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テニスと紫外線の関係について [Tennis Books]

【この夏、東京五輪があったならいちばん紫外線を受けたのはテニスの金メダリスト】
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ゴールデンウイーク中に、読んでいなくて貯めてあった新聞の夕刊をチクチクと読み返していたら、こんな記事を見つけました。記事は昨年の3月の時点で発表されたもので、東京五輪で一番紫外線を受ける金メダリストは「女子テニスの優勝者」と朝日新聞で発表されています。試合時間は男子テニスよりも短いのですが、頭を覆うものを着けず、肌の露出の多いウエアを着用することで、紫外線を一番受ける金メダリストが誕生するであろうと云う記事でした。テニスは64ドローで優勝するまでに6回戦わなければなりません。マラソンなら2時間強でレースは終了しますが、テニスは3セットマッチを6回勝つことによって金メダルを得る訳ですからそうとうタフなスケジュールです。ここで紹介されているのはオーストラリアの研究チームが論文にまとめたものですが、2位の男子ゴルフは長ズボンを履いていること等の理由で位置づけられました。いづれにせよ紫外線の浴び過ぎは皮膚ガンの原因のひとつになることもあり、対応が求められるべきだと結んでいます。

【感動的なリオ五輪・男子シングルス決勝のダイジェストと表彰式】

もし開催されていたならば、テニス競技のチケット人気ランキングは、女子シングルス決勝と男子シングルス準決勝でした。女子はなおみチャンが決勝へ?、男子は圭サンが準決勝進出のイメージで人気が出たのではないでしょうか?東京五輪は1年延期となって、選手皆さんのコンディション作りに多少の変化が生じていると思います。圭サンにとってはリカバーに向けて充分な時間を画ることができたと。そしてまだ若いなおみチャンには、このインターバルが大人にさせてくれる期間になったならば、来年の東京五輪への希望が膨らんでくることに間違いがないと思います。この1年の延期は選手にとって大きな1年ですが、ポジティブにと耐えることができる選手に有意義な結果をもたらす1年になるのではないでしょうか。映像はリオ五輪の男子シングルス決勝でアンディー・マレーがウィンブルドンでのロンドン五輪と2大会連続で金メダルを取ったものですが、ほとんどの観客が隣国のアルゼンチン選手であるデルポトロに声援を送っていたことですから、彼にとっても、とっても残念な敗戦だったでしょうね。圭さん同様、デルポトロの復活も願っています。