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テニスクラシック・2015 /3月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(2/5発売のテニスクラシック)】
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今月のテニスクラシックの表紙は、第5シードで全豪オープンに望み、ベスト8で終えた錦織圭クンです。今週はオフで昨日はコマーシャルの撮影(フロリダで)があったようです。
右側は今号の別冊「3方向・連続写真」の表紙です。横、前、後ろの3方向から同じショットを連続写真を撮影し、それぞれの選手のショットを解説しています。

【「3方向・連続写真」の中からフェデラーのバックハンド】
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当たり前ですがカメラマンはひとりなので、同一ショットではありません。よってどれもそうですが、同じスイングではないのは承知の上で、3方向のフォームを見比べてみてください。相変わらずロジャーさまのバックハンド・フォロースルーは絵になります。別冊は全カラー/52ページで、サーブ、フォアハンド、両手と片手のバックハンドを紹介しています。使用されている写真は全部「全豪オープン」期間中のモノです。よって第1週に撮り貯めて、レイアウトに廻したと想像できるのですが、解説が辻野隆三さんで、彼はNHKの中継チームでメルボルンに入っていた訳ですから、締め切り迫る日程の中で、夜のホテルでの時間を使ってテキストを作ったのかもしれません。想像するだけで鳥肌が立ちそうです。

【全豪特集は結果だけでなく…】
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中とじに全豪の特集ページが組まれています。編集長自ら2週間の取材でしたから内容もボリュームたっぷりです。いわゆる大会レポートのほかに、“最新ラケット情報”、“オリジナルシューズ情報”、“おしゃれ選手12名”なんてこともページを割いてやっています。会場内の様子を漫画仕立てで紹介したりで、バリエーションも豊富。右下はセリーナのシューズですが、これ履いてみたい、“サポーター・一体型”。ファッションは左中央のシャルディー。ジェントルな彼がラコステの紺のシャツに白いパンツ。フランス人らしい、小粋さが感じられます。ベルダスコとベルディッチにはノーコメントで…。

【40代後半からの横着テニスはサーブのコントロールアップ術】
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ダブルススペシャリストだった佐藤哲哉クンの解説による連載企画。コントロールアップのワンポイントは「足で地面を蹴ってラケットを振り上げ、フラットドライブ気味に打つ!」とのこと。40代後半になるとパワーも衰えるので、スピードを求めるよりも「狙った所に打つ」ことが大事だと解説しています。いやはやおっしゃる通りです。

【連載マンガは錦織圭のマレー攻略法】
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圭クンが、過去3度の対戦で一度も勝つことができなかったアンディー・マレー。昨年のツアーファイナルのラウンドロビンで初めて勝った試合内容を辻野さんが解説しています。マレーのバックハンドにボールを集め、①ダウン・ザ・ラインのタイミングを待つ。②フォアの逆クロスで角度を付けてエースに。③逆クロスのドロップショット。フォアハンドで同じテイクバックから3種類に打ち分けるフォームの解説をしています。これ、わかりやすい図解です。そしてドロップショットの軌道もチェックしてみてはいかがでしょう。

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