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US OpenのGoodsは今年もごきげんです [TENNIS IMAGE]

【全米オープンがいよいよ開幕しました/今年のオリジナルもオシャレです】
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https://usopenshop.org/
グランドスラムの大会オリジナルグッズには毎年注目しています。特に「US Open」は大学生だった1980年にBlueTee-Shirtsをお土産にいただいたのが最初で、自慢して着ていて、それ以降も毎年何らかの形でゲットしていました。「その時の写真が[↓]」
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ラケットはレギュラーサイズで、短パンも短い。何と云ってもボールが白い。

【会場での販売はないでしょうが、今年は通販ですね】
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2020の年号入りタオルはラルフ・ローレン製のもの。引かれます。

【いかにもアメリカってシャツです】
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グレーに青と赤と白の3色のプリントが雰囲気を出しています。

【このキャップもなかなかオシャレ】
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今年のメインロゴはいちばん上の写真にあるものですが、なかなか力強さを感じるデザインです。きちんとプログラムも作っているのはご立派です。残念ながら無観客となってしまい、観戦はもちろん取材のために渡米することもできませんから、お土産は期待できません。WOWOWで日本人選手を応援することにしましょう。

ブライアンズが今度は本当に引退です [TENNIS LINKS]

【全米オープンを前に正式に引退を表明したおふたりです】
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https://www.atptour.com/en/news/bryan-brothers-retirement-tribute-2020
今年の全米まではプレーすると公言していたブライアン兄弟が大会にはエントリーせず、引退をすると発表しました。引退には様々な要因があるようですが、無観客での大会にモチベーションを持っていけなかったのかもしれません。ステイネットでラリーが続いたあとにポイントを取得し、チェストバンプをしても歓声が起きないのは虚しいものね…。
現在42歳になったブライアンズは、グランドスラム大会で「16」、ツアーレベルでは「119」のタイトルを獲得し、2012年のロンドン五輪では金メダルを獲得。彼らはUCLAを卒業後にプロに転向。その後22年の選手生命の中で、10年間のシーズンでダブルス世界ランクで1位を継続し、2007年にはアメリカのデビスカップ優勝に貢献。彼らのダブルスは結果だけではないエポックも多く残してくれた、ダブルスの楽しさを教えてくれました。

【ATPのSiteで過去の楽しい写真集が発表されました】
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https://www.atptour.com/en/photos/bryan-brothers-tribute
デビスカップンのアメリカ代表として15年間で25試合に勝ったブライアンズは、デ杯史上もっとも成功をおさめたダブルスチームでもあり、その功績は計り知れません。このフォトギャラリーはその歴史をひとつずつ紹介しています。

【2才でテニスコーチの両親から手ほどきを受けテニスを始めた双子チャン】
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もはやレジェンドとして扱われているふたりですが、テニスを始めたのは2才の時。今回の引退報道は「ニューヨーク・タイムズ」のレポート。ふたりは「これが正しいタイミングだと感じている」と話したそうです。最後のATP大会は今年2月のデルレイビーチ。全での対戦をフルセットで勝ち上がり、決勝では日マクラクラン勉とルーク・バンブリッジのペアを下してツアー通算「119勝目」を挙げてました。まだまだプレーできると思いますが、きれいな引き際かもしれません。これからどんな活動をするのか楽しみです。

【Tennis TVが作ったブライアンズのベストショット集です】

本当はもっと見たかったよね。2年連続でジャパンオープン1回戦敗退だったし…。

いよいよ全米オープン!ドローが発表されました [TENNIS LINKS]

【男子の上位8シードはこのように発表されました】
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https://www.usopen.org/index.html
今年の全米オープンは、新型感染症予防のため、混合ダブルスとジュニア部門を中止、シングルスも予選を行わずに本戦のみと、従来よりも規模を縮小して行われることになりました。来週の開幕に向け、昨日ドローが発表され、上位8シードはこのような選手の顔合わせになりました。ご存知の通り、男子でラファエル・ナダル、ロジャー・フェデラー、ガエル・モンフィス、スタン・ワウリンカらが、女子ではアシュリー・バーティ、シモネ・ハレプエリナ・スビトリナ、昨年優勝のビアンカ・アンドレスクらは欠場しました。日本人男子選手の1回戦の対戦相手は、西岡良仁がいきなり元世界1位のアンディ・マリーと対戦、杉田祐一はフランスのウーゴ・アンベールと、全米初出場の内山靖崇は20シードのパブロ・カレノブスタと、ダニエル太郎は94位のグレゴール・バレールと、7年ぶりの全米となる添田豪は6シードのマッテオ・ベレッティーニと、全員厳しい相手との対戦となります。

【こちらは女子の上位8シードです】
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現在ランキング10位の大坂なおみは第4シードとなりました。その大坂が1回戦で土居美咲との日本人対決というドローになりました。3年ぶり出場の日比野奈緒は、10シードのガルビネ・ムグルサと、2年ぶりの奈良くるみはパトリシアマリア・ティグと対戦です。

【なおみチャン決勝進出で、このイデタチです】
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https://www.nikkansports.com/sports/news/202008290000048.html
日刊スポーツの報道によると
「みんなを勘違いさせてしまったかもしれない。私は棄権するとは言っていない。明日(27日)はプレーしたくないと伝えただけ。それをWTAはサポートしてくれた」とのことです。

NHKのプロフェッショナルに国枝慎吾が登場します [YouTube Tennis]

【プロフェッショナル/仕事の流儀・9月1日午後10時半からを見逃せません】
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https://www.nhk.jp/p/professional/ts/8X88ZVMGV5/
NHKによる番組の解説は以下の通りです。
「不屈のレジェンド〜プロ車いすテニス選手・国枝慎吾〜」
テニス四大大会のシングルス優勝23回、パラリンピック金メダル3つ、前人未到の107連勝。数々の栄光に輝いてきたレジェンド、車いすテニス選手・国枝慎吾(36)。高速のチェアワークや強烈なバックハンドショットなど革新的な技を次々と開発し、競技そのものを格段に進化させてきた。しかし4年前、ケガをきっかけにリオデジャネイロパラリンピックで惨敗。東京の大舞台を目指す絶対王者、復活への苦闘に密着する。

【国際テニス連盟のYouTubeチャンネルでも慎吾ちゃんの特集が作られました】

出身校である麗沢大学構内でのインタビューです。自身の生い立ちから、高校の先生や同級生が登場したり、ベイビー・ステップの動画が紹介されたり、過去のパラリンピックでの金メダル獲得の瞬間など、1年延期された東京の舞台での抱負なども話しています。常にポジティブな話し方。これはかなり「素の慎吾ちゃん」でしょう。5分半の良い動画です。

多摩大学附属聖ヶ丘中高・テニス部のチームウエア [Custom Made]

【NOBUのプロモデルをリメイクしてお作りしました】
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聖ヶ丘中学高等学校テニス部の顧問は立教大学庭球部でインカレ選手として活躍した小田さん。系列校のシンガポールで教鞭をとっていましたが3年前に帰国して、聖ヶ丘で先生をしています。彼は学生時代からNOBUによくご来店くださっている関係で、昨年からチームウエアのご依頼をいただいています。今年も昨年同様にプロモデルの袖にプリントをしていないモデル(よってワンポイントも左胸)でお作りしました。パンツは白で統一し、シャツは3色を決め、生徒さんたちが好きな色を選ぶ方法をとっています。今年のシャツは、インディゴブルー、ダークグレー、マルボロレッドの3色です。

【まずは1枚ずつ検品をしながら畳んでサイズごとに振り分けます】
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【生徒さんの申し込み用紙ごとに袋詰め作業】
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まずは顧問の先生から生徒さんの申し込み用紙をいただいて集計し、工場に回します。ここで間違えると大変なことになるので「正」の字で3回、集計します。申し込み用紙を1枚ずつにして、色とサイズをチェックして商品の上に乗せアテスト。最後の4人分くらいになると緊張感も増しますが、ミスなく振り分けることができました。1枚でも違っていたら全部をチェックしなければならないので、達成感を感じる瞬間が今年もありました。生徒の皆さん、まだまだ大会数なども少なく、なかなかこのウエアを着ることもないとは思いますが、がんばって練習に励んでください。

カスタムメイド制作は1枚からでも「OK ! 」デザインサポートはお任せください。
お問い合わせは support@tennisfactory.co.jp  or  お気軽にCall:03-3499-6160

コートのある風景/軽井沢町営の風越公園 [TENNIS IMAGE]

【軽井沢駅から車で15分弱の立地にこんなに素晴らしいコートが14面も】
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軽井沢町営の風越公園内にあるテニスコートです。公営コートなので夏期の繁忙期でも1時間:¥1.500-で誰でも借りることができる「あまり教えたくない場所」です。現在は感染予防のために14面のコートを1面置きに7面を貸し出しています。女子の国際大会や一般やベテランのJTAトーナメントも開催されているコートですが、普段は都内の公園コートのようにいっぱいになることはないので、気軽にテニスを楽しむことができます。真夏の日射しは東京と変わりません(紫外線量はこちらの方が上)が、いくつも置かれている東屋の中に入ると爽やかな風が感じられ、これが高原テニスの良いところです。

【風越公園は総合スポーツ施設で】
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この建物は総合体育館で、この他にテニスコートは砂入り人工芝で14面、野球のグランド、25m・6レーンの室内プール、内側でフットサルができる400m・屋外スケートリンク(夏期はローラースケート場)、通年営業の室内アイスリンク(30×60m)※こちらはフィギアとアイスホッケーの予約がびっしり入っています、そして何と云っても長野オリンピックのカーリング会場になった軽井沢アイスパークは観客席付きの6レーン、ウインタースポーツを中心とした、素晴らしいスポーツパークがここにあります。

【奥に見える建物がカーリング施設です】
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14面のテニスコートを中心に設計された総合スポーツ施設なので、コートからは全ての建物を見ることができます。建物の中に入る際には検温などの予防体制もしっかりとしていて、現在も安心して使うことができるようになっています。別荘などが多く税収の豊かな軽井沢ならではの公営施設。いちどお使いになっても良いかもしれません。5月の新緑がまぶしい季節から、10月の紅葉シーズンまでは、特におススメです。

熊谷一弥さんの銀メダルは紛失していたという話 [TENNIS IMAGE]

【日本のオリンピック第1号のメダルの話です】
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https://www.nikkansports.com/general/news/202008220000031.html
共同通信社が発表したレポートを日刊スポーツで読みました。レポートは以下の通りです。

日本の五輪第1号メダル、1920年8月のアントワープ五輪テニス男子シングルスで熊谷一弥が獲得した「銀」が紛失したまま行方不明であることが、22日分かった。23日はアントワープ大会で熊谷が銀メダルを決めた決勝から100年に当たる。
アントワープ五輪で熊谷は、シングルス決勝の翌日のダブルス決勝でも柏尾誠一郎と組んで準優勝。熊谷2個、柏尾1個の銀メダルを手にした。
歴史的なメダルとして東京都内の秩父宮記念スポーツ博物館が所蔵、これまで「日本初のメダル・銀(熊谷一弥・テニス)」と表示されてきた。
ところが、将来のテニス博物館構想を持つ日本テニス協会の問い合わせを受け、同博物館が来歴を調べた結果、第1号メダルと断定するのは難しく、ダブルスでの銀メダルの可能性が高いと判断。このほど「日本初のメダル・銀(熊谷一弥・柏尾誠一郎 男子テニスダブルス)」と変え、ホームページ上で表示した。
同博物館の調査では、メダルは66年に熊谷、柏尾英三郎(誠一郎弟)の両氏から寄贈された。熊谷氏宛て受領書には「第7回オリンピック大会入賞メダル(銀メダル)のご寄贈」と書いてあるものの、英三郎氏には「熊谷一弥氏をとおして銀メダルの寄贈をいただき」と謝意が記され、熊谷氏のメダルと明確に言い切れないことが分かった。
さらにメダルの行方が記された64年1月5日付の都内紙が見つかった。それによれば、熊谷氏の2個のメダルは「一つはアントワープから日本に送る途中で紛失、一つは戦後人に貸したきり戻ってこなかった」とあった。柏尾氏のメダルも一時不明だったが、62年に亡くなった同氏の一周忌に大阪の実家で見つかり、熊谷氏の手に渡った、と記されていた。
当事者や当時の関係者は亡くなったため、断定は困難だが、同博物館は柏尾氏の実家で見つかったメダルを熊谷、柏尾英三郎氏が寄贈した可能性が高いとみている。
熊谷氏の子息、一夫氏(92)は日本テニス協会を通して「父は人に貸して返ってこなくなったと嘆いていた」と話した。(共同)

メダル獲得100年の日、貯めに貯めていた原稿を発表したものと思われます。
共同通信社の取材力にあらためて敬意を表します。この情報、ありがとうございました。

国際テニス連盟がシニアの年齢カテゴリーを増やします [YouTube Tennis]

【来年度から30才以上と90才以上の種目が新設されます】
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国際テニス連盟が主催する「ITFシニアテニスツアー」はその出場選手が年を追うごとに増加傾向があり。現在は6つの大陸の70か国以上で、年間500大会以上が開催されているそうです。年齢別のカテゴリーは35歳以上から5才刻みに85歳以上まででしたが、先週の発表で来年から、新たに30歳以上と90歳以上が作られることになりました。試合のフォーマットは開催地や年齢などによって様々な方式が取り入られるそうですが、お医者さんの常駐は必須でしょうね。まずは友好と旅を楽しんで、無理の無いようにお過ごしください。

【シニアトーナメントへの啓蒙動画がこちら】

もちろん、個人、団体と、世界中から何百人もの選手たちが集まる「ITF世界選手権」まで開催されているそうです。国際テニス連盟のサイトでは「シニアツアーは競争の激しさだけでなく、テニスを通して長年に渡って築かれてきた友情を維持するような温かく親しみやすい雰囲気が特徴となっている」とコメントしています。長生きして90才以上で世界1位を目指しましょうか?どなたかご一緒にいかがです?

スマッシュ・2020/10月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(8/21発売のスマッシュ)】
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今月のスマッシュの表紙は錦織圭サン。昨年の全米を最後に実戦のなかった中で懸命にリハビリをして、さあ全米から復帰と見守っていた矢先に陽性が出てしまい、金曜日の再検査でも同じ症状だったようで、あきらめなければならない現状のようです。
右画像は「3人でできる練習方法」の扉ページです。いわゆる「2vs1」ってヤツで、今号では10種類の練習方法を紹介しています。仮に1を10分間するとして、3人で30分ですから、この10種類を全てすると、5時間の猛練習。涼しくなったらトライしてください。

【巻頭の技術モノは“ストロークの基本を確認”をクイズ形式にしています】
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17才9ヶ月の最年少で全日本選手権に優勝した谷澤英彦さんの解説で、ストロークのお勉強です。出題は全部で16項目ですが、答えは全て◎。つまり質問ではなく、このシチュエーションの場合はこう対応しなさい的なページの作り方な訳です。
●片手バックはラケットを立てて左手で引く
●インパクト後は身体の横向きを保つ
●バックにボールが来たら左足を先に動かす などのアドバイスです。

【小さな力で最大のパワーを生む“Xライン打法”の紹介です】
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ちょっとマニアックな打法の紹介です。「そもそも腰は回しにくいものなので股関節を折り込んで回す」「股関節の折り込みを右から左に移すと骨盤が勝手にターンする」「右股関節に乗る時、右ひざが外側や内側にズレないように注意」「肩のラインと骨盤の傾きを入れ替えて加速」など、ストロークや、サーブなどで分解写真を使って解説しています。最後はトレーニング方法も5パターンほど掲載されていますので、まずはこのトレーニングをマスターしてから“Xライン打法”にトライしてみた方が良いかもしれません。

【テニスボールが黄色いのはどうしてか?】
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毎号連載の「テニスギア・何でも相談所」も66回目になりました。まずは各球技での使用球の色を仕分け。次にテニスボールの歴史を説明しています。要するにテレビが白黒からカラーになると白いボールが見にくいという声が高まり、1986年に最後の砦だったウィンブルドンまで使用球の色を黄色にしたと云う変遷があったということです。最後はなぜ黄色になったかの分析で、白には「クレー汚れ説」があり、「赤などの膨張色と青などの収縮色説」となり、屈折率説で黄色がちょうど良いと選ばれた経緯が説明されています。1970年代が現役時代だったボクはずっと白いボールで、なかなかニューボールが買えなかった中学生の頃は、土のコートしかなかった時代なので、練習が終わってから洗剤で洗っていました。今思うと懐かしい話です。あの頃がいちばんハングリーにテニスをしていたかも…。

コメントは noblog@tennisfactory.co.jp  or  Call:03-3499-6160

テニスマガジン・2020/10月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(8/21発売のテニスマガジン)】
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今月のテニスマガジンの表紙はロジャー・フェデラー。今号の巻頭技術モノは“サービスキープ講座”ということでの起用でしょう。きれいなサービスのフォロースルーです。
右画像は今回で4回目の連載となった「選手への50の質問」コンテンツの今月は彼、杉田祐一クンです。2017年に大ブレークし、自己最高の36位まで駆け上りましたが「このランキングは絶対にまた超えることができる」とインタギューで宣言しています。ツアーが止まっていた期間中にメダカを飼い始めて水槽を4時間くらい眺めていたと、さすが「仙人らしさ」を発揮しています。祐一マニアは是非チェックしてください。

【このお三方を起用して“サービスキープ講座”の大特集です】
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巻頭の技術モノは何と40ページに及ぶ大特集です。堀内監督、高田コーチ、鈴木選手とそれぞれの立場からサービスキープを解説しています。最後には3人の対談まで組まれていて、「ニッポンのサービス力」について熱く語っておられます。貴男さんが「サービスの固定概念を変えよう」と、6つの工夫方法が紹介。これ勉強になります。

【本来ならば今月号では東京オリンピックの特集が組まれていたでしょう】
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特別企画はオリンピックのこれまでの歴史から東京大会までの情報を網羅しています。トリビア的に覚えておいて損がないトピックばかり。開催は1年延期されたので、もう一度、データを整理しておくことも大切ですね。何と云っても「五輪における日本人選手のメダル獲得の第1人目は、1920年・アントワープのテニスでの熊谷一弥さん」ですから…。
リオの3位決定戦でナダルに勝った圭さんはアッパレな試合内容でしたね。

【テニマガ捜査本部はテニス選手の“サイドビジネス”を掘り下げます】
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プロテニスプレーヤーは個人事業主ということで、皆さんテニス以外に様々なサイドビジネスを展開しています。ご存知の通りフェデラーは慈善事業財団、マネージメント会社など、ナダルは自前でアカデミーを設立、マレーはホテルを所有、スイーツのシュガポワも有名。今回の捜査ではトップ選手たちですが、意外に多くの選手たちが様々なビジネスを展開しているのは、トップ10も入ると賞金以外にスポンサー収入の額が半端なく多く、投資案件以外に自分の名前を残そうとブランドを立ち上げる方もいらっしゃるようです。ナダルの選んだ道がいちばん賢明だと思いますが…、ボクも自分のコートが欲しい!

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再び、パトリック・ラフターに恋する [YouTube Tennis]

【全米2連覇のラフターのテニスは、今見てもすごくカッコイイ】
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https://www.atptour.com/en/news/atp-heritage-rafter-no-1-fedex-atp-rankings
全米のシーズンが来ると思い出すのが、1997年と98年に連覇した「豪州のセクシー・アイアンマン」と称された“パット・ラフター”です。今月13日付のATPサイトで、1999年のウィンブルドン終了後、たった1週間だけ1位になった「世界最高のサーブ・アンド・ボレーヤー」として紹介されています。ツアーでは10年間という短い期間でしたが、この間に、単:11勝、複:10勝のタイトルを誇り、地元のブリスベンの「クイーンズランドテニスセンター」には彼の功績を讃えて「Patrick Rafter Arena」という名称のセンターコートが作られました。彼は引退後の2006年に国際テニス殿堂入りをし、11年から15年は豪州のデビスカップチームの監督も務めました。片手バックハンドのスライスが最高なんです。

【2000年のウィンブルドンの準決勝でアガシを破る、ベストマッチ】

1997年全米オープン初優勝は、彼のATPツアー2勝目でした。決勝ではグレグ・ルゼドウスキーを6-3, 6-2, 4-6, 7-5で破り、豪州選手のグランドスラムでの優勝は、87年ウィンブルドン優勝のパット・キャッシュ以来10年ぶりの快挙だったのを良く覚えていますが、優勝こそないもののウィンブルドンでのパットのテニスこそが彼の真骨頂だったのではないでしょうか。この年準決勝(この動画)でアガシを破ったものの決勝ではサンプラスに完敗しました。でもこの試合、ラフターファンには本当にしびれます。
明日からのテニスでは、全ショットのインパクトで「エイッ」と1本ずつ、声を出します。

【2001年のウィンブルドンの決勝ではイワニセビッチに花を持たせました】

ワイルドカードで出場したゴランを相手に敗れたものの素晴らしい3時間15分の死闘です。オーストラリアン・テニスの源流とも云える「きれいなサーブ&ボレー」のプレースタイルは、この試合のパット・ラフターが最後の選手だったかもしれませんが、真のテニスファンは、こう云うテニスの試合を本当は見たかったのではないでしょうか?ボクはそんな気がします。週末の6時間を使って、この2マッチの観戦をおすすめします。

全日本選手権は10月に開催予定と発表されました [TENNIS LINKS]

【有明で、10月28日(水)~11月1日(日)に開催予定とのことです】
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https://thedigestweb.com/tennis/detail/id=21743
記事は月刊スマッシュのWeb版。このレポートによると、今年の全日本テニス選手権は男女シングルスの本戦だけで行なわれ、従来の48ドローから24もしくは32ドローに開催規模を縮小して行なわれるとのこと。会場は有明コロシアム・有明テニスの森公園で、無観客で行なわれるそうです。また、今後の情勢によって政府や東京都からイベント開催自粛要請が出された場合は大会を中止する可能性があることも発表されたようです。
出場希望のある、現在凍結されているランキングの上位者のみの参加となるでしょうが、全日本選手権は優勝賞金が400万円ですから、賞金大会が全く開催されていない中で選手たちのモチベーションも引き上がるかもしれませんね。しかしながら無観客ですから応援することも出来ません。「Tennis Online」で例年のようなライブ配信をしてもらえるとありがたいですね。JTAのメールマガジンにも期待します。

ITF Pro Circuitが再開されました [TENNIS LINKS]

【多くの大会は中止ですがオーストリアで再開第1弾】
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https://www.itftennis.com/en/itf-tours/mens-world-tennis-tour/
日本国内では第1戦の亜細亜大学フューチャーズから1戦も開催されることなく、年内の大会は全てなくなりましたが、他国への移動が可能になったヨーロッパでは8月第2週までの規制期限が終わり、再開され始めました。

【いちばん左に“キャンセル”の表示がある中での再開です】
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北米では全米オープンの準備がされる中、フロリダで開催される予定だったチャレンジャーの2大会が中止となり、フューチャーズの再開は厳しい状況となっています。そんな中で今週はオーストリアで、来週はポーランド、オランダなどで、そしてその翌週にはスイス、ウクライナで続々と再開予定が発表されました。陸続きの欧州が羨ましいかぎりです。

【よってカットラインもだいぶ上がり厳しいランキングでの大会になっています】
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第1シードの選手はアルゼンチン国籍ですが、ドイツ国内でトレーニングしているため出場。彼は昨年9月の時点でITFランキングが2位だった選手。ツアーのない今週はチェコとイタリアでチャレンジャーが行なわれていますが、そちらのカットラインが上がってしまったためフューチャーズに出場することにしたようです。通常であれば1週間のうち10大会くらいが開催されていた訳ですから、戦う場所を求めてランキングが上の選手が集まるのは必須。日本から出国できない日本人選手たちは辛い毎日になっていることでしょう。1日でも早くこの感染症が終息してくれるのを願うばかりです。

20年前に作った星柄のハーフパンツ [Tennis Collection]

【過去にどれくらいのパンツを作ったか、覚えきれません】
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38年もオリジナルテニスウエアを作っていまして、本当に沢山のアイテムを発表しました。時には10点以下の枚数だけ作ったモノもあります。生地屋さんからきれいな柄のパンツ生地を数種類を仕入れ、様々な柄をまとめて同じパターン裁断して、製品化したりしていました。この星柄パンツも同様で発売後数日で売り切れたのがこのパンツでした。その後生地の手配が出来ず、追加の生産をあきらめました。先日サンプル制作をしたこれが見つかって、今日のお披露目です。まだ「ストレッチ」なんて言葉もない頃。懐かしいパンツです。

【ラケット柄のワッペンで仕上げていました】
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もう少し大きめの星柄の生地を探していたのですが、当時は生地屋さんに行ってもこれがいちばん大きな星のプリントだったので、これを購入してオリジナルを作りました。またこんな遊び心でスポットアイテムを作っていきます。お楽しみに!

ATPがTour Finalまでの日程を発表しました [TENNIS LINKS]

【ATPはNext Genをあきらめて、Tour Finalは開催するようです】
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https://www.atptour.com/
ツアー再開の緒戦はワシントンDCの予定でしたが中止となり、初戦はウエスタン・アンド・サザンオープンとなり、全米オープンと同じ、フラッシングメドウでの開催です。(これは何が何でもやるでしょうね)その後はヨーロッパでのクレー大会になり、マドリッドがキャンセルされたため、ローマが1週繰り上がり、全仏オープンの直前週にはハンブルクが開催されます。全仏の後にはヨーロッパでインドアの大会が続き、11月15日からはロンドンで「ATP Tour Final/無観客での開催の予定」が組まれました。「Next Gen 」は中止です。

【今年の残りの日程の詳細です】
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全仏のあとのヨーロッパでのインドアは、サンクトペテルブルク、アントワープ、モスクワ、ウィーン、パリ、ソフィアと続いて、ATPファイナルという日程です。

【チャレンジャーツアーが無料で視聴できる「チャレンジャーTV」がパワーアップ】
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https://www.atptour.com/en/news/challenger-2020-streaming
今までもチャレンジャー大会は固定カメラの限られたコートでインターネット上でのライブ配信していましたが、これからのシステムを変更し、開催されるすべてのチャレンジャーの全試合を無料で観ることができるようになりました。またアーカイブを検索することで、2018年以降の収録したすべての試合にアクセスすることが可能となりました。試合のスタッツも容易に入手でき、対戦している選手の過去の対戦成績もすぐにチェックすることができるなど、今までとは違ったバージョンアップがなされました。全米を回避したワウリンカが出場するプラハのチャレンジャーから、早くもこのサービスの恩恵に預かれることになりますよ。このサービスはかなりありがたいことです。