今年の秋までには出来上がるということなのでしょうか?そもそも経営破綻した会社に対する発注は「テニスコートの造営とサーフェスまでの完成、および照明灯の設置」までで、建物関連の発注はしていないので、従来「Aエリア」と呼ばれていた(全日本などで使う16面の部分)ところは完成させるつもりなんでしょうね。まだまだ予断は許せませんが、何とかしてくれることでしょう。

【東京都財務局のサイトから空撮画像をチェック】
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昨年12月に空撮された画像です。高速道路の北側には5.000席のスタジアムが施行中であるイメージを見ることができます。確かに「Aエリア」が手つかずな感じも分かりますね。

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アンディ・マレーが全豪で引退する可能性 [YouTube Tennis]

【涙の会見となったようです】
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https://www.atptour.com/
アンディ・マレーが、全豪の会場で記者会見し、来週からに開幕する全豪オープンが現役最後の大会となる可能性があるとコメントしました。故障を抱えている右のお尻の痛みが原因とのことです。マレー自身は7月のウィンブルドン出場を望んでいますが、それができることなのかはまだ分からないと話しました。2012年の全米、13、16年のウィンブルドンとグランドスラムを3回制し、ロンドンとリオのオリンピックで2連覇したビッグ4のひとりでしたが、昨年1月の手術以降、現在のランクキングは230位。「まだある程度はプレーできるが、自分が思っているレベルではない。痛みに本当に耐えられないんだ」と涙ながらに話しました。全豪の1回戦の対戦相手はロベルト・バウティスタ。現地ではジョコビッチを練習するシーンなども映像で見ましたので、良い状態で戦って欲しいですね。

【マレーのベストショット集】

アンティシペーションが良いのと、足が速い!

【この試合は本当にすごかった】

この試合はナマで見ましたが、マレーの底力を感じました。
引退は残念ですが、選手にとってはいつか来るとき。次にどこで合えるか楽しみです。

今年のホップマンカップもスイスが優勝 [YouTube Tennis]

【フェデラーとベンチッチのスイスチームが連覇を果たしました】
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全豪オープンに先駆けて行なわれる、国際テニス連盟の男女2人チームでの国別対抗戦「ホップマンカップ」。恒例のパースでの決勝でスイスがドイツを2勝1敗で下し、昨年に続き優勝を果たしました。スイスは第1試合でフェデラーがズベレフをストレートで下し、第2試合はベンチッチがケルバーに破れるも、勝敗を決めるミックスダブルスでセットオール後のファイナルタイブレークの1本勝負(このエキシビションにだけ作られた特別ルール)となり、スイスが勝利をおさめました。

【このミックスダブルスに対する4人の集中力と気合いが凄まじい】

いや〜〜、エキサイティングマッチでした。

次期アメリカ・デ杯監督はマーディー・フィッシュに [TENNIS LINKS]

【TENNIS.COMのサイトで発表されました】
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http://www.tennis.com/
昨年のデ杯準決勝でクロアチアに敗れたアメリカ。チームのキャプテン“ジム・クーリエ”で、パトリック・マッケンローのあとを継いで8年間チームを率いましたが、今回の敗戦で辞任。その後のインタビューで「選手の年齢に近い人」が適任ではないかと発言し、後任に注目が集まりました。USTAはこの提案に従い“マーディー・フィッシュ”が新監督に決まりました。日本チームの岩渕聡監督の選任をほぼ同じようなスタイルです。昨日の発表を受けてフィッシュは「自分にとっては夢のような仕事で、非常に光栄に思う」とコメント。

【テニスチャンネルのニュースコメントでは】
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既にメルボルン入りしているテレビクルーは、リンゼイ・ダベンポートと、ジミー・アリアスがコメンテーターとして登場し期待度の高さを話し、讃えています。
フィッシュは1981年生まれの37才。ミネソタ生まれのフロリダ育ち。2000年にプロに転向し、02年からアメリカデ杯チームメンバー入り。03年にツアー初優勝を果たし、04年アテネ五輪で銀メダルを獲得。ツアー優勝はシングルスで6勝、ダブルスでは8勝(主にジェームス・ブレーク、アンディー・ロディックと組んでいました)。自己最高ランキングは2011年8月に7位を記録。そのご心臓疾患などを患い、15年の全米オープンで引退しました。その後ジャック・ソックらのコーチや、ESPNでコメンテーターのお仕事などもしていたようです。ちょっと楽しみですね。

1974年・国民体育大会のお土産 [Tennis Collection]

【1974・茨城国体/庭球競技プログラムの表紙】
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1974年の秋、茨城で開催された国民体育大会テニス競技の少年の部に出場しました。国体は団体戦で、まずは関東で予選があり、それを勝ち上がり本戦に出場しましたが1回戦で敗退という結果でした。大晦日に実家で倉庫の片付けをして出て来たお宝の「国体版」です。

【この国体に出場した参加者全員に配布されたタオル】
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ちょっと汚れがありますが、未使用のスポーツタオルです。

【Futabaya製の手鏡】
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インターハイで河崎ラケットからいただきましたが、国体ではフタバヤからのプレゼント。これもしまっておくのはもったいないので、今日店内にディスプレイしました。

【「青は空から、緑は大地から」がキャッチフレーズでしたね】
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国民体育大会の文字をうまくジャガードで出しています。生地もしっかりしていて、立派なタオル。茨城県という漢字での開催地名入りも44年前ならではという解釈で…。

【テニス競技出場者全員にプレゼントされたラケットカバー】
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メーカーロゴとか入っていませんから当時はかなり貴重だったと思います。人の形もドットで表現していたりと、デザイン的にも優れモノのプレゼントでした。

【Kawasaki Racketからはジャガードのタオルをいただきました】
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第29回国民体育大会の文字は凹凸で仕上がっていて、コストもかかったでしょう。引き算をすると国体は第2次世界大戦の終戦後すぐに開催されたことになります。調べてみると、戦後の混乱期の中で国民に希望と勇気を与えるため、1946年に第1回大会がスタートしたと記されていました。そしてこの至って昭和な名称も、2023年からは「国民スポーツ大会」と名称が変更されます。これでもまだ平成ですけどね…。

【オニツカ・タイガーのシューズケース】
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こちらはインターハイと同じバージョンの国体版。たくさんいただいたのに、まだ10枚くらいストックがありましたから配りきれなかったのでしょう。

【Futabayaからのスポーツタオル】
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Sportsの文字が誤植ですが、いただきモノなので文句は云えません。
当時の国体頃は、まだまだプロなんてのがピンと来ない時代でしたから、ユニフォームを着て歩いていると地元の女子中学生とか高校生から「サインください」なんて云われたりして気恥ずかしかったのを覚えています。2日に渡って昔話で恐縮です。

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1974年・全国高校総体のお土産 [Tennis Collection]

【大晦日に実家で倉庫の片付けをしていたら、お宝がごっそり出てきました】
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昭和49年夏の福岡で行なわれたインターハイのシングルスに出場しました(結果は2回戦で準優勝した柳川の黒田さんに負け/優勝は福井烈さん)。その時に会場のメーカーブースでいただいたタオルなどの小物が当時の袋に入ったまま、きれいにダンバールに入っていたので、持ち帰ってきての撮影です。これは大会プログラムの表紙です。

【Futabayaからのスポーツタオル】
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当時のラケットメーカー(当たり前ですがウッドのレギュラーサイズの時代です)と云えば、FutabayaとKawasakiが2大メーカーで、多くの高校生はどちらかのラケットを使っていました。そのFutabayaのブースでいただいたのがこの1枚。さすがにその後、あまりにもったいなくて、使えませんでした。

【同じくFutabayaからのラケットケースとポーチ】
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これは今見てのなかなか斬新なアイディアをラケットバッグとポーチにデザインしています。1974年のインターハイと入っているので、これもお宝で使っていませんでした。

【Kawasakiラケットの手鏡】
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30センチの手鏡で、鏡面には手書き漢字で“74”全国高等学校選手権大会”と書かれています。これはお蔵入りするのももったいないのでお店にディスプレイしました。

【美津濃製スポーツタオル】
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全競技をカバーするミズノさんもブースを出していました。
いただいたのは、この大きなタオルです。

【Kawasakiラケットのラケットカバー】
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このラケットカバーは1970年代にテニスをしていた人にとって“オオ懐かしい”と思われれるデザインのものです。当時Futabayaはゴールデンショットかウイニングショット。一方のKawasaki Racketはオールマン、グランドスラム、スーパーリースなどの機種が人気でした。そしてKawasakiブランドにはこのカバーが定番でした。

【オニツカ・タイガーのシューズケース】
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ボクらの頃はキャンバズ素材のアッパーで、ヘリンボーンのゴム底が主流でしたから、この大きさで充分。ブースでは好きなだけ持って帰っていいよと云われ、後輩へのお土産はこれで充分でした。関門大橋と太宰府がモチーフされています。

【インターハイ出場全選手に配布されたバスタオル】
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これらをすべていただけたのですから、44年前のあの頃は良い時代でした。

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新春恒例「とんねるずスポーツ王は俺だ2019」 [YouTube Tennis]

【番組ホームページはこちらです】
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https://www.tv-asahi.co.jp/sports_king/#/

【いつまで見られるか分かりませんが、今年のバージョンをアップします】

毎年恒例の新春スポーツ番組です。今年はテニスが最初に登場。
ダニエル太郎チャンが初出場です。

【後半戦はこちら】

個人的にはホールインワンを狙うゴルフが面白かったですね。
リンク切れになったらゴメンナサイ!

【で、公式サイトからの動画はこちらです】

こちらはたぶん切れないでしょう(テレビ朝日公式チャンネルより)

カップヌードル・謹賀新年のコマーシャル [YouTube Tennis]

【圭さんとなおみチャンを擁するカップヌードルからの謹賀新年の動画です】
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https://www.youtube.com/channel/UC_Mqb6toM3tO8aAD6Q5HXvA?app=desktop

【最後は「一富士 二鷹 三茄子」と初夢の縁起物が大集合】

テニスクラシック・2019 /2月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(1/5発売のテニスクラシック)】
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今月のテニスクラシックの表紙はロジャー・フェデラー。昨年のレーバーカップのヨーロッパチームのユニフォームでの登場ですが、この表紙ではチームのロゴを加工しています。
右ページはインフォメーションボックス。NOBUの37周年記念フェアーの告知をしていただいています。その他にもROAD TO WIMBLEDONの開催告知だどなど情報満載です。

【巻頭は、やっぱりフェデラーになりたい】
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巻頭の22ページを使って“やっぱりフェデラーになりたい”を2度の対戦経験のある鈴木貴男さんの解説で構成しています。多くのトッププロ選手たちにとっても憧れの選手であるフェデラー。マニアの皆さんは全部暗記して次のテニスに備えましょう。

【ATPツアーの今年の展望】
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今年のツアーの主役は誰になるのか?昨年はシチパス、シャポバロフ、デミーノらの台頭、もちろんジョコビッチ、ナダル、フェデラー、ズベレフ、デルポトロ、ティエム、らの強豪と云われるトップがいて、日本人選手ではダニエル太郎、西岡良仁のツアー初優勝などもあり、今年のツアーも見逃せません。

【連載のプロの逸品はティエムのサーブ】
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辻野隆三さんの解説による“プロの逸品”今号ではティエムのサーブをピックアップしています。とても跳ねるスピンサーブの打法をアドバイスしています。こりゃ筋力が必要です。

【小堀桃子さんの連載が始まりました】
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トップジュニアからプロ転向した細身の桃ちゃん。現在はグランドスラムの予選にかかるかかからないかくらいの256位。バランスの良いグランドストロークで徐々にランキングを上げて来ています。連載の第1回目では、2種類のフォアハンドストロークを解説しています。ジュニアの選手にとっても分かりやすいフォームですから是非参考にしてください。

【選手たちの最新裏情報が満載の特トピ】
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国際テニス連盟の2018年世界チャンピオンはジョコビッチとハレプ。ハレプは東京五輪の開会式でルーマニアの旗手になりたいとか?2021年からのツアーファイナルは日本で開催か?東京五輪に出場するにはリオ五輪以降3回のデ杯に出場しなければならない義務がありますが、フェデラーと圭さんはまだそれを満たしていません。そこでITF会長のハガティー氏が例外があるかもしれないと発言?もう一度日本国内でフェデラーを見ることができるのか?こちらも興味津々です。

時々ボツになることもあるサンプル作成 [Custom Made]

【カスタムメイド制作の場合、サンプル作成は必須の場合もあり】
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今年からお取り引きが始まった「横浜スーパー・ファクトリー」さん。初年度はスタッフ用のウエアを夏物と冬物の2回を納品させていただきました。どうしてもジャケットが欲しいというリクエストで、このようなストレッチ素材のアイテムのサンプルをお作りしたのですが、やはりコットン素材の長袖 T-シャツのほうが良いということになり、このサンプルはお蔵入りしてしまいました。ただ大切なのはこういった目に見える基を作ることにより、次の可能性が出て来るということです。「そう云えばあの時に作ったサンプル、かっこ良かったよね」とか、プレーンなモノから、マニアックなものへと見方によっては変化が必要な時も将来的にはある訳で、このようなサンプル提案はボツになっても、次回に向ける布石として非常に有意義な形でもあります。NOBUでは1点からの制作はもちろん、サンプル提案もお引き受けしますので何なりとお申し付けください。
皆さまからのお問い合わせを、心よりお待ちしています。

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コートのある風景/Naples・フロリダ [TENNIS IMAGE]

【ゴルフコースの中に1面だけのテニスコート】
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錦織圭さんが拠点にしているブラデントンのIMGアカデミーからメキシコ湾を南下するとネイプルスという街に着きます。ここからフロリダ半島をまっすぐに東に行くと「ビッグサイプレス国立保護区」というワニが群生している大きな沼地を通ってマイアミにたどり着く「通称・アリゲータ・アレイ」という国道75線の起点にあたるところです。ここネイプルスは1990年の全仏オープンチャンピオンでエクアドル出身のアンドレス・ゴメスがアカデミーを開いているところでもあります。

【そんな街のゴルフコースの中で見つけたテニスコート】
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滞在中の朝の散歩で見つけたコートです。フロリダのコートはフェンスだけのところが多く(目隠しのシートを張っていない)、写真に収めるには持ってこいな感じのコート作りをしています。ここも緑とのマッチングがなかなか良し!

【ま後ろからもこんなふうに見えます】
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シャワーと、更衣室と、簡単にくつろげるくらいの小さなクラブハウスが右奥にあって、街路樹と白壁の建物とツートンのテニスコートのコントラストも良い感じです。

【こちらがゴルフコースの出口側】
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フロリダは避寒地なので、テニスキャンプやジュニアのトーナメントなどにはもってこいのシーズン。オータンドにあるUSTA NATIONAL CAMPUSではアメリカ国内での第1戦となるチャレンジャー大会も開催されています。まあ夏は暑すぎてテニスどころではない土地柄なので、この季節に楽しむのがベターです。

2019年は4日からの営業です。皆さまのご来店を心よりお待ち申し上げます。