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SEIKO Super Tennis 1986の大会プログラム [Tennis Books]

【かなりのお宝プログラム/平綴じで114ページ、重量感があります】
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大学の後輩が持ってきてくれたプログラムです。転居するので断捨離をしていたら出てきたという貴重な1冊です。デザイン的に唸ったのがこの表紙で、表と裏の2面を使って、イワン・レンドルの豪快サーブです。かなり大胆な手法で、景気の良かった35年くらい前だと普通に出来ちゃったんでしょうね。編集者も出来上がってきた時は、ドヤ顔だったでしょう。

【レンドル、ベッカー、エドバーグの時代でしたね】
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表紙でレンドルを起用したのは前年度の優勝者だったからでしょう。しかし本文ではかなりエドバーグに特化した構成で本を作っています。この年エドバーグはまだ20才。ジュニアの頃から年代別でのヨーロッパチャンピオンになっていてグランドスラムのジュニアで全てに優勝してプロに転向した、金髪のイケメンでしたから…。この後日本国内でも「エドバーグファンクラブ」なんてのもありました。サーブアンドボレー、かっこ良かったです。

【アーロン・クリックステインもいましたね】
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クリックステインはジミー・アリアスらと共にニック・ボロテリーのアカデミーで育ち、16才でツアー初優勝し、戦後のアメリカで最年少のデビスカップ選手にも選出されました。基本はベースラインプレーヤーですが、思い切りの良いサーブでネットを取るなど、クレバーな選手でした。彼にも日本人のファンが多かったと記憶しています。

【NOBUでセイコーに出場する修造さんのために作った“SHUZO MODEL”です】
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天竺生地(もちろんコットンです)で作った“修造モデル”。胸は紺ラインで左袖だけ赤。当時のNOBUの基本カラーバリエーションです。白地のパンツは股下短めのデザインで生地はポリエステル。ポケットの袋布を右は赤、左は紺にしてNOBUっぽく仕上げました。このとき修造さんは20才。プロに転向して1ヶ月後でランキングも400位、セイコーにはワイルドカードでの出場でしたが応援に行ったのを良く覚えています。(モノクロが残念)