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スマッシュ・2024/10月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(8/21日発売のスマッシュ)】
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今月のスマッシュの表紙はパリ五輪で悲願の金メダルを獲得した、ノバク・ジョコビッチ。全米オープンも3回戦で敗退し、今年はグランドスラムでのタイトルがなくなりました。
右画像は連載3回目となる、関口周一の「ダブルスで使えるショット」の扉ページです。今号でのテーマは「足元へ落とすトップスピン」昔でいう「ドライブで回転をかけて沈める」ってことですが、今はトップスピンという表現。スイングスピードを緩めず、インサイドアウトを意識して打て!が、ポイントとのことです。

【巻頭の技術モノは「ワンアクションでサービスが変わる」です】
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元デ杯選手の丸山薫さんの解説です。流れからサービスを学ぶと、面を上向けずに引く、つま先を上げ下げする、左手をクルッと回す、左腰を前に突き出す、肩甲骨を寄せる、胸をボールに向ける、左腕を引きつける、親指と人差し指を締める。ということになります。サービスのフォームは十人十色なので、教える方も学ぶ方も共に大変です。

【技術モノの第2弾は「ドライブボレーの打ち方」これは燃える】
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今号はボクの大好きなドライブボレー。そこに来て講師は沼尻啓介。これは熟読です。
1)前に行くタイミング     2)ボールへの入り方
3)フットワーク        4)打点とグリップ
5)テイクバック        6)スイング
7)守備的ドライブボレー
これら7項目で基本から応用まで、ドライブボレーのこれぞマニュアルです。

【寺地貴弘のトリックショットは「チップ&チャージ」これも燃えます】
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晩年のロジャー・フェデラーが多用した「チップ&チャージ」です。相手がトスを上げた瞬間に前に行き、ネットで仕留めるという攻撃パターン。ラケットを立たせてセットし、小さなスイングでミートさせて前に。ボレーの前にスプリットステップで、前足を踏み込んでボレー。寺地さん、良い見本に感謝。

【NOBUにて好評販売中です】
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https://nobu-catalog.blog.ss-blog.jp/2016-07-31
年齢を召したお客様は「チッパン・チャージ」と仰り、お買い上げいただいています。

全日空の機内誌に国枝慎吾の連載コラム [Tennis Books]

【‘オーランドの空の下で’というタイトルで7月から連載が始まりました】
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今月初旬に私用で長崎に行くことがあり久しぶりに全日空に搭乗しました。機内誌を読むのは大好きでめっくっていたら慎吾ちゃんが突然出てきてびっくり。なんと連載でコラムを書いているんです。自らと奥さまなどが撮影した写真を使って素のままで綴っています。

【8月号ではアメリカでの食生活を綴っています】
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コラムはリンクからお読みいただけます。
7月号は初回でアメリカに渡った経緯、居住するオーランドについて(14.15ページです)
https://www.ana.co.jp/guide/inflight/service/digital-media/pdf/tsubasa_202407.pdf
8月号はアメリカでの食生活などついて(14.15ページです)
https://www.ana.co.jp/guide/inflight/service/digital-media/pdf/tsubasa_202408.pdf
9月号ではアメリカのナショナルテニスキャンパスでの指導など(14.15ページです)
https://www.ana.co.jp/guide/inflight/service/digital-media/pdf/tsubasa_202409.pdf
当たり前の話かもしれませんが現役時代の慎吾ちゃん、ポテトチップスは食べていなかったそうです。まあBBQもあまりなかったとこでしょう。これからは自由に!

軽井沢トーナメントに協賛しました [Tennis Books]

【大会のドローと協賛お礼のレターが届きました】
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大正6年から始まった「軽井沢国際トーナメント」過去の優勝者には福田雅之助、原田武一、佐藤次郎、布井良助、佐藤俵太郎、石黒修ら日本テニス界の歴史にその名を刻む強者の方々のお名前が刻まれている歴史ある大会です。僕が小さい頃からですから、もう60年以上この表紙が使われています。背表紙にはご時世を感じますが‥。

【こちらがお礼状に入っていたトーナメントレポートです】
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それぞれの種目の優勝者の副賞としてNOBUのHoodyを協賛しました。

【プログラムに掲載させていただいた広告です】
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今年も参加賞のスポーツタオルや、トロフィーなどの製作を請け負いました。
このページは協賛のバーターで1ページいただき、モノクロで入稿しています。

軽井沢フューチャーズのトーナメントレポート [Tennis Books]

【今年も例年通り軽井沢フューチャーズのトーナメントレポートを制作しました】
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今年で20年目を迎えた軽井沢フューチャーズのレポートが出来上がりました。大会のホームページでも公開しましたので詳細はリンクからお読み下さい。
http://www.karuizawa-tennis.org/futures/images/2024_tournament_report.pdf

【トーナメントの詳細を執筆(ちょっと大袈裟)しましたのでこちらもリンクから】
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テキストはこの他、今村昌倫選手へのインタビューなども書きました。

【フォトギャラリーのようなページも用意しています】
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今年の大会の様子が伝わると良いのですが‥。来年は晴天に恵まれますように。

スマッシュ・2024/9月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(7/21日発売のスマッシュ)】
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今月のスマッシュの表紙はウィンブルドンで2連覇を達成したカルロス・アルカラス。決勝戦でもジョコビッチとの対戦はあっけなく終わった感じでした。パリにも期待です。
右画像は男子ナショナルチームのトレーナーで、現在は島袋将のトレーナーとして帯同している「大瀧レオ祐市さん」の新連載「3分でできるフィットネスメニュー」の2回目です。今号では肩甲骨のローテーションなどウォームアップに必要なメニューを4種類の紹介です。

【巻頭の技術モノは、ボレーを成功させる10のコツ】
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亜細亜大学でインカレ準優勝、卒業後プロに転向。引退後は筑波大学の大学院で学び、現在はグリーンテニスプラザでディレクターを務めている宮崎靖雄さんの解説でボレーの講義です。コンテンツは3項目で、鉄則編ではボレーで必須のコツ、初級編では安定して返すコツ、中級編ではボレーを滑らせるコツに分けて、10項目での解説です。宮崎さんは左利きなので写真を反転して誌面を構成していますが、特に気になりません。

【関口周一が教えるダブルス講座の2回目は、低くて速いスライスロブ】
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これは攻撃的なロブです。ネットにいる相手にここは沈めるぞと思わせておいて、スッと低めにスライス回転をかけて上げます。解説ではスマッシュミスを誘うとありますが、同じテイクバックからストレートにあげれば相手は混乱するでしょう。

【寺地貴弘さんのトリックショットはノールックショット】
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ロジャー・フェデラーが時々使っていたノールック。もちろんどこに打っても決まるシチュエーションの時に、クロスに打つぞと思わせるように顔だけクロスに向け、ラケットはストレートに出す、まさしくトリックショットです。解説では相手の予測を外すことで、ペースが乱れるとのこと。多くの相手はちょっと怒ります。それを見ながらフェンスに向かうのが気持ちよし。大好きなこの連載ももう12回目になりました。

スマッシュ・2024/8月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(6/21日発売のスマッシュ)】
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今月のスマッシュの表紙はカルロス・アルカラス。この写真は全仏オープンの優勝記事も載っているのでローランギャロスのものです。
右画像は金剛から新規に連載が始まった「関口周一が教える、ダブルスで使えるショット」です。昨年で引退した関口は現在コーチ業。現役時代は柔らかいボールと駆使してITFサーキットで11勝を挙げるなど実績を残していて、こういった技術ものでは良いお仕事をすると思います。第1回目はフォアのロブリターン。初回からマニアックなアドバイスです。

【巻頭の技術モノは、スピンサービス/楽々マスター講座】
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サービスの確率を高めるスピンサーブは勝利のための必須ショット。ということで
1)グリップを薄く握る
2)体を横向きにする
3)トスは頭上に上げる
4)肘は肩より上にする
5)インパクトでラケットは斜めに
6)ジャンプしてバランス維持
7)最後にラケットは左に持ってくる 以上の7項目を奥 大賢がアドバイスです。

【技術モノの第2弾は、身体に優しい省エネ・スイングです】
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森井大治さんがシニアに最適な打ちかたをレッスンしてくれます。
1)ゆったり送り出すフラット系フォアハンド
2)コンパクトにブロックする両手バックハンド
3)丁寧に乗せて運ぶバックハンドスライス
4)前でボールに合わせるフォアハンドスライスのリターン
5)滑って逃げていく横切りスライスサーブ
末長くテニスを楽しむなら、こんな打ち方でいいのではないでしょうか?

【寺地貴弘のトリックショットは“アンダーサービス”です】
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キリオスなどによって立派な戦略の一つとなったのが気を衒うアンダーサーブ。トスを上げようと構えたところからそのまま下に落とし、薄いグリップからスライス回転をかけて、前傾姿勢からサッと打つ。これが寺地さんからのアドバイスです。またコースはフラット気味に深く打つ、もしくはスライスでネット際を狙うのがベター。ダブルスでサービスダッシュもできます。さあ次の週末はこれで勝負です。

アメリカの雑誌「Racquet」が復刊しました [Tennis Books]

【テニス文化を掘り下げる‘Racquet’しばらく休刊していましたが24号が刊行されました】
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https://racquetmag.com/
日本の書店では代官山の蔦屋でのみ店頭販売されている‘Racquet’はテニスを多角的な視点で楽しむニューヨーク発のカルチャーマガジンです。もちろん上記リンクからほとんどのページは読むことができるのですが本の仕上がりなど、書棚でバックナンバーを揃えておきたいという方が多いようで、綺麗な写真とトッピなファッションページなどがあり、紙ベースは貴重です。
この本のコンセプトは、「Racquet は、次世代に向けてスポーツを再定義する、世界有数のメディアおよびライフスタイル テニス ブランドです。独占コンテンツ、必見のイベント、話題を呼ぶ製品コラボレーションを通じて、Racquet はスポーツ文化を推進し、テニスの新たなルネッサンスを先導しています。」とのこと定期的にアンテナを張っておくのも良いかも。

【なにしろこの画像が背表紙ですから、まさにテニスカルチャーです】
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https://racquetmag.com/newsletter/
上記ページでメールアドレスを登録すると、定期的にニュースを受信する事ができます。

松岡修造さんの「わたしの失敗」 [Tennis Books]

【2006年5月の産経新聞に掲載した連載「わたしの失敗」のアーカイブ記事です】
産経新聞に無料登録すると読むことができる、修造さんの「わたしの失敗」です
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https://www.sankei.com/article/20240706-NSTJW67KK5A5PJQXIPJKRTT77Q/
https://www.sankei.com/article/20240706-YU3EWTMQORDUNP3D6LPJFOFBRI/
https://www.sankei.com/article/20240707-F4WYEEGYTJCFNEHJWJMUK5OBRQ/
https://www.sankei.com/article/20240707-4FGDXYZBWNGYFPBBMTOBYTTFF4/
ウジンブルドンの準々決勝でサンプラスからファーストセットを選手足した後のセカンドセット、麻雀に夢中になった高校1年生の時、半月板損傷、感染性単核球症を患ってしまった時、ツアー卒業後の自身の芸能活動及びジュニア強化活動のことなど、4コンテンツに分かれて読むことができます。「へぇ〜」と思うこともあり、なかなか面白いテキストです。

「庭球のサムライ」という本が出版されました [Tennis Books]

【佐藤次郎の子孫の方が佐藤次郎の伝記をサスペンス風にした小説を出しました】
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https://books.parade.co.jp/category/genre01/978-4-434-33407-8.html
【版元による作品の内容は以下の通り】
戦前、世界ランキング3位の実力を誇った群馬出身の名テニスプレーヤー・佐藤次郎。
彼を遠い親戚にもつ現代の大学生・三ツ矢薫は、神戸の西村旅館へ旅行中、昭和8年にタイムスリップしてしまった!それは、次郎が日本チームの主将としてヨーロッパ遠征に向かう途中、マラッカ海峡にて投身自殺を図り亡くなる日の半年前の日付だった。 戸惑いながらもここに来た理由を悟った薫は、次郎の死を防ごうとするが……。
実在した次郎の血族にあたる著者・佐藤瑠璃子が、実家に残る独自資料を含む詳細な情報を基に描く。特に、次郎の兄・太郎やその家族との関わりは必読。とのことです。

この本はパレードブックス社から、今年4月に『庭球のサムライ 誰が佐藤次郎を殺したのか』のタイトルで全国書店にて発売中だそうです。全く知りませんでした。
¥1320-、ちょいと興味があります。読後はレポートしてみます。

【1934年4月7日付読売新聞夕刊が報じた当時の記事は以下の通りです】
「全国民の白熱的歓呼を浴びて西村、山岸、藤倉の三選手とともに去る三月二十三日、郵船箱根丸で神戸を出帆、欧州遠征の晴れの壮途にのぼったデヴィスカップ庭球選手佐藤次郎君(27)は午後三時にシンガポールを発航して航行中、同夕刻、同船がマラッカ海峡に差しかかった際、突如行方不明になった。数時間にわたって船内くまなく捜索したが見当たらず、同君の船室を調べた結果、自殺する旨の遺書を発見するに至ったので、覚悟の投身自殺を遂げたものと判明」。諸説があるようですが残念な出来事でした。

佐藤文平さんが技術本を上梓しました [Tennis Books]

【「テニス 上達へ導く理論&メカニズム 必勝メソッドの理解と実践」というタイトル】
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文平さんご本人からのコメントは以下の通り
テニスは奥の深い、とても面白いスポーツです。相手から飛んでくるボールのコース、球種(速度・回転数・回転軸)はバラエティーに富み刻々と変化します。
そのボールを自分が狙ったところに打ち返すためには、球種の予測、俊敏なフットワーク、正しいボディーワークをマスターすることが大切です。運動の原理・原則とメカニズムを理解して、ゆっくり、ていねいに積み上げながら学習していけば、運動が苦手な人でも間違いなく上達することができるはずです。
私は学生時代、全日本学生テニスチャンピオンになるために、どんなボールにでも追いつくことができる素早いフットワークと強靭な体力にフォーカスして「質より量」を重視した練習を行っていました。その結果、私の守備力は飛躍的に向上し、対戦相手は粘り負けし、自滅するといった試合展開で学生日本一になることができました。
その後、グランドスラム大会で活躍することを夢見て、プロテニス選手として国内外のATP・ITFトーナメントを転戦しました。そこで痛感したことは、グランドスラムのステージで戦うためには、フットワーク、体力、打球技術に加えて戦略・戦術そして強靭なメンタルといった総合的な競技能力が必須条件だということでした。
本著では、自身がプロテニス選手として最高のパフォーマンスを発揮するために実施してきた練習やトレーニング法に加えて、現在のトップ選手が実際に行っている練習法をスポーツ科学研究から得たデータを用いて解説させて頂きました。テニス上達を目指す全ての方々の気づきや閃きに役立つ一冊になればと想いを込めました。佐藤文平。

【本文からの抜粋ですが、こんなに細かいことから気合を入れさせてくれます】
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目次は以下の通りです
https://www.mates-publishing.co.jp/archives/30276
☆PART1 ラケットとグリップの関係性
* ラケットの進化とともにプレースタイルも進化する
* ラケットの操作性が高まりストロークの精度もアップする
* グリップの握り方によってボールの打ち方が変わる
* かきあげるようなスイングで強いトップスピンをかける
* ボールに合わせるのではなく自分のポイントで打つ・・・など

☆PART2 再現性の高いストローク
* 軸足の向きを意識して打点の位置に入る
* 下半身や体幹からの力を腕、ラケットに伝える
* 上半身をしっかり捻ってパワーをため込む
* 大きなGRFを得るために拇指球で地面を蹴る
* 前足の内側で力を受け止める・・・など

☆PART3 サーブ&レシーブの精度をあげる
* 段階を踏んだプロセスでサーブをレベルアップ
* 安定したサーブを打ってゲームをスタートする
* スピードアップしながら強いサーブを打つ
* ラケットワークを簡素化してサーブの確率をあげる
* 正しいトスでサーブの確率をアップ・・・など

☆PART4 効果的なポイントのとり方
* 相手サーバーの傾向を知ってサーブを予測する
* ゲーム中に布石を打って大事な場面で回収する
* 肩を支点として送り出すように打つ
* ヒジを視点にしてパンチ気味に打つ
* コンパクトにスイングしてネット際でボレーを決める

文平さんは現在明治大学に勤務していますが、今年からオーストラリア・ブリスベンの Griffith university にて在外研究をしておられます。また島袋将選手のマネージメントもされていて、元気に活躍しています。
この本はきちんと読んで、自分のテニスのレベルアップにつなげたいですね。

兵庫国際ジュニア2024の大会プログラム [Tennis Books]

【従来のスケージュールを前倒しにして開催された兵庫国際ジュニアです】
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兵庫国際ジュニアも今年で22回大会となりました。どんなことでも継続は大切。22年前にこの大会を新設するにあたり、国際テニス連盟に様々な書類を作成して送り、無事に第1回大会を開催できたことを昨日のように覚えています。そこからずっとサポートして来ました。

【現在のジュニアのトーナメントの仕組みはこうなっています】
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開設当時ジュニアはグレード5からグレードAと言った格付けでしたが、男子のフューチャーズがM15、M25と言った表示に変わった時に、ジュニアも同様に格付けを数字で表すようになりました。現在はJ30〜J500という表記です。ATPと同様に優勝者に与えられるポイントがそのトーナメントのレベルとなっているわけです。兵庫はJ-60の位置にあります。

【歴代チャンピオンに聞くインタビューページもあり】
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2009年のこの大会で優勝した今井慎太郎さんのインタビュー記事です。この大会は設立当時から2週連続の開催で多くのジュニアを集めてきました。第1回大会の優勝はまだ15歳だった森田あゆみさん。国際テニス連盟のジュニアランキングポイントを持っていない選手たちにとっては登竜門と言える大会。ここから多くのプロが巣立っていきました。

【2023年大会のフォトギャラリーページもあり】
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歴代優勝者のリストなども掲載されていますが、杉田祐一、伊藤竜馬、江原弘泰、内田海智、高橋悠介、福田創楽、綿貫陽介、清水悠太など錚々たる顔ぶれば並んでいます。

【今年の表彰式の様子です】
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神戸チャレンジャーのミーティングがあり、会場であるビーンズドームに行っていたので、第2週目の表彰式の集合写真を撮影しました。またこの中から世界に羽ばたく選手が出るかもしれません。期待しましょう。

雑誌‘POPEYE’が久しぶりにテニスの特集記事を掲載 [Tennis Books]

【久しぶりにポパイで‘TENNIS BOY’の特集が組まれました】
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今号のポパイのテーマは「カラダにいいこと、なにかしてる?」
巻頭では「TENNIS BOY 2024」というテーマでロサンゼルス郊外のテニスクラブが紹介されています。取材したのはこちら:https://www.instagram.com/the__courts/?hl=ja

【カリフォルニアで徹底取材をしてくれました】
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砂漠の中にある「The Courts」というリゾートです。4面のコートとプールがあり、宿泊はトレーラーハウスというユニークな施設。壁打ちのボードにはバスケットリングもあったり、クラブハウスもおしゃれで一度は行ってみたいところです。

【パブリックコートでも和気藹々とテニスに興じる人たちをレポート】
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1976年の創刊以来、テニスをテーマに多くの特集ページを発行してくれたポパイが久しぶりのテニス特集です。ページ数は当時の頃とは比べ物にならないくらい少ない構成ですが、‘テニスブーム再来の予感’と題して企画していただいたのは嬉しい限りです。東京のシティーボーイ&ガールたちにどのような影響を与えられるのかが楽しみです。

ITF・柏(男女コンバインド)の大会プログラムです [Tennis Books]

【3月に行われた柏(男子/1万5千ドル、女子/4万ドル)のプログラムです】
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大会の会場は千葉県柏市の吉田記念テニス研修センターで、国際テニス連盟公認の男女の大会をひとつの会場で行ったものです。ドローは男女共にシングルスは32でダブルスは16。全てのコートにナイター照明(アウトドア8面)があり、室内コート(6面)もあるので多少の雨でも大きな影響がなく進行できるのが強みですね。

【前年の優勝者と準優勝者のプレー写真が大きくレイアウトされています】
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上段は男子で台湾のHSUが韓国のLEEを破って優勝しました。
下段は女子で、普段はWTA Tourを主戦場にしている日比野菜緒が、ランキングを落としている(当時は137位)ことからあえて4万ドル大会に出場していました。

【きれいなプログラムで雑感写真集も充実しています】
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ボールパーソンを務めたのはこのクラブのジュニアたちでしょうか?サイン会やチアリーダーなどのアトラクションもあったようです。観客の方もかなり多くいらっしゃって、盛り上がっている雰囲気が感じられます。やはり男女のコンバインド大会は華やかさがありますね。来年は勉強方々お邪魔してみたい大会のひとつです。

早稲田フューチャーズのプログラム [Tennis Books]

【3月に開催された大会のプログラムをいただきました】
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早稲田フューチャーズは過去にはadidasや三菱電機などのスポンサーが付いて行われていましたが、コロナ禍を経て5年ぶりの開催となった今年はレック興発が特別協賛という形でサポートしたそうです。そこで表紙にも明治大学卒の西脇一樹と近畿大学卒の田口涼太郎のレック興発の契約選手であるふたりが登場となんだか違和感のあるレイアウトとなりました。

【テニス部全員の紹介ページもあります】
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青帯の選手が男子部員で、ピンクの帯が女子部員です。各自の自己紹介があるのですが、出身地、テニスを始めた年齢、座右の銘、部員の中で1番だと思うこと、テニスをしていなかったら何をしていたか?とあるのですが、「彼氏or彼女に一番甘えそうだと思う部員」という訳の分からない項目があり。大学王座でどの大学でも破られない連続優勝した早稲田がこんな項目をプログラムに載せるって、なんだか隔世の感があります。

【次のページは早稲田大学庭球部:3つの長所】
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左側は部員紹介のページで、3つの長所をして練習環境が充実していること、アットホームな雰囲気、トレーニングの充実を挙げています。そして4月からの部活動の大まかな予定がひと回りする双六のようなデザインになっています。

右ページは大会の協賛をしたレック興発と早稲田が提携し、共同でジュニアの指導にあたるテニスアカデミーを設立した広告ページになっています。いったいどうなるんでしょうね?

スマッシュ・2024/7月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(5/21日発売のスマッシュ)】
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今月のスマッシュの表紙はラファエル・ナダル。今年は1月のブリスベンに出場した後に長期休養。4月のバルセロナのレッドクレーで復帰しましたが2回戦で敗退。次のマドリッドではベスト16、続くローマでは2回戦敗退、そして全仏では1回戦でズべレフに敗れました。現在のランキングは264位で2008年の8月を最後にランキング1位から遠ざかっています。一部では引退報道もありますがまだ本人からは発表もなく、9月の「Laver Cup」には参加する声明をしています。パリ五輪を含めもうちょっと頑張ってほしいな。

右画像は日本チームがビリー・ジーン・キングカップのファイナルズに進出したカザフスタン戦のレポートです。日比野菜緒と大坂なおみの活躍で見事に勝利を収めた1戦は、有明コロシアムの大興奮だったようです。この勢いをファイナルズでも発揮してください。

【巻頭の技術モノは「7大要素でサービスを早くする」です】
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サービスのスピードアップに欠かせない7種類の要素を、元デ杯選手でサーブ&ボレーヤーだった「近藤大生/ヒロキ」さんが分かりやすく解説してくれます。その7つとは、
「軸を保ち腕を速く振る」「リストワークを加える」「腕をしならせ加速させる」「左手は平泳ぎのように使う」「腰と肩をひねりパワーアップ」「体を横に倒して沈み込む」「フォアと同じ感覚で身体を使う」これらを自分に合った要素から選べとのことです。

【技術モノの第2弾は「バックハンドでスピンをかけよう」です】
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両手打ちでも片手打ちでも楽に回転をかけることができるコツを綿貫祐介さんが解説してくれます。大きなポイントは「ラケットヘッドを立ててテイクバックし、フォロースルーでラケット面を頭よりも高く、スタンスを肩幅よりも広く取り土台を安定させ、滑り台のイメージで斜め上に振り上げる、ボールのやや外側を捉える意識で、インパクト後は左肘を畳んでヘッドを起こし、手首は効かせず自然に返理、曲げたヒザを伸ばす途中でヒットし打球後に伸び切る」のだそうです。考えることが多いですね。

【お待ちかね、寺地貴弘さんのトリックショットは「ドロップショット戻し」と来ました】
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「ドロップショット戻し」とは初めて聞いたショット名でした。勉強不足ですいません。要は普通のドロップショットではなくネットを超えたドロップショットを自分のコートに戻す所謂「V-カット」のことで、これはかなりな高度のテクニックが必要とされます。ブノア・ペールが披露してくれた動画をこのブログで紹介したこともありますが、これはバックハンドでないと難しいですね。分解写真にもあるように開いたラケットでフォロースルーすることが大事な決め手です。先ずは自分で手に取ることから練習ですね。

テニスクラシックの運営会社が替わりました [Tennis Books]

【テニスクラシックは日本文化出版が廃刊後もサイトで情報を公開していました】
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http://www.nbp.ne.jp/
テニスクラシックは1980年に創刊されました。今は高田馬場に自社ビルを所有していますが、以前は渋谷区神山町に編集部があり、1981年にオープンした「NOBU」では開店時よりお店のインフォメーションをサポートしていただき、その後「面白庭球講座」の連載を担当させていただき、ラケットテストでは何度も呼んでいただくなど、親しくお付き合いさせていただいていました。その後残念ながら2019年10が都合を持って休刊となり、完全デジタル化としてサイトでの情報提供を続けていただいていました。歴代の編集長、また編集スタッフの皆さんもテニスに対する情熱が熱い方ばかりで、様々な企画モノを楽しく進めさせていただいたことをよく覚えています。本当にお世話になりました。

【今度は株式会社キャピタルスポーツがサイトの運営にあたるそうです】
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今後サイトの運営にあたるのはキャピタルスポーツさん。テニス・バドミントン専門店「ラケットプラザ」3店舗、 Eコマースにおいては12サイトを運営している会社で、2024年3月1日から事業譲渡されたようです。日本文化出版からテニスクラシック編集部に在籍していたひとりの青年が転籍しサイトの運営を継続されるとのご挨拶をいただきました。今後の何らかの形で連携していただければと思っています。面白ネタをどんどん上げてください。
https://www.capitalsports.jp/

中村豊さんの『世界最高のフィジカル・マネジメント』発売 [Tennis Books]

【大坂なおみ、マリア・シャラポワ、錦織圭らを指導した中村さんの著書です】
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版元であるダイアモンド社での中村さんの経歴は以下の通り。
中村 豊(なかむら・ゆたか)
ストレングス&コンディショニングコーチ
1972年生まれ。高校卒業後アメリカにテニス留学。スポーツトレーナーという職業に興味を持ち、カリフォルニア州チャップマン大学で運動生理学、スポーツサイエンスを学ぶ。
1998年、サドルブルック・テニスアカデミーのトレーニングコーチに就任。2000年、女子テニスプレーヤー、ジェニファー・カプリアティのトレーナーに就任し、翌年世界No.1に導く。2004年よりIMGアカデミーに所属し、錦織圭のトレーニングを14歳から20歳まで受け持つ。2011年よりマリア・シャラポワの専属トレーナーに就任。シャラポワの黄金期を7年間支える。2020年6月、大坂なおみの専属トレーナーに就任。わずか2ヵ月でスランプに陥っていた大坂を再生させ、全米、全豪と立て続けのメジャータイトル奪取に貢献。世界のプロスポーツ界で最も注目されるフィジカルトレーナーのひとり。

【ダイアモンド社のサイトで抜粋された記事を読むことができます】
1)テニス世界一から転落した天才少女を劇的に復活させた「カリスマトレーナーの教え」
https://diamond.jp/articles/-/342839?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTEAAR0bpzuTBuyDxM1GuOCpS1CfE_qxG5Bz8inSQ436LsR2HlbS8rJmmUmSNtE_aem_Ab2PX2F-55dlyYFUw7Ckk9BkooRPJ7LaMV0x-fhRbNcIhnmM0Y8AUGFCdJcfvX6kCQFTCZvimVBxuuD7ItKAI09J

2)錦織圭が14歳で学びとった「世界で勝つための思考法」とは?
https://diamond.jp/articles/-/343091?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTEAAR33OI6uhVPMLFGVYXpTZqLTZAAe8OQfuB2O3UjHXL-27CvG09C1YalHoDw_aem_Ab3VCKZAnoyeC9t4X_P1HlAjIzLOlpwHoHb5DGQkRPKbbpaPzrsVQIFBXqZB9HitwfHQ7Aw_pVmCYulA-hcwkeyL

3)女王シャラポワの最後の夢を叶えた「体幹トレーニング」とは?
https://diamond.jp/articles/-/343117?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTEAAR3vMarIEyUsOElFHFI72ssuKPdKwfRVfgXrOaaAP--F3r6g_edsDcH7jyM_aem_Ab0WTI6N7rxmwD3A3CxGihSvu1aBv9gRDE4G8qyrHBWDaMCe5jspx4ePJtIMlceScJziHOWtytAzSioDqZUcAufg

4)ケーキひと切れさえ計画的に食べるシャラポワの「常識を超えたプロ意識」とは?
https://diamond.jp/articles/-/343120?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTEAAR2pnXYGgxUZbjmzuezMGEVS1FaiFsSofNGOyJtxXqc4LQEAASsXfqZdgh0_aem_Ab1J8e2WBGjHwi5D2JwXm7I_e0QeDIz_coK1zoMfYMQC_7ME0ncfWjk02hzttxvFxeDRWoskbu7EhhSusOPwt6TA

5)ゴルフ界に革命をもたらしたコルダ姉妹の「フィジカル・マネジメント」とは?
https://diamond.jp/articles/-/343167?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTEAAR19TjfJvsbTK9XjTupye5aDEndj4VZ3Rw1RqUSvNU7eWgnGCyOaOGES610_aem_Ab0Xob3b9I-DXG8S33jtRpLR29KI9qL-Pe7QF7JIFtV99FgsNPUDt1VOKuh02uhX03Sa0vauWp-lhEEW0ImzccsB

6)どん底の大坂なおみを女王に返り咲かせたカリスマトレーナーの「秘策」
https://diamond.jp/articles/-/343170?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTEAAR2F97WWZtHjWN-iqcd2_qpvBhU6KvT-P40H8amvcAQixncT_jQquTyWoGo_aem_Ab2l-FZIhF--4cyZfZ6CYV_UKP4cqThsItBRXRFYY_jufuPPmgjytAfXiGsfjxTsO2EZzMDs8aItB1mVM1UaK3cO

本文中にはいくつもの秘話があり、なるほどの連続です。
リンク切れになる前に、ぜひお読みいただき、面白かったら購入です。

スマッシュ・2024/6月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(4/21日発売のスマッシュ)】
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今月のスマッシュの表紙はヤニック・シナー。クレーコートシーズンに入って股関節を痛めトーナメントには出場していませんがATPランキングでは2位に位置しています。全仏オープンも万全なコンディションにならない限り出場しないとコメントをしたようで、回復する事を望んでいます。今号の特集がスライスということで表紙もシナーのバックハンドです。

右画像はプロの上達方に住澤大輔が登場しました。中学生くらいの時から彼の試合を見てきましたが、昨年の全日本ではベスト8入りと結果を残しています。まだ25歳ですので、早くチャレンジャーレベルに行って欲しいのいうのが周囲の期待ではないでしょうか。

【巻頭の技術モノは「スライスを極める」ロジャーなき今、ディミトロフを抜擢】
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小山慶大コーチによる解説です。小山くんの片手バックハンドは現役の時から綺麗なフォームでスライスと厚いあたりを放っていましたのでとても分かりやすい構成になっています。コンテンツは球種の説明から、ベーシックなスイング、キレを出すためのコツ、最後にはフォアハンドのスライスも学習できます。自論「テニスはスライスです」

【技術モノ第2弾は「チャンスボールのミスをなくせ」です】
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思わず天を仰ぐ、それがチャンスボールのミス。基本的にはメンタルなんでしょうが、このミスショットをなくすためのアドバイスが満載されています。打ち急がず、肩の高さくらいの打点で、しっかり踏み込んで脇を開けないようにして回転をかける、などがミスを防ぐポイントのようです。でもまあ気負い過ぎず落ち着いて打つということでしょう。

【寺地貴弘さんのトリックショットはバックハンドのハイボレー】
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今回のトリックショットはバックハンドのハイボレーをいかにして叩きつけるかです。筋力を必要とするショットですが、まずはグリップをサムアップ(親指の力を使う)して、高い所にテイクバック。インパクトの時にラケットを持っていない腕を大きく開くのがボールに力を与えてくれます。決して腕で打とうとせず背筋を使って体全体でヒットすることがポイントです。そして逆クロスに打てるようになったらカッコいいですね。

杉山愛ちゃんが日本経済新聞に登場 [Tennis Books]

【4/27日の朝刊「食の履歴書」でインタビューを受けています】
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元自己最高世界ランキング(シングルス8位、ダブルス1位)の杉山愛さん。17歳でプロに転向し34歳の引退まで17年間トップ選手として活躍し、現在はBillie Jean King Cup日本代表チームの監督を務めています。その彼女がジュニアの時、お母さま(芙沙子さん)の手料理が何よりのパワーの源になったというストーリーです。愛ちゃん曰く「お手製の春巻」が忘れられない一品だったそうです。ここからギネス記録となった「グランドスラム連続出場62大会」に繋がったのかもしれません。

【そして自慢にしたいのはこの1枚】
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多分、芙沙子さんのお気遣いだと思うのですが、メディアから「愛ちゃんが小さい頃のお母さんと一緒のツーショット写真を」とリクエストがあると必ず提出してくださるのがこの1枚です。「僕もこのシャツを持っていました。懐かしいので送ります」と言ってこの切り抜きを多くの方からいただきました。本当にに芙沙子さんにはいつも感謝です。

ヴィネットに軽井沢フューチャーズの記事 [Tennis Books]

【軽井沢ヴィネット・春の号にフューチャーズの記事が掲載されました】
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今年で初回開催から20年目を迎える軽井沢フューチャーズ。これを記念してヴィネット誌が見開きの特集を組んでくれました。依頼を受け、テキストと写真を用意しました。

【20周年を記念してロゴも作りました】
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フューチャーズ大会の創設からお手伝いをしてきたので、もう20年になるのかと驚いています。国際テニス連盟の大会は兵庫ジュニア-グレード5を作った時に色々経験しましたが、男子の1万ドルはこの軽井沢が初めてで、資金集めの趣意書を作ったり、ホスピタリティーやレセプションなども試行錯誤の連続でした。1回目の大会が終わったあと、BBQで打ち上げをした事をよく覚えています。あれから20年。時の流れの早さを感じます。今年も5月末から6月1週までの開催。ぜひご観戦にお越しください。山は若葉の気持ちいい季節です。
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