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スマッシュ・2022/7月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(5/20発売のスマッシュ)】
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今月のスマッシュの表紙は、マドリッドの決勝でアルカラスに敗れたズベレフです。準優勝とは言え、苦手なクレーコートで初めてシチパスに勝利し、好調さは続いています。ローランギャロスでの活躍に編集部が期待を込めた表紙の抜擢かもしれません。
右側は先月から連載が始まった、テニス漫画“ブレークバック”からテニスの本質を知ろう。という企画です。今号のテーマは「自分の得意ポジションを知ろう」ということで、攻撃型、守備型、ニュートラルポジションの3種類に分けて、作家さん自身が解説しています。

【巻頭の技術モノは“目指せ!弾丸サービス”です】
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巻頭の技術モノで解説に初登場したのは柴原瑛菜さんのお兄さんにあたる“柴原瑞樹さん”です。妹さん同様にアメリカで生まれ、カリフォルニア大学のデービス校で心理学を学び、卒業後にテニスコーチの資格を取得し、テニスクラブのジュニア育成プログラムに携わり、フィジカルトレーナーの資格も取得したそうで、妹さんのプロ転向を機に日本に移住したそうです。現在は様々なアスリートのトレーニングなどの指導を行ない、YouTubeチャンネルでは「サービス特化型レッスン」が話題になっているとのこと。その瑞樹さんによる“速いサービスを打つために必要な身体の使い方”是非読んでみてください。

【技術モノの第2弾は“勝つためのリターン”です】
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確実に返すことを考えて守備的になりがちなリターンを、試合に勝とうと思ったらリターンから攻めるべきという理論に基づき、5つの選択肢を紹介しています。いかに相手サーブをブレークするか?アルカラスさまを見習って、アグレッシブなリターンゲーム(フォアに回り込んだり、スライスで滑らせたり)を考えてみましょう。

【中とじの技術モノは“スタンスの基本”です】
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オープン、クローズド、スクエア、セミオープンの3種類のスタンス形と特徴を理解して相手からのボールと自分の位置から使い分けが出来るように解説しています。昔はしっかり踏み込んで!とクローズドが基本でしたが、今はしっかり肩が入っていればオープンもありだなと…。ただここはエースでと思うと踏み込んで打つのがベターかなと思う自分がいます。問題はいかに速くボールに追いつくかではないでしょうか?つま先をどう向けるかもポイントですね。スタンスは色々試して、自分の球種に向いているのはどうなのかを探してみることが大切ではないでしょうか。