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いよいよ2021年のATP Tourが開幕しました [TENNIS IMAGE]

【アンタルヤ/トルコとデルレイビーチ/フロリダで250の大会が始まりました】
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昨年は国別対抗戦の“ATP Cup” からスタートしたツアーですが、ご存知のとおり今年は変則的なスケジュールが組まれ、トルコとアメリカの大会からとなりました。もちろん250の大会なのでトップ選手のエントリーはありません。日本人選手では大会主催者の発表としてデルレイビーチのエントリーしていた錦織圭サンはドローにいませんでした。理由は分かりませんが…。またトルコに出場予定で現在はセルビアでトレーニングしている杉田祐一クンは出国の際の検査で新型肺炎の陽性反応となり、出場を取り止めました。全豪オープンの開始が例年よりも遅くなったので、何とか間に合うよう療養してください。

さて、その全豪オープンですがオーストラリア政府の入国に対する厳しい条件(入国後2週間は5時間の練習は許されるもそれ以上の外出は禁止)があるようで、各国からの移動もチャーター便をドバイ、ロサンジェルス、シンガポール、アンタルヤ、アブダビ、ドーハ、マイアミから飛ばして、1.000人以上の関係者(選手、コーチなど)に利用してもらうようです。オーストラリアは昨年の9月以来、新型肺炎の新規感染者数が2ケタに抑え込まれていて、海外からの渡航者(大きな島国ですから)にはナーバスなようです。

また、ロジャー・フェデラーの欠場理由も様々な憶測が飛んでいますが、彼の家族(奥さんと4人の子供/2組の双子)はオーストラリアが入国はさせるが2週間の検疫期間は滞在するホテルから一歩も外に出ることができないことや、仮にロジャーが家族を残してひとり(もちろんコーチなどは帯同しますが)で大会に出掛けるとすると5週間は家族と過ごすことができなくなるという「個人的な理由」ではないかと思われます。昨年の全豪オープン後、右ヒザの手術を2度受けましたがそれは既にリカバーし、今シーズンに向けてトレーニングしているのは報じられていましたので、逆に欧米で開催されるマスターズ位からの復帰になるのかもしれません。いずれにせよプレーできない状態での欠場ではなさそうなので、ちょっと安心しています。東京五輪にベストコンディションで望んでいただければそれで結構ですから…。またお越しいただけることを心よりお待ちしています。