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テニスがとってもワクワクした時代 [YouTube Tennis]

【1994年のツアーファイナルでのベッカー VS サンプラスの対戦】

そろそろツアーファイナル。と云う事で“TENNIS TV”が過去の熱戦のダイジェスト版をアップしています。この年のラウンドロビンではベッカーが勝ちますが、決勝ではサンプラスが返り討ち、見事に優勝を遂げました。ネットプレーでポイントを重ねるプレースタイルは、観戦する側もワクワク、ドキドキしながらその妙技(ベッカーの逆クロススマッシュと、ステップインのバックボレーなど)を楽しみました。今や懐かしいプレースタイルです。

【1992年の決勝はベッカーがイワニセビッチを倒して優勝】

タイブレークの熱戦はしびれます。イワニセビッチのイワニセビッチたる所以。そんなプレー(気の弱いところ)が随所に出てきますが、ベッカーは憎たらしいくらい強かった。それにしてもこのコートサーフェス、なんと「Green Set」です。こんな頃からあったのですね。来週から始まる、パリ・マスターズ。そしてその翌週はツアーファイナルですが、この2大会は選手のために、共に同じ早さを「Green Set」がこしらえます。こんなに歴史があるサーフェス。チョットした再発見に驚きです。

全日本選手権のドローが発表されました [TENNIS LINKS]

【シングルスは清水悠太が1シード、関口周一が2シードでの組み合わせです】
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https://www.jta-tennis.or.jp/alljapan/tabid/436/Default.aspx
出場予定選手の発表だけではなかなか実感がわきませんが、ドローが出ると様々な推測をしたくなるのがテニスマニアです。もちろん贔屓にしている選手達がどんな勝負をするのかにも興味があがり、この表を見るだけで観戦した気分になります。NOBU TENNIS TEAMからはキャプテンの小野田賢が予選を2回勝ち上がり(1回戦はNOBU TEAMの弓立祐生を破り)本戦入り。1回戦は伊予銀行の河野優平との対戦です。

【ダブルスは予選なしの16ドロー】
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ダブルスは16ドローなので1回戦から好対戦が目白押し。小野田は今回も、この全日本でベスト4に入った時のペアである松崎勇太郎(早稲田卒)と出場。がんばってもらいましょう。この他には松井俊秀・上杉海斗、江原弘泰・片山翔、高校時代からのペアの清水悠太・羽澤慎治のペアなど、こりゃ見に行ったら面白いだろうなと云う好カードもたくさんありそうです。ライブ中継はコートに対して全ての試合を見ることができるので、設定されたコートと観戦したい試合がうまくマッチすれば、充実した1週間になりそうです。お楽しみに!

ジョコビッチは全豪オープンに出場でいきない? [TENNIS LINKS]

【ロイター通信の日本語サイトに発表されたこと】
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https://jp.reuters.com/article/sport-idJPKBN2HI06V
来年年明けに開催される、全豪オープンで様々な憶測が飛んでいます。事の発端は開催地であるオーストラリア・ビクトリア州の首相であるダニエル・アンドリュース氏さんが新型コロナウイルスのワクチンを接種していない選手の入国許可を申請しないと述べたことです。これに対し、女子ツアーを統括するWTAは選手に対し、ワクチンを接種していない場合でも14日間の隔離期間を経れば大会に参加できることを示唆したと云われています。
開催地であるメルボルンはビクトリア州にあり、トップレベルの選手たちの出場を確保したい全豪オープンの主催者(オーストラリアテニス協会)にとっては打撃になると推測している訳です。昨年優勝したノバク・ジョコビッチ、ラファエル・ナダル、ロジャー・フェデラーなどの一部の選手は、ワクチンを接種したか否かを公表していないと云う事もあり、今後この問題がどのような展開になるのか?行方に関して報道に注目して行きます。

NOBU TENNIS TEAMに新メンバーが加入 [INFORMATION]

【現在、神奈川県の白鵬女子校・テニス部顧問の清水奎吾くんです】
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清水クンは滋賀県出身の22才。清水悠太を育てたパブリックTE出身で、光泉カトリック高校テニス部ではインターハイ、全日本ジュニア、国体準優勝などと活躍し、卒業後亜細亜大学テニス部へ。4年生のときは主将も務めたインカレ選手。今年の春から白鵬高校の社会科の教師となり、テニス部の顧問を務めています。高校テニス部の関係で公式戦での着用ウエアやラケットはヨネックスですが、練習の時などにはNOBU TENNIS TEAMのメンバーとして着用していただくことになりました。なかなか気骨のあるナイスガイです。

【亜細亜大学テニス部のサイトでの卒業生紹介ページから】
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大学生のときから、練習がオフの日などに、よくNOBUには遊びに来ていて、進路の相談なども受けていたりしていましたが、高校のテニス部の顧問先生が似合うタイプです。部活が終わってからのフリー練習にも最後まで相手をしているらしく、ストリングもよく切れたりシューズの減りも半端ないと嬉しそうに話していました。今後の彼の活躍を様々な形でサポートしていきたいと思います。全国選抜での上位入賞を目指してがんばってください。

コメントは noblog@tennisfactory.co.jp  or  Call:03-3499-6160

全日本選手権は予選からライブ配信です [Tennis Online]

【今年の全日本選手権、今日から予選が始まりました】
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https://www.youtube.com/user/jtatennisonline
兵庫県三木市のビーンズドームで、今日から全日本選手権の予選が始まりました。初日の今日は女子シングルスの1回戦が24マッチ。何気なく大会ホームページを見たら「何と予選からライブ配信」です。センターコートと上のコート1面が対象になっています。明日は男子シングルスの1回戦の予定ですから、これはまたまた仕事になりません。ちなみにこのライブ配信、決勝戦はNHKBS1で放映されるため、ライブはありませんが、テニスオンラインの撮影スタッフがストックしますので、後日サイトで公開される予定です。(ちなみに本戦になるとライブは最大4面で観戦することができます/観戦は無観客なのでセンターコートの画面はちょっと寂しい感じではありますが…)楽しませていただきます。

【大会の詳細はこちらのページからリンクしてください】
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https://www.jta-tennis.or.jp/alljapan/tabid/436/Default.aspx
ドロー、オーダーオブプレーなどはここから確認してください。ビーンズドームはセンターコートの他に8面のインドアがあり、多いときで7面の試合とプラクティスコートが2面。雨の心配がないので余程のことがない限り前日に発表される日程をチェックしておけばお気に入りの選手の試合をライブ応援できるでしょう。明日のスタートは午前10時。3ラウンド目にNot Before 12:30分がついていますのでスケジュールも分かりやすいですね。今年は誰の手に“天皇杯”、“秩父宮妃記念楯”が輝くか?そわそわします!

2022年の殿堂入り候補選手が発表されました [TENNIS LINKS]

【こちらの6人が来年の国際テニス殿堂入りの候補選手です】
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https://www.tennisfame.com/
1954年にアメリカ・ロードアイランド州のニューポートに設立された“国際テニス殿堂”。テニスの歴史に名前を残した、グランドスラム優勝者、デビスカップ、フェドカップなどで自国を優勝に導いた、シングルス、ダブルスで世界ランキング1位に輝いたなどの選手が選ばれる栄誉です。実はカテゴリーでは選手の他に“テニス界に貢献した人物/Contributor”があり、昨年はWTA Tourの基本となる女子ツアー設立に参加した「オリジナル9」、テニスコーチを育てるUSPTRを創設した、デニス・バンダーミーアさんが選出されました。

そして今年、ノミネートされたのは
●セルビアのアナ・イワノビィッチ、2008年全仏優勝。
●イタリアのフラビア・ペネッタ、2015年全米優勝、
●ジンバブエのカーラ・ブラック、元ダブルス世界No.1、
 ダブルスと混合で10の主要タイトルの勝者
●アメリカのリサ・レイモンド、元ダブルス世界No.1、
 ダブルスと混合で11回のグランドスラムタイトルを獲得
●スペインのカルロス・モヤ1998年の全仏オープンで優勝し、元世界No.1
●スペインのフアン・カルロス・フェレーロ、2003年全仏優勝、元世界No.1
現在はサイトからファンの人気投票を無料で受付けています(10/30まで)
例年ですと、2〜3人の選手が殿堂入りとなっていますので、誰が選ばれるのか?

【カーラ・ブラックと云えばこの壁打ちです】

以前にも紹介した動画です。ボクなら、カーラに1票です。

昨年の全日本選手権のベストマッチ [Tennis Online]

【日比野菜緒 VS 穂積絵莉の対戦がテニスオンラインにアップされました】
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https://www.tennisonline.jp/cnt.jsp?no=2337&mj=ml880
○日比野菜緒 6-4,2-6,6-4 ●穂積絵莉(2回戦での対戦です)
ふたりともに、花の1994年生まれ、グランドスラム大会での実績もある両者の対戦は期待通りの熱戦になり、勝敗はフルセットの混戦となりました。ジュニアの頃からから競り合ってきたふたりは、お互いのプレーの特徴などが頭に入っているため、当時のランキングでは日比野の71位に対し穂積は373位と差が開いていましたが、この対戦の場合、ランキングはあってないようなもの。穂積は2013年の全日本選手権を制し、2017年の全豪オープンでは予選を突破する実力者。試合は競った展開となりましたがタフな場(2〜3ランク上の大会に出場している)で戦う回数という場数の違いを日比野が見せ、最後は勝利をつかみました。日比野は全日本選手権で悲願の初優勝に向け決勝まで進出しますが、ジュニアの頃のテニスクラブの先輩である秋田史帆に惜敗。今年は手首の故障で年内の大会出場を見合わせたので、今年は出場せずにリハビリとトレーニングに励んでいるようです。しっかりリカバーして2022年シーズンを迎えられますように、お祈りします。

再入荷アイテムのご紹介 [INFORMATION]

【伸縮性と速乾性に優れた平織りのポリエステル生地でジップアップ・パーカー】
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アイテムの詳細は:https://tennis-nobu.blog.ss-blog.jp/2020-11-29
NOBUでは「Web Catalog」でご紹介した商品はなるべく在庫を切らせないよう、品薄になったアイテムは、追加制作をしています。ご注文をいただく際に時々ご迷惑をお掛けすることもありますが、欠品していてもタイムリーにお渡しできるよう務めています。

【平織りストレッチ生地のロングパンツです】
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アイテムの詳細は:https://tennis-nobu.blog.ss-blog.jp/2020-11-28
上段のZIP HOODYと同じ素材のセットアップです。

【定番のTennis Boyは全部で5色です】
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アイテムの詳細は:https://tennis-nobu.blog.ss-blog.jp/2020-11-18

【Hoodyは永遠の定番アイテムです】
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アイテムの詳細は:https://tennis-nobu.blog.ss-blog.jp/2021-02-01

【Dry Tee-Shirtsのジャケット】
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アイテムの詳細は:https://tennis-nobu.blog.ss-blog.jp/2020-06-21
長袖シャツ感覚でお召しになれます。

【Dry Tee-Shirtsのジップ・パーカー】
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アイテムの詳細は:https://tennis-nobu.blog.ss-blog.jp/2020-06-20
とにかく軽い、ドライシャツ素材。

【ライトフリースジャケット】
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アイテムの詳細は:https://tennis-nobu.blog.ss-blog.jp/2020-11-21

ご注文は support@tennisfactory.co.jp  or  お気軽にCall:03-3499-6160
もちろんご来店もお待ちしています:“NOBU STORE HOURS

NOBU 39th Anniversary Fair 開催中 “記念Tシャツをプレゼント!”

NOBUでは“通信販売送料無料キャンペーン実施中(新型肺炎/全世界完全終息宣言まで)”
詳しくは:https://nobu-catalog.blog.ss-blog.jp/

富士フイルム・テニス部のチームウエア [Custom Made]

【富士フイルム・テニス部のチームウエアをお作りしました】
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2018年に続いてチームウエアをお作りしました。前回は社内の東西対抗戦の東京チーム用にお作りしたので「TOKYO Tee-Shirts」で左袖に会社ロゴとテニスチーム(このシャツの左袖に入っている版を使って)のプリントでしたが、今回は実業団のメンバー用に「NOBUのプロモデル」からお選びいただき、会社ロゴを左袖と背中にプリントしました。実業団のロゴのレギュレーション範囲に収まる仕様です。生地の色はブルーとグレーの霜降り・ドライ生地。週末の試合に間に合わせるため、金曜日の夕方に仕上げお渡しできました。

【背中の版は左右24センチ。製版では2段でデザインしておきました】
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今回の背中プリントは「社名だけをプリント」というご依頼でしたが、今後何か別のアイテムをつくることがあった場合にこのデザインでもプリントをすることがあるかもと思い、このデザインで版を作っておいて、実際にプリントをする際に“テニスチーム”のところを「マスキング」して富士フイルムだけをプリントしました。実際にこんな事もできますので、新たにチームウエアをデザインする時には何なりとお問い合わせください。

カスタムメイド制作は1枚からでも「OK ! 」デザインサポートはお任せください。
お問い合わせは support@tennisfactory.co.jp  or  お気軽にCall:03-3499-6160

日本テニス協会の名誉総裁が眞子さまから佳子さまに [TENNIS IMAGE]

【2015年10月10日に有明コロシアムでの引継式の後ジャパンオープンをご観戦】
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公益財団法人日本テニス協会は1992年から秋篠宮様が名誉総裁を務められておられました。デビスカップが大阪で開催された際にもなみはやドームまでわざわざお越しになり、ご観戦くださいました。宮さまは幼少期よりテニスをされ、軽井沢トーナメントのジュニアの部などにも出場。ボクも観戦したのを覚えています。そして2015年10月10日に長女の眞子内親王が名誉総裁を引き継ぎ、常任の名誉総裁に就任されました。この写真の日、引継式があり、おふたりでジャパンオープンをご観戦されました。この日のことは昨日のことのように覚えていますが、あれから6年も経つのですね。佳子さまが次にこの席にお掛けになるのは来年のジャパンオープンか?全日本選手権(天皇杯授与?)かも知れません。

コメントは noblog@tennisfactory.co.jp  or  Call:03-3499-6160

スマッシュ・2021/12月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(10/21発売のスマッシュ)】
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今月のスマッシュの表紙は、巻頭の技術モノに登場する選手たちをコラージュしています。遂にジョコビッチ、ナダル、フェデラー達でないメンバーでのノミネートです。
左画像は25回目の連載となる“メンタル強化法”で、1日3分のトレーニングとし、今号でのテーマは「てっぺん志向」です。●小さなナンバーワン●得意分野を生かす●人生二度なしが、3つのポイントで、出過ぎた杭になれとアドバイスしています。

【技術特集は“すぐ入るようになるツボ”です】
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フォアハンド編、両手バック編、サービス編、ボレー編と4種類のショット別に構成されています。テーマは「ボールを確実にコートへ入れること」を実現するショットのツボを分解写真で教えてくれます。コートに入れると云う基本の中の基本。じっくり学びましょう。

【新たに始まった“ダブルスの新常識”は片山翔と江原弘泰の名コンビが担当です】
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2017年の全日本選手権で優勝したふたりのダブルス。今号からの新連載はメンタル面を含め、ダブルスの考え方を紹介しています。先ず1回目は「ダブルフォルトは避けたい、序盤のサービス/デュースサイド編」です。試合の滑り出しにどんなことを考えるのか?ふたりのうちどちらが先にサーブをするのか?なかなか面白い企画です。2ページなので連載も長く続きそうで、期待感、大。どこまで深堀してくれるか楽しみにします。

【こちらもダブルス「かけ引き入門」は11回目となりました】
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ダブルスの心理戦に勝つ、の今号は「アイ・フォーメーションで相手に考えさせ、動揺を誘え!」何だかまやかしっぽいテーマですが、重要な場面でこのフォーメーションを使うようなアドバイスや、サーブの後にふたりが共に両サイドに開く作戦を紹介していますが、分解写真ではサービスダッシュをしていないので何だかピンとこない感じがします。今のテニスだとこうなっちゃうんでしょうね。いささか残念。

コメントは noblog@tennisfactory.co.jp  or  Call:03-3499-6160

東京五輪での戦利品 [Tennis Collection]

【東京五輪・パラリンピックのスタッフ系グッズの第3弾です】
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東京五輪・パラリンピックの競技運営スタッフから、いただいたグッズの第3弾はストラップ、シューズとジャケットです。閉幕後にはテニスボール、シャツ、パンツ他、アクセサリーなどをいただきましたが、今回はほぼ最終版でこちらのアイテムを頂戴しました。

【ヒールテープにはTOKYO・2020と入っています】
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ボランティアで参加した後輩が来店時に履いてきましたが「シャツは恥ずかしいんですがシューズはいいですよ」と話していた通り、グレーの落ち着いた仕上がり。画像には写っていませんが、ベロの部分には東京五輪・パラリンピックの2つのロゴマークがあり。

【クレデンシャル用のストラップ】
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こちらも東京五輪・パラリンピック併用のデザインで、それぞれのサイドに2つのロゴマーク入り。両大会共にサポートに入った方も多く、確かにひとつにすればコストダウンになり、これは名案でした。あの夏の感動から時間が経ちましたが、思い出として保存します。

コートのある風景/ヒューストン近郊の個人所有のコート [TENNIS IMAGE]

【アメリカ・テキサス州・ヒューストンの近郊で見つけたプライベートコート】
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ヒューストンにはNOBUで販売している「アメリカンな小物」を取り扱っている「日本で云う問屋さん」の会社があり、ここでは数万点のテニスグッズを在庫して、アメリカのテニスショップやテニスクラブなどに卸売りをしています。ここは数年前に仕入れのために訪れた時に見つけたテニスコートです。先ずは見つけたところからの1枚がこれ。

【真後ろからも撮影しちゃいました】
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ヒューストンのこのあたり、いかに土地の価格が大都市との違いがあるとは言え、個人として2面のコート(約500坪)を所有できるってのも半端ない気がします。右奥がオーナーの方の家なんでしょうが、コートの左奥には休憩をするための東屋も鎮座ましましていて、敢えて目隠しなどしない、素晴らしいロケーションでした。1面でいいからいつかはプライベートコートを持ちたいですね。まさしくテニスマニアの夢ですが…。

フェデラー不在の今はディミトロフのプレーに注目 [YouTube Tennis]

【思わず唸るスーパープレーはやっぱりディミトロフ】

ATP Tourのサイトでも「This Grigor Dimitrov highlights package. What an incredibly talented player」と絶賛しています。信じられないくらい才能あふれるディミトロフは、天才肌なるが故に勝ち星を持続することが難しいのか?今回のインディアンウェルズでも、メドベデフを破っておきながら準決勝敗退。2017年のツアーファイナルでは初出場ながら初優勝(1978年のマッケンロー以来2人目)を遂げ、自身のランキングも3位にまで上げたのですが、それ以降はちょっと低迷気味。キレのあるプレーは、ロジャー・フェデラーの再来(ベビー・フェデラーと称されていたこともありました)として、2008年の全米オープンジュニアで優勝した頃から注目されてきました。まだ30才になったばかりですから、これからの活躍にも期待したいですし、ガンガンとスーパープレーを見せてください。

【こちらは「なんていいヤツなんだ、ディミトロフ」のハートウォーム】

グリゴール・ディミトロフはブルガリアでテニスコーチの父とバレーボール選手だった母の下に生まれ、3歳でテニスを始めたそうです。ジュニアの頃のプレーが注目され、スペインのサンチェスカサル・アカデミーに入り、その後フランスのムラトグルー・アカデミーに移籍しツアーを廻り始めたようです。20歳でトップ10に入ってからの活躍は皆さんご存知の通り。まだまだトップを狙える、優しさと天性を持った愛すべき選手です。

今年の全日本選手権の情報が公開されました [TENNIS LINKS]

【日本テニス協会が会見を開き、出場予定選手などを発表しました】
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https://www.jta-tennis.or.jp/alljapan/tabid/437/Default.aspx
テニスプレーヤーにとって一度は日本チャンピオンとしてタイトルを獲っておきたい「全日本テニス選手権」。今年は第96回大会として、10月30日~11月7日(※予選は10月27日~29日)に兵庫県三木市のビーンズドームで開催されます。その記者発表が10月15日に行なわれ、大会概要や出場予定選手を発表されました。昨年の大会はシングルスのみで有明テニスの森のインドアコートでの開催でしたが、今年はシングルス本戦は48ドローで、ダブルスは16組で実施されます。またシングルスは48ドローの予選も行なわれるとのことです。大会そのものは無観客となりますが、「JTA Tennis Online」で配信されるそうです。

さてさて、気になる出場予定選手ですが、男子は、清水悠太、今井慎太郎、望月勇希、関口周一、越智真、田島尚樹、田沼諒太、今村昌倫、白石光、川橋勇太などが名前を連ねています。過去の優勝者は江原弘泰だけ、その他の選手は誰が勝っても初優勝です。

一方の女子は、岡村恭香、清水綾乃、加治遥、荒川晴菜、山口芽生、川村茉那、細木咲良、松田美咲、輿石亜佑美、大前綾希子と云った選手たちが栄冠を目指して戦うことになりそうです。歴代優勝者の出場は清水、大前のほか、桑田寛子、今西美晴がエントリーしていて、2度目のタイトルを狙うと云う構図。全日本選手権は独特の雰囲気がありますので単にランキングだけでは優勝者の推測はできません。どの選手がこの大会に向けてどれだけ準備をして、どれだけのモチベーションを持って臨むことができるか?選手をサポートするコーチやトレーナー、そして家族などが一体となってこそ得ることができる栄冠。今年は誰の頭上に輝くのでしょうか?日本人選手の中でランキングのトップクラスは出場していませんが、タイトルを獲得した時の感激を、今年もまた共有できればと思います。出場する選手の皆さん、全員ががんばって!パソコンの画面越しに応援したいと思います。