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テニスマガジン・2019/ 11月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(9/21発売のテニスマガジン)】
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今月のテニスマガジンの表紙はラファエル・ナダル。全米オープンでは2年ぶり4度目の優勝、自信のグランドスラムは19冠目を達成しました。ただ先週行なわれたレーバーカップでは左手首のケガで大事を取ってプレーはせず、フォニーニやフェデラーのベンチコーチとして活躍していました。もしかしたらこれからの(苦手な)インドア・ハードコートシーズンはスキップして、今年は休養に入ってしまうかもしれないの邪推しています。ベストな状態で土の大会に出てくれればいいかなと思うのはコアなテニスファンかもしれません。
右画像は今月号の技術モノ特集“ダブルス・勝利の掟”の扉ページでブライアンズです。まだ決定は出ていませんが「Road to London」のレースランキングの3位に位置する41才のツインズ。8位のラムとソールズベリーのペアとは1000点くらいの差をつけていますので、上海、パリインドアでベスト4に入れば、今年もツアーファイナルでの勇姿が見られることでしょう。勉チャンはストルフをのペアでは31位なのでまだまだ厳しいかな。

【子供たちにもアイ・フォーメーション】
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ダブルス特集は内山靖崇さんの流儀、スペシャリストの藤原里華さんの着眼点、そしてこちら駒田政史さんの子どもダブルスのスキルアップという構成になっています。女子の柴原さんや勉チャンのように所属国の変更でダブルスプレーヤーが台頭して来るとデ杯、フェド杯なので1ポイントの違いが出てきますので、日本は非常に楽しみな国になりました。専門誌でもドンドン、ダブルスを取り上げていただき、ボレーができる子供たちを育てていただきたいと思います。ネットプレーができるとかっこいいぞ!

【今月のテニスニュース】
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過去2度引退をしているキム・クライシュテルスが現役復帰を視野に入れてトレーニングを再開、来年2月に南アフリカのケープタウンでフェデラーとナダルのエキシビションマッチが予定されていて、48.000枚のチケットが10分で完売(サッカースタジアムで開催)、WTAの香港オープンが抗議デモの影響で延期に、などなど話題満載です。

【横山正吾トレーナーが薦めるウォーミングアップ】
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テニスラボの選手の遠征同行や伊予銀行、島津製作所などの実業団チーム、神戸学院大学や大商学園高校などでトレーニング指導している横山さん(スポーツの出身は野球です)がさまざまな方法のトレーニングを紹介しています。練習前にこれらの項目の全てをこなしたら、もうそこからテニスボールは打てません(読んでいるだけで疲れちゃいます…)。というくらいタフなウォームアップを紹介しています。選手の皆さんには必読ですね。

【テニマガ捜査本部では選手たちの華麗なる転身を紹介】
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右ページです。マラト・サフィンは“統一ロシア”から下院議員に、ナルバンディアンはラリー・ドライバーになり、53戦目で初優勝、豪州のドレーパー(松岡修造さんをデ杯で下した)はプロゴルファー(そう云えばレンドルもトライした)に、フランスのタチアナ・ゴロビンはスポーツジャーナリストに(長野宏美さんは毎日新聞社会部記者)、アンチッチは投資家(オランダ人らしい)にそれぞれお見事な転身をされています。