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今年の国際テニス殿堂入りのメンバーが決まりました [TENNIS IMAGE]

【リー・ナ、ピアース、カフェルニコフの3人が殿堂入りです】
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【李 娜/リー・ナ】
1982年2月26日生まれ、中国・湖北省武漢出身の36才。6才でテニスを始め、17才でプロに転向。様々な要因で20才の時に選手活動から離れ大学生になりましたが、2年のブランクを経て、04年に復帰。08年の北京五輪では3位決定戦に敗れ4位。グランドスラムでは11年の全仏、14年の全豪で優勝。アジア出身選手初のグランドスラムシングルス優勝者となりました。自己最高ランキングは2位。WTAツアー通算シングルス9勝、ダブルス2勝という成績を残しています。

【メアリー・ピアース】
1975年1月15日・カナダのモントリオール生まれの44才。10才でテニスを始め、13才でフランス国籍を取得。14才でプロに転向しました。94年の19才の時に全仏で準優勝すると、翌年の全豪で20才で優勝。その後長期間のスランプに陥りますが、97年にはフェドカップで優勝。2000年には全仏オープンを制し(ダブルスとの2冠)ました。自己最高ランキングはシングルス3位、ダブルス3位。WTAツアーでシングルス18勝、ダブルス10勝を挙げ、06年に引退しました。

【セルゲイ・カフェルニコフ】
1974年2月18日、ロシア・ソチ生まれの44才。1992年にプロ転向。94年にツアーでシングルス3勝、ダブルス4勝を記録し台頭を表しました。その後、96年全仏と99年全豪で優勝し、ロシアのテニス選手として最初の4大大会優勝者になった選手で、2000年シドニー五輪で金メダルを獲得。自己最高ランキングはシングルス1位、ダブルス4位。ATPツアーでの成績はシングルス26勝、ダブルス27勝(ダブルスのグランドスラムでも優勝回数が4回)という成績を残しています。

【全豪オープンの期間中のロッド・レーバー・アリーナで発表がありました】
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3人のうち、この場に登場したのは「リー・ナとピアース」だけでしたが、7月に行われるセレモニーには全員が出席するでしょう。過去の殿堂入りした「レジェンド」たちとの記念撮影がこちら。毎年、ノミネートされた選手たちのプロフィルを確認しますが、皆さん素晴らしい結果を残している選手たちばかりです。おめでとうございました。

このイベントに参加したのは、後列は左から、ロッド・レーバー、スタン・スミス、キム・クライシュテレス、イボンヌ・グーラゴン、?、マーク・ウッドフォード、マイケル・チャン、クリフ・ドライスデール、フランク・セッジマン、ケン・ローズウォール、ロイ・エマーソン、ニール・フレーザー、パム・シュライバー、クリス・エバート、フルー・マクミラン、ジョン・マッケンローという錚々たる殿堂メンバーたち。そして最後に国際テニス殿堂のボス、トッド・マーティンがスピーチしています。