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日本リーグは三菱電機が優勝 [TENNIS LINKS]

【三菱電機が昨年に続いて2連覇を達成しました】
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男子は、三菱電機がイカイを3-0で下して優勝しました。三菱電機はナンバー2の高橋悠介が復調の兆しがあり、決勝トーナメントの1回戦ではエキスパートパワー・シズオカの鈴木昴を、準決勝では橋本総業の斉藤貴史をそれぞれ退け、決勝でも福田創楽を下し、全勝でチームの2連覇に貢献しました。そして小柄のエース(チームには杉田祐一もいますが出場はないので)清水悠太も準決勝で中国のデ杯で西岡良仁を破った、Li・Zheには敗れたものの、決勝ではアメリカの27才で自己最高162位のケビン・キングをストレートで下し三菱電機優勝の立役者になりました。おめでとうございます。

【最高殊勲選手はサラリーマンに】
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今年の最高殊勲選手は三菱電機の福田健司を矢多弘樹のペアが選ばれました。三菱電機の特徴はシングルスの2ポイントはプロ選手を起用しますが、ダブルスには正規雇用の従業員が出場しています。今回仁木拓人が1回戦で矢多クンとペアを組むことがありましたがこれはかなり異例のことで、基本は社員ペアで臨んでいます。昨年までは福田クンと早稲田のOBの廣田耕作のペアでしたが清風高校[→]関西大学でダブルススペシャリストとして活躍した矢多クンが入社したことで幅が広がりました。そしてこのペアが「MVP」を獲得というのは実に実業団らしいセレクトだと思います。矢多クンは決勝トーナメントの始まる前日にもNOBUに顔を出してくれていて「たぶん1回戦からボクらのダブルスにポイントがかかるかもしれない」と話しをしていたので、かなり緊張していたと思いますが、優勝できて本当に良かったと思います。おめでとうございます。

【女子の島津製作所はリベンジできず2年連続準優勝です】
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女子はここ数年、島津製作所と橋本総業の2強の時代。連覇を重ねてきた島津でしたが昨年はエースの桑田寛子が新人の小堀桃子に敗れチームも敗れましたが、今年はその桑田が雪辱。先週ITF大会で優勝した今西美晴にポイントを回しましたが秋田志帆に敗れ、頼みのダブルスでも大前・加治が瀬間・岡村にストレートで敗戦し、昨年に続いて橋本総業が2連覇を達成しました。監督の小森さん(左端)、ダイエットに成功したようです。

【チームユニフォームをお作りした「山喜」は4位という好成績でした】
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日本リーグのルールでは、ダブルスの場合ファイナルセットは10ポイントのマッチタイブレーク。3位決定戦に臨んだ山喜チームは橋本総業との対戦でシングル1の西脇一樹が落とし、2の白石光が斉藤貴史を下して1勝1敗。野口政勝と沼尻啓介のダブルスにポイントがかかりましたが、岡村一成・綿貫裕介のペアに7-10で敗れて、3位に入ることができませんでした。とはいえ、4位は過去最高の順位で終えることができました。おめでとうございました。右からふたり目が監督の片山智彦さん。日本大学庭球部のOBです。