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お茶目な主審の面白動画集です [YouTube Tennis]

【ATP Tourでも有名な“Mohamed Lahyani”さんのパフォーマンスです】 チェアアンパイアのお名前はモハメッド・ラヒヤニさん。1966年モロッコ生まれで、スウェーデン育ちの国際審判員です。少年の頃からテニスをしていたモハメッドは審判になることに魅力を感じ、ポーランドの国際テニス連盟審判学校に入学し、91年にホワイトバッジを取得。92年のバルセロナオリンピックでラインパーソンを務めたのが最初の国際試合だったそうです。翌93年にブロンズバッジ、95年にシルバーバッジ、97年にゴールドバッジを取得とトントン拍子にスキルアップしていき、現在はATPツアー専従のチェアアンパイアとして現在の地位までとなったお方です。でもフランクな感じが良いですよね。 【最長試合のイズナーvsマウの主審を務めたのもモハメッドさんでした】 01.jpg 彼が主審を務めた試合の中には、2010年ウィンブルドンのジョン・イスナーVS ニコラス・マウが3日がかりの合計11時間5分に及んだ死闘や、アンディ・マレーがジョコビッチに勝利し、1936年のフレッド・ペリー以来77年ぶりとなる英国人選手の優勝となった2013年ウィンブルドン決勝などがあります。また2018年の全米オープンのニック・キリオスとピエール・ユーグ・エルベールの対戦中、キリオスが第1セットダウンのセカンドセット0-3の劣勢のコートチェンジの時に、審判台からおりてキリオス本人に「こんなのは君らしくない。私には分かっている。君の試合は見たことがある。君のテニスは最高だ」と面と向かってアドバイスしてことがテレビに映り、主催者から「激励した」とお叱りを受け、2週間の資格停止処分が科された(これ結構有名な話です)こともあったお方です。テニスをエンターテイメントとも考え、選手の目線になって主審台に上る。こんな人がいるからこそ、バリューマッチがより盛り上がるのかもしれません。もっともっと、面白くしてください。