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滋賀大学テニス部のチームウエアをお作りしました [Custom Made]

【滋賀大学テニス部のOBの方からのご依頼でお作りしました】
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お作りすることになったきっかけは、筑波大学テニス部で活躍をされ、大学院を修了された後に滋賀大学に着任された道上静香さんが、大学テニス部の指導にあたって20周年と云うタイミングになったことで、OB方が記念品を作りたいとの依頼を受け、デザインしました。お作りしたのは白とピンクとブルーの3色。胸のワンポイントは1種類で大学名と創部年度(1954)を2本のラケットで挟みました。

【背中のデザインは2種類】
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ピンクの方はオーソドックスなコート柄で、「道上先生、20年間のご指導に感謝」と云う英文を入れました。ブルーの方は20年間に実際に指導を受けた、144人の学生の名前を全員入れるデザインです。名前のタイプは大学側からエクセルでの提供だったので、神経をすり減らすことはなかったのですが、デザインに入れ直してから「校正」をしていただき、無事に出来上がりました。名前を左合わせにしたのでまとまりがでました。

【先週末のOB会で参加者の皆さんの記念撮影です】
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中央の道上先生には、1枚だけのオリジナルの「赤シャツ」がプレゼントされました。
天候にも恵まれ盛会だったようです。道上さん、これからもがんばってください。

カスタムメイド制作は1枚からでも「OK ! 」デザインサポートはお任せください。
お問い合わせは support@tennisfactory.co.jp  or  お気軽にCall:03-3499-6160

インカレインドアが江坂で始まります [TENNIS LINKS]

【今年最後の学生大会は、インカレインドアです】
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https://alljapanintercollegiate-tennis.r-cms.jp/
インカレインドアは恒例の大阪・江坂テニスセンターのインドアコートをすかって開催されます。昨日から予選が行なわれ、明日から本戦と云うスケジュール。関東地区では先週まで“夏の関東学生トーナメント”が行なわれていましたので、リーグ戦、大学王座、全日本選手権、関東学生と全てに出場した選手は、このインカレインドアまで、かなりな過密日程で大会をこなしている状況でしょう。そしてこれが年内最後の学生大会。最後の体力を振り絞って戦い抜いてください。選手の皆さん、がんばってね。

【男子の選手リスト】
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こちらが今年のエントリーリストです。既に4年生の実力者である、慶應義塾大学の羽澤慎治や筑波大学の田形諒平などの名前はリストにありませんが、早稲田の白石光、インカレチャンピオンの慶應の藤原智也など3年生以下の精鋭が出場しています。

【女子の選手リスト】
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女子選手のリストはこちらです。第1シードは筑波の阿部サン。2シードは慶應の今田さんと、今年学生大会で良い結果を残した選手達が名前を連ねています。先週の関東学生を制した亜細亜大学の山崎郁美さんは第4シード。トップ4人の中から誰は優勝してもおかしくはない、好選手が揃っています。今年最後の学生大会ですから、ベストを尽くしてタイトルに向けて、好勝負があることに期待します。

中国の“Peng Shuai問題”を深堀りする日刊スポーツ [Tennis Books]

【Where in Peng Shuaiのキャンペーンはこの1枚のカットで世界を賑わせています】
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中国政府と女子選手の問題は、かなり悩ましいテーマで、このブログで紹介するのをためらっていましたが、日刊スポーツのテニス担当記者である吉松忠宏さんが、中国のテニス事情を分かりやすく記事にしてくれました。「彭帥/Peng Shuai」の思い出や、当局を取材した時の事情などを2回に分けて連載しています。下記リンクからお読みください。

【消息不明の彭帥、告発につながった反体制主義/スポーツ徒然草・上】
https://www.nikkansports.com/sports/news/202111270000274.html

【究極の個人競技と国家主義 彭帥問題を招いた背景/スポーツ徒然草・下】
https://www.nikkansports.com/sports/news/202111280000461.html
本当に良く取材されていると、彼の記事を読むたびに思わされます。
いつも貴重な情報に感謝です。

テニスファンが選ぶ選手に投票を [TENNIS LINKS]

【ATPが今年も“Fans Favourite”の投票受付を始めました】
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https://www.atptour.com/en/news
ATP Tourが毎年行なっている「ATP・アワード」のひとつで、男子テニスのファンがお気に入りの選手に投票できる「Fans Favourite」の投票を11月24日にスタートしました。上記のリンク先のまん中にある「VOTE/投票」からプルダウンして、先ずはシングルス選手、次にダブルスペア(ペアなので2人の名前が決められて記載されています)を選ぶことが出来ます。そしてプルダウンできる選手は限定されていて、2021年11月15日の時点でATPシングルスランキングの100位以内。そしてダブルスチームはランキングで25位以内の選手のみ。さあ今年の“アイドル”に選ばれるのは誰になるのでしょう?
投票は12月7日が締切なので是非皆さんも投票してみてはいかがでしょう!

【2000年にスタートしたこの投票、20年間で選ばれたのは3選手のみと驚きの事実】
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この“Fans Favourite”のオンライン投票で選ばれる賞は、2000年にスタートしました。上の画像がその受賞者で1回目はグスタボ・クエルテン(分かる気がする)2001年と02年はマラト・サフィンが受賞。そして03年からはロジャー・フェデラーが18年連続で選ばれていると云う衝撃の事実がありました。またダブルスは2005年から始まり、初年度から2017年までの間(2019年に再び)、ずっとマイクとボブのブライアン兄弟が選出されています。こちらもまた驚きですが、ジャパンオープンの1番コートでブライアンズの練習に大勢の観客が集まったことを思い出せば、納得のいくファン投票とも言えますね。
余談ですがこのペア、2年連続で1回戦敗退だったのは残念でした…。

ATP Tour Finalはズベレフが2度目の優勝 [YouTube Tennis]

【こちらがメドベデフとの決勝戦のハイライトです】

イタリアのトリノで行なわれた、今年のツアーファイナルはアレクサンダー・ズベレフが6-4.6-4のストレートでダニール・メドベデフを下して、2018年以来の2度目の優勝を果たしました。まだグランドスラムのタイトルはありませんが、今年は東京五輪では準決勝でジョコビッチを破り、金メダルを獲得。マスターズのマドリッド、シンシナチでも優勝と活躍し、現在のランキングは堂々の3位に位置しています。このツアーファイナルでも準決勝でジョコビッチを破ってでの決勝進出でしたから、喜びもひとしおだったことでしょう。次に狙うのはもちろん4大大会でのトロフィーですね。

【こちらはツアーファイナルでのベストショット10ポイントです】

聞くところによると、コートサーフェスが昨年のロンドン(O2アリーナ)よりも速かったようで、長いラリーが続くポイントが少なかったように見受けられました。しかしながらジョコビッチのコートカバーリングとアンティシペーションは本当に素晴らしいですね。

Davis Cup Finalsが始まりました [TENNIS LINKS]

【今年最後のテニスイベント“Davis Cup Finals”が欧州の3都市で開幕】
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https://www.daviscup.com/en/home.aspx
男子の国別対香典であるデビスカップは開催のフォーマットが変わり、18カ国が一同に会し、3カ国ごとの6つのグループリーグを行ない、ブロックで1位になった6チームと、予選ブロックで結果の良かった2カ国の合計8カ国で決勝トーナメントを行ないます。

【予選グロックの組み合わせがこちらです】
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予選は3カ所の会場で行なわれますが、オーストリアのインスブルックはロックダインの影響で無観客で行なわれることになりました。イタリアのトリノはATP Tour Finalsが行なわれた会場をそのまま使用し、スペインのマドリッドは従来開催されていた会場での実施となります。今年の本命はメドベデフ、ルブレフを擁するロシアか?対戦はシングルス2試合とダブルスの3ポイント。テニス界はこのデビスカップが今年最後のビックイベント。連戦の疲れがある中、出場を決めた選手達のパフォーマンスに感謝を送ると共に、今年はどこが優勝するのか?目が離せません。対抗馬はイタリアかもしれません…。

全国小学生大会の決勝戦の動画です [Tennis Online]

【TennisOnlineのサイトで全小の男子シングルス・決勝の動画がアップされました】
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http://www.tennisonline.jp/cnt.jsp?no=2342&mj=ml882
今年の全国小学生選手権は様々なテニスイベントの開催の繰り合わせで、いつも7月末に開催されていた会期を変更して8月18日から東京都内のコートに分散してで行われました。男子シングルス決勝では、中富奏太(大阪・寝屋川市立第五)が柳宏優(埼玉・深谷市立深谷)に7-6.6-1で勝利し、優勝しました。テニスオンラインではライブ配信などをしていましたが、本日オリジナルサイトに公開されました。今の小学生は皆さんお上手です。

大会の詳細はテニスマガジンオンラインで閲覧することが出来ます。
https://tennismagazine.jp/article/detail/17345
男女共にシングルス竹の大会ですが、優勝するまでに6回の勝利。体力も必要です。

来年1月はまるごとオーストラリアです [TENNIS IMAGE]

【オーストラリアテニス協会が来年1月のスケジュールを発表しました】
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今年のテニスシーズンも“デビスカップ・ファイナイル”を残すのみとなりましたが、まだ「ATP」は来年のスケジュールを発表していないにも関わらず、オーストラリアテニス協会が、Facebookのページに来年1月のオーストラリア国内で開催される大会のスケジュールを発表しました。この発表によると年明け早々に“ 国別対抗戦のATP Cup”が従来通り開催され、並行してチャレンジャー大会が2カ所で行なわれ、その後にはATP250の大会がメルボルンとシドニー、アデレードで実施、その後全豪オープンの予選がメルボルンの本戦会場で行なわれるようです(昨年はメルボルンではありませんでした)。1月の期間中には車いすの大会や、ジュニアの「J1」レベルの大会も行われ、1月17日から30日までの全豪オープンが終了するまでの間、各地でフルに国際大会が行われるとのこと。オーストラリアはパンデミックの影響でニュージーランド以外の海外からの渡航者を徹底的にシャットアウトしているので、もちろん事前の隔離やワクチン接種者でない場合の対処法など、様々な規制が敷かれていますので、この1ヶ月の間に1年分のテニスイベントを真夏の間に開催してしまおうと云うつもりなのかもしれません。もちろんこれだけの大会をこなす訳ですから、かなりの資金的背景が必要になるでしょうが、オーストラリアテニス協会の大胆な行動力に驚くばかりです。全ての大会のご成功をお祈りします。そして日本人選手の活躍にも期待です。

スマッシュ・2022/1月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(11/21発売のスマッシュ)】
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今月のスマッシュの表紙は「ツアーファイナル優勝を見越して?」ズベレフの選出です。予選リーグではメドベデフに破れ、2位での決勝トーナメント進出でしたが、準決勝でジョコビッチを、そして決勝でメドベデフを破って2度目の優勝。サーシャ、おめでとう。
右画像は「特集・ネクストキングのスゴ技」の扉ページです。フェデラー、ナダル、ジョコビッチ、マレーらの次ぎに来るのは、この3人と云うことで、シチパス、メドベデフ、ズベレフの3人にフォーカスし、丸山薫さんが戦術やテクニックを解説しています。

【巻頭の技術モノは“初めてのトップスピン”習得のバイブルです】
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フォアハンドのトップスピンに特化した技術特集です。解説は亜細亜大学テニス部のヘッドコーチである森稔詞さんで、モデルは堀内監督の次男の竜輔クンが務めています。まずスピンの特徴から、グリップ、テイクバック、スタンス、スイング、フォロースルーとポイントごとにお勉強できます。後半では練習法も紹介されていますので、もう一度トップスピンを学び直してみようと思う方には良いアドバイスが得られるかもしれません。

【技術モノの第2弾は“上達の秘訣は左手にあり”です】
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グリップを持たないもう片方の「手」の遣い方がいかに大切かを、元デビスカップ選手である近藤大生さんが解説しています。サービスのトスからインパクトまで、ストロークでのバランスの取り方、ボレーの時のイメージの作り方などを分解写真で丁寧に説明しています。特にハイボレーの遣い方には常に念頭に入れておく必要がありますね。

【片山翔と江原弘泰の“ダブルスの新常識”は連載2回目です】
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この特集は見開き2ページだけの特集なので、毎回ワンポイントでの“新常識を学ぶ講座”です。今号では「ダブルフォルトを避けたい序盤のサービス」分解写真ではフラットとスライスの打ち分けが、分かりやすいほど分かりやすい見せ方にビックリです。ワンポイントアドバイスでは「試合前のサービス練習で最後の4本はセカンドサーブだけを打つ方が良いでしょう」なるほどなるほど、納得です。明日の朝練で試してみます。ありがとう。

女子連・福岡支部の40周年記念品 [Custom Made]

【日本女子テニス連盟の福岡支部が発足40年で記念品をお作りしました】
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今回の40周年記念品は2種類の制作でした。ご担当者の方から、昨年の末に「来年の10月に40周年になるので記念の品を作りたい」とのお問い合わせをいただき、様々なやりとりをし、クロスラケットのチャームとテニスボール型のトレイを制作しました。チャームは裏側にピンを付け、ジャケットなどに付けられるようなサイズです。トレイは普通のお皿よりも深い形状にし、イヤリングや指輪などを入れられるようにしてお作りしました。どちらも金型から作ったものですから、完全なオリジナルです。

【親睦トーナメントの際に皆さんに配られたそうです】
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福岡の方からは楽しい大会の様子が写った写真がたくさん送られてきました。先ずは何を作るか?を決め、デザインがを作り、サンプルを制作し、若干の手直しをして、製品化する事が出来ました。お話をいただいてから10ヶ月かかりましたが、ご納得いただけるオリジナルが出来上がりました。受け取られた皆さんに喜んでいただけた事が嬉しいですね。

カスタムメイド制作は何でもお問い合わせください。デザインサポートもお任せください。
お問い合わせは support@tennisfactory.co.jp  or  お気軽にCall:03-3499-6160

国際テニス連盟が来年のスケジュールを公開 [TENNIS IMAGE]

【ITF World Tennis Tour/男女の第1四半期(1月から3月)の大会を発表しました】
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https://www.itftennis.com/en/news-and-media/articles/itf-world-tennis-tour-set-to-offer-over-1000-events-in-2022/
上が男子、下が女子の、週ごとに区分けされた大会の開催予定表です。この表は2022年の1月から3月末までの一覧ですが、やはりアジア圏内の開催はタイ、インド、カザフスタンで、我が国もそうですが、オーストラリア、ニュージーランド、中国、韓国、台湾などでの予定は入っていません。各国の政府が自国以外の選手の入国に制限を持っているため、スケジュールに入れてもらえなかったのではないかと思います。3年前は亜細亜大学、早稲田大学、筑波大学、山梨学院大学などの会場を使って、男子の1万5千ドルの大会が開催されましたが、これはもう無理と云う事なのでしょうか?非常に残念なニュースです。

但し国際テニス連盟のサイトでの発表は、2022年は男女で「1.000大会以上を実施」とし、パンデミックになる前よりも多い大会を開催する事になりそうだとしています。資金がある日本人選手は毎週開催され、なおかつ選択肢の多い「表でいういちばん左の」ヨーロッパに遠征することが出来るかもしれませんが、そうでない選手達には世界ランキングの対象大会が日本国内で行なわれないため、厳しい状況となってしまいました。これで3年連続です。日本への入国者は就労者や留学生などに対し、徐々に緩和されていく方向のようですが、まだまだマイナーレベルの個人スポーツに対しては厳しいのかもしれません。

ATP Tourは未発表ですが、ジャパンオープンや神戸チャレンジャーなど来年開催する事が出来るのか?心配です。何とかならないのでしょうかねえ…。

ウイリアムズ姉妹のパパを描いた映画が公開 [Tennis Books]

【リチャード・ウイリアムズを演じるのはウィル・スミスの“ドリームプラン”】
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https://tennismagazine.jp/article/gallery/18520/1
https://tennismagazine.jp/article/detail/18172
テニスマガジン・オンラインで紹介されたのは、ワーナー・ブラザース映画配給により、ウィル・スミス自身が主演、プロデューサーを務める最新作『KING RICHARD』(邦題『ドリームプラン』)が、2022年2月23日(祝)から日本国内で公開されるとの発表。この映画は、ビーナス&セリーナ・ウイリアムズ姉妹をロサンゼルス郡南部・コンプトン市の公営テニスコートで、ゼロから世界チャンピオンに育て上げた、テニス未経験者である父リチャードが独学で作り上げた「計画書=ドリームプラン」にまつわる驚きの実話とのことです。

【1分間のプロモーションビデオです】

ウイリアムズ姉妹の実父であるリチャードは、彼女たちが生まれる前にTVで優勝したテニスプレーヤーが4万ドルの小切手を受け取る姿を見て、「子供を最高のテニスプレーヤーにしよう!」と決意。テニス未経験にも関わらず、独学でテニスの教育法を研究し、78ページにもおよぶ成功への計画書を作成し、誰もが驚く常識破りの“ドリームプラン”を実行したという実話を基に制作されたそうです。封切が楽しみですね。

WTA Finalsはスペインのムグルサが優勝です [YouTube Tennis]

【オーソドックスなプレースタイルのムグルサがチャンピオンになりました】
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ガルビネ・ムグルサ・ブランコは1993年、スペイン系ベネズエラ人でベネズエラのカラカス出身の28才。2016年全仏オープンと2017年ウィンブルドンのシングルスに優勝し、WTAツアーでシングルス5勝、ダブルス5勝を挙げています。現在のコーチはコンチータ・マルティネス。2020年の全豪オープンの4回戦で大坂なおみに2-1(4-6、6-4、7-5)マッチポイントを握りながらも敗れましたが。試合後「良い気持ちでコートを去る」とサバサバと語ったのと素晴らしい試合内容に感動したのを覚えています。

【こちらが決勝戦のダイジェスト。ムグルサのステディなテニスが好きです】

4年ぶり4度目の出場となった第6シードのムグルッサが、第8シードのアネット・コンタベイト(エストニア)を6-3 7-5で倒してチャンピオンに輝いた決勝戦のダイジェストです。テニスがよくわかっている試合運びに思わず唸りますね。

さてさて、19年ぶりに日本人ペアとしてツアー最終戦に出場した青山修子/柴原瑛菜は、2勝1敗で予選ラウンドを突破したものの、準決勝ではシェイ・スーウェイ(台湾)/エリーゼ・メルテンス(ベルギー)に残念ながら敗れてしまいました。しかし今シーズンを通してみれば、WTA1000のマイアミでタイトルを獲得、ペアとしてシーズン5勝を挙げたのは、このふたりのみ。4大大会でも全豪でベスト8、ウィンブルドンでベスト4と、2019年9月から本格的にペアを組みはじめ、1年を通してツアーファイナルに出場できたのは良い経験になったことでしょう。来年は優勝を目指してがんばってください。

シーズンオフは“World Team Tennis”で楽しむ [TENNIS LINKS]

【男女のツアーはひと段落ですが、選手達のお小遣い稼ぎの場があります】
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https://wtt.com/
1973年からアメリカで始まった“ワールドチームテニス”。今年も「New York Empire」「Orange County Breakers」「San Diego Aviators」「Spring Field Lasers」「Chicago Smash」の5チームで対抗戦が行なわれています。テニスの一般的なチームマッチと違って面白いフォーマットで、エンタテイメント性を高めた試合なので、観客の皆さんと共に盛り上がる工夫がされています。試合の模様はNBCやTennis Channelなどでも放映されていて、アメリカのテニスファンには喜ばれているようです。

【今年の目玉選手は、テイラー・フリッツやキム・クライシュテルスらです】
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コーチなどもユニークで、ニューヨークはルーク・ジャンセン、サンディエゴはジョン・ロイド、オレンジカウンティーはリック・リーチなど。お小遣い稼ぎをしている選手達の中では、マッケンジー・マクドナルド、オースティン・クライチェック、スティーブ・ジョンソン、ドナルド・ヤング、トミー・ポールらがチームのメンバーにノミネートされています。対戦は既に始まっていて、11月一杯のほぼ毎日、全米の各地で開催されています。このようなエキシビションマッチはシーズンオフには楽しむ事ができるチーム戦がアメリカ国民には受けるんでしょうね。ファンを掴むのにも恰好なイベントかもしれません。

Next Genの選手達が遊んでいたトリックショット [YouTube Tennis]

【今年のNext Genは、第1シードのカルロス・アルカラスが優勝しました】
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男子21歳以下のトップ8選手が出場する「Next Gen ATPファイナルズ」はイタリアのミラノで13日に決勝が行なわれ、第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が第2シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ/コルダの息子)を4-3(5) 4-2 4-2で下して優勝しました。まだ18才のアルカラスは、この1年でランキングを100位上げ、現在は32位。大躍進の年になりました。おめでとう!まさしくネクスト・ジェネレーションの旗頭となりました。

【大会期間中選手達が遊んでいたトリックショットの数々です】

ボールとラケットと身体を使って遊んでいます。さあいくつくらい真似ができるでしょう。
次のオンコートの練習前にトライしてみてください。結構難しいですが…。