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Billie Jaen King Cupの大会プログラム [Tennis Books]

【恒例になりつつある“KASA”さんのイラストが表紙になっています】
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気持ちよく快勝した「Billie Jaen King Cup・ファイナル予選 vsカザフスタン戦」の大会プログラムです。右側が表紙になりますがアンナ・クルニコワをイメージしたようなサーブのフォームが追加されましたね。11月のファイナルも健闘してほしいところです。

【読み物はこのページ】
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2023年の4月から監督に就任した杉山愛さん。アジア・オセアニアのグループから出発(リーグ戦を5戦全勝で勝ち抜け)し、プレーオフに進出。11月にはプレーオフでコロンビアを破り、このファイナル予選に進出と、トントン拍子に勝ち上がってきました。まさしく快進撃でファイナル出場です。本玉真唯、内島萌夏、坂詰姫野ら若手をチームに招聘し、新生日本代表チームを作ると、この1戦で大坂なおみ、日比野菜緒らの実力者を招き、融合させました。素晴らしいキャプテンシーとしか言いようがありません。それに加え、フェドカップ時代に共に戦った浅越しのぶ、佐伯美穂、森上亜希子、小畑沙織などの元チームメイトらが集客はもちろん、会場で声援を送ったことなども、この勝利に繋がったのかもしれません。

【両国のメンバー紹介ページ】
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日本チームは今のランキングから見るとベストメンバーです。デ杯もそうですがチーム構成が4人から5人になったためダブルススペシャリストを入れることができ、安心して戦えるようになりました。このチームでファイナルも戦ってもらえば、いいセン行くかも。

青山学院大学庭球部の創部100周年の記念誌 [Tennis Books]

【記念シャツ、式典、記念品に続き210ページの記念誌が出来上がりました】
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表紙は青学庭球部らしく、緑の濃淡のコートをイラストで表現しました。100thは金文字。

【1学年ごとに見開きで紹介しています/左が男子、右は女子というページ構成】
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1923年の創部から昨年で100年。ボクは1975年入学で1979年卒業の代になります(実際には2年留年しているので1981年の卒業ですが‥)当時の関東学生テニスリーグは1部が4校生制で、我が部は2部3位。関東では7位といった位置でした。今は1部6校制になりましたが同じように2部なので、当時と同じような順位ではあります。女子は強かったです。1部は当たり前で大学王座で3度の優勝を誇り、オールジャパンの選手もたくさん在籍していました。200ページあるのでスキャンがきれいにできませんでした。

【記事ページでNOBU TEAMキャプテンの小野田賢と対談も紹介して頂きました】
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小野田がプロに転向する際に「小野田モデル」として現在のプロモデルシリーズを作るきっかけになったことなどをおしゃべりしています。小野田は現在、ツアーコーチとして活躍していますが、その一方で女子部のコーチも兼務していてさまざまな形でサポートしています。100周年記念誌はNOBUに置いてあります。懐かしい選手に会えるかもしれませんので、ぜひご覧になりにお越しください。それにしても小野田は大きい。

亜細亜大学・男女の国際大会のコンバインドプログラム [Tennis Books]

【トーナメントディレクターを務めた森 稔詞さんが持ってきてくれました】
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男女ともに賞金総額1万5千ドルの、国際テニス連盟が公認するトーナメントを2週連続(1週目は男子、2週目が女子)で開催した亜細亜大学テニス部。プログラムは2大会分をまとめて作り、左から開くと男子大会、右から開くと女子大会のものになるユニークなプランで作られています。なかなか良いアイディアです。

【男子は2007年から行われました/歴代決勝結果です】
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ビッグネームはたくさんいます。1万5千ドルは国際大会での一番下の格となる賞金(優勝でATPポイントは15点)で、登竜門と呼ばれる大会。ここから後のデビスカップ代表選手が育っています。伊藤竜馬、杉田祐一、近藤大生、内山靖崇、松井俊英などなど、ダブルスでは鈴木貴男さんも出場していました。2020年のパンデミックの後、合計4年のお休みを経て、今年再開を果たしました。男子の最終日(女子の予選初日)に観戦に伺いましたが、部員は全員が男子大会を経験したことがない中、頑張って運営していました。

【女子の大会は2012年から始まり、今年が第9回大会です】
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こちらも歴代決勝結果をアップしました。2017年の全豪オープンダブルスベスト4の二宮真琴・穂積絵莉ペアが2013年に準優勝しています。彼女たちは1994年組ですから19才の時ですね。今年も予選のドローは64。予選がフルドローとして開かれた意義を、若手選手の意気込みを感じました。誰でも最初の一歩は1万5千ドルの大会からです。

スマッシュ・2024/5月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(3/21日発売のスマッシュ)】
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今月のスマッシュの表紙はマスターズのインディアンウェルズで優勝したアルカラスです。決勝戦ではシナーとの激闘を制し、昨年のウィンブルドン以来のシングルスタイトルとなりました。今週のマイアミでも優勝すれば「サンシャインダブル」の偉業達成です。
右画像は特別企画の「ティーンエイジャーの輝き」の扉ページです。辻野隆三さんのセレクトで、フランスの「ルカ・バン・アッシュ」と「アルテュール・フィス」アメリカの「アレックス・ミケルセン」の3選手のショットを解説しています。

【巻頭の技術モノは「サービス基本総点検」です】
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加藤季温の解説でサービスをもっと上達したい人に向けたもの。狙いからトスアップ、トロフィーポーズ、身体、打点、ジャンプ、フィニッシュとひとつ一つを丁寧に教えてくれます。

【技術特集の第2弾は「カウンターショット入門」です】
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こちらは石井弥起さんの解説でカウンターショットを教えてくれます。テーマは「どんな時に使うのか」「ショットの際の3つのステップ」「ステップ別のスイングのポイント」「打球後のリカバリーの仕方」の4項目。モーグルステップがキーワードと感じました。

【今月のトリックショットはセイバー(Sneake Attack by Roger)です】
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フェデラーによって編み出されたセイバー。リターン時にサービスライン付近にまでポジションを上げ、ハーフボレーのように早いタイミングでリターンをしてネットに詰め、ポイントを取りに行く攻撃的なショットです。寺地貴弘さんのアドバイスはコンパクトなテイクバックと、面をしっかりミートさせること、入れに来た相手のセカンドサーブで挑戦です。

今朝のスポーツ報知で錦織圭さんのパリ五輪の出場報道 [Tennis Books]

【スポーツ報知でATPが圭さんの公傷ランキングの期限延長が認められたと発表】
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記事によると「ツアーでは半年以上、故障でプレーできなくなった場合、復帰から1年間で最大12大会で適用可能な公傷世界ランキング(プロテクトランキング)制度があるが、今回その使用期限延長が認められたため、48位のランキングが適応されパリ五輪に出場可能なポジションを得た」と書かれています。また「昨年7月のアトランタを最後に8ヶ月間、再度実戦から遠ざかったことで当初のプロテクトランキング行使の期限や回数を凍結する(フリーズ)制度も使用が可能になったことで、圭さんがATPにプロテクト凍結を申請し、受諾された」と報じています。圭さんは2008年の北京から5大会連続の五輪出場(リオではナダルを破って銅メダル)の可能性が浮上したことになります。

【ワイルドカードで出場したマイアミでは1回戦で敗退でした】
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https://www.facebook.com/jta.pr
昨年の7月以来のツアー復帰した錦織圭は1回戦でオーストリアのゼバスティアン・オフナーに6-3,6-4で敗退。2016年にはこの大会で準優勝したこともある相性の良いサーフェスだっただけに、ちょっと残念でした。次はUSクレーコート選手権(4月1日よりヒューストン)にも出場予定と聞いていますので、次は頑張ってもらいましょう。

スマッシュ・2024/4月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(2/21日発売のスマッシュ)】
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今月のスマッシュの表紙は、全豪オープンで初のグランドスラムタイトルを獲得した「ヤニック・シナー」です。全豪の後にロッテルダムの500でも優勝し、自己最高ランキングも3位に上げました。次は3月6日から始まるインディアンウェルズ、マイアミの「サンシャイン・シリーズ」で良い結果を残せば、2位のアルカラスを追い抜くことも可能なポイント差に迫っているので期待値も大きいですね。
左画像は毎年4月号恒例の「別冊・テニスギア・ガイド」です。ラケット、シューズ、ストリング、小物などなど、今年の新製品が紹介されています。チェックしてみてください。

【巻頭の技術モノは「最新ストローク徹底解析」です】
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テニスは常に進化しているというリードで、グリップ、スイング、左手の使い方、体重移動、フィニッシュ、ジャンプなどを増田健太郎さんの解説で特集されています。「今の時代にふさわしい、今の打ち方を身につけよう」のコピーに引きつけられそうです。

【技術モノの第2弾は「ひとりでできるサービス練習法」です】
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今号でのテーマは「トスを安定させたい」「スピードアップを図るには」「コントロールをアップされるには」の3項目で石井弘樹さんが解説しています。ユニークな練習方法も紹介されていますので、参考になること間違いなしです。

【寺地貴弘さんのトリックショットは「ダンク・スマッシュ」です】
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ピート・サンプラスやロジャー・フェデラーがお得意とした「ダンク・スマッシュ」です。サービスダッシュして空中で引っ叩く、かっこいいスマッシュです。ポイントは、ステップから斜め前にジャンプして、ボールに向かい、身体の前で叩くのがイメージです。怪我をしないようにトライしてみましょう。決まったら本当に気持ちいいです。

今年の全豪オープンのオフィシャルプログラムです [Tennis Books]

【今年の全豪オープンの大会プログラムをいただきました】
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プログラムの表紙は昨年度優勝のジョコビッチとサバレンカをコラージュしてデザインしています。基本的に前年度の優勝者を使うことで可もなく非もなく無難な選択です。

【記事の巻頭では前年のダブルスで優勝したオージーのふたりの活躍で飾っています】
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豪州国籍ではありますが、ご両親は日本人という‘リンキー・ヒジカタ/背中’と‘ジェイソン・クブラー’のダブルスはワイルドカードの出場ながら、あれよ、アレよと決勝まで進み、見事に優勝を果たしてしまいました。前年のコキナキスとキリオスに次ぎ豪州人の2連覇です。

【昨年のハイライトと世界の潮流を振り返る読み物です】
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昨年の全豪の決勝はジョコビッチがシチパスを破って優勝しましたが、アルカラスの台頭でトップ選手たちのランキングにも動きが出て来ました。この特集ページではシナー、ルブレフ、メドべデフらがトップに着実に近づいていることに触れレポートしています。

【全豪オープンの過去に触れ、この大会を再度学んでみてくださいという特集ページです】
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偉大なる先達‘ロッド・レーバー’、過去6回の優勝を誇る‘ロジャー・フェデラー’、全豪で優勝した直後に引退を表明した‘アシュレイ・バーティー’、2023年に大会期間中に使用した試合球の合計は‘71.352球’などなど、トリビア的に面白い話題を提供してくれています。

後半の選手紹介では男女ともに50選手が掲載されていて、グランドスラムの規模の大きさを痛感します。ちなみに48位は西岡良仁で50位はワウリンカです。層の厚みも感じますね。

スマッシュ・2024/3月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(1/21日発売のスマッシュ)】
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今月のスマッシュの表紙はラファエル・ナダル。昨年の全豪オープンから大会には出場しておらず、現在のランキングは446位。今年は年始から始動しブリスベン(250)に出場しましたが準々決勝で敗退し、スペインに帰ってしまいました。まだやめないで復帰してほしいと願うファンは多いでしょうね。回り込んで打つフォアの逆クロス、また見たい。
右画像は連載の「ターニングポイント/島袋将さんの場合」です。四日市工業から早稲田大学に進み、2年生でインカレ優勝。その後ナショナルチームのユースチームに入り、当時のナショナルメンバーと練習できる機会に恵まれ、プロに転向。ターニングポイントはデ杯でデニス・イストミンに勝利したことかと思っていたらクレーのチュニジア・チャレンジャーで優勝した試合を上げました。全豪は予選の1回戦でよもやの敗退。今年はトップ100に入る正念場です。ご健闘をお祈りします。

【技術モノの特集は‘試合に役立つ3つのボレー’です】
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解説は佐藤文平さんで、ショルダーボレー、アームボレー、ハンドボレーの3つのコンテンツです。その時々のポジションなどによって3種類のボレーを使い分けることを分解写真でご教授くださいます。やはりボレーはラケットの角度が重要であることを再確認できます。

【巻頭の技術モノは‘サービスの悩み解決 Q&A’です】
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「あなたの困ったをズバリ解消」のリードで、トスがうまく上がらない、ネットにかかりやすい、打ち終わりでバランスが崩れる、打球が左右にブレるなどのお悩みに、アドバイスを送ってくれる企画です。小さい頃、オヤジに「テニスで唯一自分から打つことが出来るのはサーブだけなんだから、有効にポイントが取れるように練習しろ」「ひとりでもできるんだから」とアドバイスされたのをよく覚えています。壁打ちはいつもサーブでした。

【寺地貴弘さんのトリックショットは‘ドロップショット返し’です】
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ドロップショット返しは、プロの試合でよく見るエキサイティングなシーンです。右足でスライドしながらバランスを保って、薄いグリップで、ボールの最下点を捉えて、真上に打つのがポイントとのこと。欲が出てクロスにアウトすることもよくあります。ノールックで逆クロスってのもアイディアですね。お試しあれ!

渋谷区民ニュースにイベントの紹介あり [Tennis Books]

【渋谷区のフリーペーパーに杉山愛さんと小田凱人のイベントのお知らせあり】
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毎月1度、NOBUのポストに投函される「渋谷区民ニュース」に掲載されていたのは2月12日に有明テニスの森で杉山愛さんと小田凱人選手によるトーク&デモンストレーションが行われるという記事です。渋谷区に在住、在学、在勤している方を対象に抽選で100人が定員となっています。1部ではトークショーが行われ「しなやかな心と体」をテーマにした対談が行われ、2部ではおふたりによるデモンストレーションが行われるようです。タイミングとしては全豪オープンが終了してひと段落の時なので、優勝しての凱旋帰国となると一段と会話も盛り上がりそうですね。

スマッシュ・2024/2月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(12/21日発売のスマッシュ)】
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今月のスマッシュの表紙はツアー最終戦のファイナルで優勝した、ノバク・ジョコビッチです。なんだなんだ言っても今年の年末ランキングで1位となり2023年のシーズンを終えました。グランドスラム優勝回数も最多となり、ツアーでの最多タイトルも更新し、彼にとっては最良のシーズンだったのではないでしょうか。おめでとうございました。
右画像は今年躍進した島袋将と望月慎太郎のふたりをクローズアップしたスペシャルストーリーです。グランドスラム大会に初出場し、デビスカップでの共にシングルスで戦った、日本男子テニスに新風を吹き込んだふたりの足跡を辿っています。

【巻頭の技術モノは‘コントロールアップの10のコツ’です】
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フォアハンド:打ちたい方向に踏み込みスタンスと飛球線を合わせる。
       インパクトで胸の向きを打ちたい方向に合わせる。
片手バック:正しい面を作るには親指の腹で押し込む。
などと、ショット毎にワンポイントで的確なアドバイスを分解写真を見ながら解説してくれます。なかなかマニアックで良しです。

【寺地貴弘さんのトリックショットは‘股抜きボレー’です】
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フェデラーやキリオスなどがイレギュラーをしたボールの対処によく使っている股抜きボレー。薄いグリップでスタンスを広く取り、体の中心で捉えることが必須。インパクトは低いところで股下で捉えましょうと寺地先生からのアドバイスです。このショットの場合もミニラリーで打つ感覚をつかむのが練習方法のようです。ぜひトライしてみて下さい。

【今号は年末恒例のカレンダー付きです】
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カレンダーにはグランドスラム、ATPとWTAのスケジュールが記入されています。NOBUのカレンダーもそうですが、スポーツイベントのカレンダーは週の一番右に日曜日を置くことが重要で、大会の日程が1行で記入できるからです。
1月はジョコビッチのバックハンド、2.3月はサバレンカのフォアハンド、4.5月はシナーのフラットサーブ、6月はナダルのフォアハンド、7月はアルカラスのドロップショット、8月はシフィオンテクのフォアハンド、9月はシチパスの片手バックハンド、10月はシェルトンの弾丸サーブ、11.12月は錦織圭さんのバックハンドと各月毎に選手の分解写真で日々お勉強できます。来年はどんな選手が出てくるのか?色々な意味で楽しみです。

神戸チャレンジャーの大会プログラムです [Tennis Books]

【表紙がこちら/昨年活躍した選手と次世代の注目選手を表紙にまとめました】
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デザインはポスターとチラシと同様のモチーフでA5サイズで仕上げました。

【読み物の第1弾は世界のテニスの潮流】
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本文ではジョコビッチという1強にアルカラス、シナー、ルーネなどの若手がどう臨んでいくのかなどをテーマに書いてみました。復帰を狙う30代の選手にも触れています。

【読み物の第2弾は注目される若手をピックアップしてみました】
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こちらではジャパンオープンで優勝したシェルトンやウィンブルドンで活躍したユーバンクス、中国の若手選手の台頭など、次世代の注目選手をピックアップしてみました。

【読み物の第3弾は今年ブレークした日本人選手にスポットを当ててみました】
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日本人選手の注目は綿貫陽介、島袋将、望月慎太郎、清水悠太らの若手の今年の活躍です。今年はグランドスラムの予選を勝ち上がりましたが、本戦で勝ち100位以内に入れる選手の存在が必要です。この4人以外でも誰にもランキングアップの可能性がありますので、羽澤慎治、野口莉央、中川直樹などの、これからの活躍に期待したいと思います。

【出場する予定の選手紹介の扉ページです】
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大会のプログラムでの選手紹介はなかなか悩ましいところで、印刷工場の締切に合わせて作成しなければならないので、そのためエントリーしている選手の中から選出するわけで、今回はダニエル太郎、錦織圭、綿貫陽介が神戸に来ることはありませんでした。でも仮にエントリーのまま出場していれば掲載しないわけにはいかず、ご来場の方にはご理解を得なければなりません。どの大会もそうですがこう言うことは起こってしまいます。これもまた運営のひとつ検討すべきポイントですね。来年はもっとスキルアップしないといけません。

スマッシュ・2024/1月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(11/21日発売のスマッシュ)】
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今月のスマッシュの表紙は東京でツアー初優勝を遂げたベン・シェルトンです。昨年の今頃アメリカのチャレンジャーで4週連続優勝し、あまりの驚きでこのブログでも紹介したあの青年が、その後初めての海外遠征が全豪オープンの本戦となり、初のグランドスラムでベスト8入りし、全米オープンではベスト4に進出し、今年96位からスタートしたランキングも今や17位にまで上げてきました。恐るべき21歳はこの後どこまで進化するのでしょう?

右画像は‘報われた思い’というタイトルが付いた全日本選手権のレポートです。男子は徳田廉大がそして女子は加治遥が共に初優勝を飾りました。湘南工科大付属の1年生でインターハイを制した徳田はベテランのように見えますがまだ25歳。実は2016年から全日本に出場しています。一方の加治は29歳で全日本には11年連続出場、今年は全米オープンの予選に初出場しました。やっぱり優勝は嬉しいよね。おめでとうございました。

【巻頭の技術モノは‘サービススピードアップのための20のコツ’です】
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亜細亜大学テニス部の時にはインカレで準優勝し、ユニバーシアードの代表選手となり卒業後にプロ転向した宮崎靖雄の解説でサーブのスピードをアップさせる技術モノです。20項目に及ぶ、かなりマニアックなアドバイスがあり、筋力をつけないといけないなと読みながら実感しました。アリアシムみたいに後ろ足が上がりませんもん‥。

【ジャパンオープンのトーナメントレポート】
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高校を卒業後フロリダ大学に進学、2年生の時に大学タイトルを総なめにして、初めてパスポートを取得したベン・シェルトン。まさか初のタイトルが東京になるなんて、その急成長ぶりには本当にびっくりしました。まだまだぎこちないフォームと配球ながら、常にネットを目指すプレースタイルにはこれからも多くのファンを作っていくような、テニス界の新たなスターの誕生だったかもしれません。何しろツアー転戦1年目ですから、今後どんな活躍をするのか?、その可能性は未知数です。

【寺地貴弘先生のトリックショットは背面払い打ちです】
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よくモンフィスらが使うショットです。ガルビスの払い打ちも覚えていますか?低い打点で脇を締めて肘を曲げてから伸ばすように、うまく手首を返すのがポイントのようです。回転をかけるのはかなりの上級者かと思うので、まずはフラットに返球することから練習してみようと思います。また抜きよりは少し簡単かもしれません。トライ!トライ!

Billie Jaen King Cupの大会プログラム [Tennis Books]

【Billie Jaen King Cupのコロンビア戦のプログラムです】
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プログラムの表紙は選手を鼓舞する杉山愛監督のイラストで、この対戦ポスターにも使われたもので、画は漫画家のKASA(美濃越舞さんのご主人)さんによるものです。先週終了した対戦ではシングルス2勝2敗でポイントがダブルスにかかり、日本の青山・柴原ペアがコロンビアペアを破って、2024年のファイナル予選に進出する権利を得ました。

【プログラムでの読み物は‘日本代表チームの戦い’です】
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今年からチームを率いたのは杉山愛さん。初采配は4月のウズベキスタンのタシケントで行われたアジア/オセアニアグループ1部戦で、日本チームは5戦全勝でこのプレーオフに進出しました。その初戦のチームの経過がまとめられています。若き主軸となったのは内島萌夏、本玉真唯、坂詰姫野の3選手。今後どのように羽ばたいていくのか楽しみな3人です。

【この対戦にノミネートされた両国選手の紹介】
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コロンビアは自己最高WTAランキング32位(2022年4月)のカミラ・オソリオが日比野菜緒、本玉にシングルスで2勝を挙げ、最終戦のダブルスにも登場しました。日本チームもそれは想定の範囲でしたが、今年の全豪オープンで準優勝した青山修子・柴原瑛菜のペアでストレート勝ちを収め日本チームに勝利をもたらしました。選手の起用を含め「愛ちゃん監督」のチームが構築されつつあります。ファイナルに出場できるのは12カ国。まだ対戦相手は決まっていませんが、4月のファイナル予選に向けて万難を廃して臨んでください。

季刊:エスクアイアにポルシェ軽井沢オープンの記事 [Tennis Books]

【掲載時期は遅くなりましたが、季刊の雑誌でトーナメントレポートが掲載されました】
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男性用のファッション誌として有名なエスクアイア。今号の表紙は山下智久さんです。¥1.400-なるこの本は何と240ページの分厚い雑誌です。出版社であるハースト婦人画報社がポルシェ軽井沢オープンの後援企業のための掲載となりました。

【レポートは見開きの扱いです】
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今年の大会は何度もレポートしていますが、シングルスは川橋勇太が伊藤竜馬にストレート勝ちで優勝しました。軽井沢が新緑の季節でしたから、何だか懐かしい感じですが、来年も開催予定です。この会場内に入れる唯一のトーナメントですので是非ご観戦に来て下さい。

全日本選手権の大会プログラム [Tennis Books]

【昨日から予選が始まった全日本テニス選手権のプログラムをいただきました】
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左画像が表紙です。なんとも意味不明なイラストが今年の全日本のメインビジュアルのようです。どんなことをしてもこの腕の使い方からこのボールを打つのは不可能ではないでしょうか?後ろには富士山が薄く見えます。このデザインのコンセプトが知りたいと思うのはボクだけ?天皇杯と秩父宮妃記念盾(表紙に3か所表記されている)の重さとのアンバランスは「?」です。さてさて対抗は昨年のフラッシュバックです。昨年は今井慎太郎と坂詰姫野さんの優勝でしたね。ふたりともに初優勝。カップ写真もうれしそうです。

【巻頭の記事は今年の日本テニス界を振り返ります】
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グランドスラムでシード権を得るにまでなった西岡良仁、全仏でアルカラスからセットを奪ったダニエル太郎、綿貫陽介は念願のトップ100切り、島袋将と望月慎太郎は予選を突破してグランドスラム本戦へ、加藤美唯は全仏のミックスで優勝、日比野菜緒はツアー通算3勝目を挙げるなどを紹介しています。そして最後には車いすの小田凱人のランキング1位達成と全仏とウィンブルドンの2大会連覇で締めくくっています。17才、よくやりました。

【私の思い出の全日本選手権は井上悦子さんにインタビュー】
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26才で引退した悦子さん。インタビューの中では○○年の優勝といった特に印象に残っている試合に関してのコメントはありませんでしたが、全日本に初優勝したのは1983年の19才の時で3連覇を含め4度の優勝を果たしています。岡川恵美子、岡本久美子さんとの3人トリオとして、80年代に日本人女子選手たちの世界への道を切り開いた功労者です。

【強化育成本部が取り組む「富士山プロジェクト」について】
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日本テニス協会が2022年から32年までの10年間に及ぶ「中長期強化育成プラン」を「富士山プロジェクト」と命名して方策を取りまとめたようです。最終的な目標は、世界ランキング20位、グランドスラムベスト4、オリンピックでのメダル獲得を目指すというもので、そこまでを10年間かけて段階的に強化、育成していくプロジェクトだそうです。詳細は日本テニス協会のウェブサイトを参照してください。ワクワクするようなプランです。

スマッシュ・2023/12月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(10/21日発売のスマッシュ)】
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今月のスマッシュの表紙はアルカラス。来週開催されるパリ・マスターズに向けて現地でジョコビッチと練習する光景がニュースに上がっています。ツアーファイナルに向けて首位返り咲きを狙ってはいますが、ジョコビッチの勝ち上がりによっては厳しい状況かもしれません。なおパリでは西岡良仁も綿貫陽介も予選からの出場で、厳しい最終戦になりそうです。
右画像は引退した尾崎里紗プロによる技術モノの第2弾で「初めてのリターン」の扉です。構えからステップ、スイング、フィニッシュ、練習法などを詳しく解説しています。

【巻頭の技術モノは、トップスピンが簡単にかかる20のコツです】
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あなたのフォアハンドをバージョンアップしようというリードが入るこの企画は小山慶大コーチによる解説です。扉にはアルカラスが選ばれましたが、実際のトップ選手の分解写真のモデルは、アリアシム、マクドナルド、ベレッティー二、シフィオンテク、ルード、フォニー二、ルーネで構成されています。小山君の解説なのでなかなかマニアックです。

【寺地貴弘のトリックショット第3弾は背面ショットです】
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自分の思惑と違うボールが飛んできたときにトッププロが咄嗟に使うのがこの背面ショット。前号は背面ボレーでしたが、こちらはワンバウンドのボール処理になるのでボレーよりはるかに難しいトリックショットです。フェデラーやキリオスが時々使ったのをYouTubeで見たことはありますが…。寺地さん曰くミニラリーで練習とのこと。肩のケガに注意です。

【プロの練習法は白石光が登場です】
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今回紹介されているのは「相手に攻撃されないフォアハンド」と「バックハンドのランニングカウンターショット」の2種類。本当にミスの少ない白石君らしいディフェンス理論がコメントとして記事にされています。下半身の強さが光りますね。(シャレ分かりました?)

今年のジャパンオープンのプログラムです [Tennis Books]

【こちらが表紙/車いすの小田凱人クンも表紙に登場です】
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この表紙は毎年ATPのマーケティンググループが製作していて、今年のキャッチフレーズは「THIS IS TOKYO」とのこと。ディフェンディングチャンピオンのテイラー・フリッツを中心に西岡良仁、錦織圭を配置しています。小田凱人も異例の抜擢がうれしいですね。

【有明コロシアムにようこそ!の見開きは迫力満点です】
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昨年の大会で満席となったナイトセッションの1枚です。オフィシャルカメラマンの佐藤ひろしさんがコロシアムの最上段まで行って収めた珠玉のカット。いつも雑感は逃しません。

【今年の出場は見送りましたが、錦織圭さんの特集ページです】
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久しぶりに出場を表明した圭さん。残念ながらリカバーできていない状態だったようで雄姿を見ることはできませんでしたが、コンディションは戻ってきているようです。来週からチャレンジャーの2大会をオーストラリアでエントリーしていましたがキャンセル。日本国内の⒋大会で復帰できるでしょうか?神戸では万全の態勢でお待ちしています。

【この1年で飛躍的な活躍をした3選手をクローズアップしています】
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綿貫陽介、島袋将、望月慎太郎の3選手はこの1年で大きくランキングをアップさせました。特に綿貫は現在73位まで浮上。島袋もウィンブルドンと全米で予選を突破し143位まで上げてきました。望月はウィンブルドンで予選をクリアし215位に飛躍しました。日本人選手も世代交代の実感を感じています。この3選手の他清水悠太や内田海智らもがんばっていますので日本テニス界の未来が開けてきたのかもしれません。

ジャパンオープンは今秋開催中。有明に行けなくともWOWOWで観戦かな?

Japan Open(大阪・女子大会)のプログラム [Tennis Books]

【先月開催されたWTA250のジャパンオープンの大会プログラムです/表紙】
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今年から大阪で開催されることになったジャパンオープンの女子は車いすの部もあり、世界2位の上地結衣さん、今年で引退する土居美咲さん、日本人ランキング1位の日比野菜緒さんと、外国人選手からウクライナのレシア・ツレンコの4選手が表紙を飾っています。

【WTA Tourが作った日本大会用の広告が見開きで作られました】
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コラージュされたプロモーションページでは日本の神社や桜の景色、大阪・心斎橋の夜景などが背景にあります。選ばれた選手はトップの7選手。WTAのスローガンである、For The Passion,Glory,Gameのメッセージと共にデザインされました。

【日本人選手の活躍をピックアップした特集ページ】
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テキストでは前半に土居、日比野、加藤美唯などの活躍が紹介れ、後半には内島萌夏、本玉真唯、坂詰姫野らの若手を紹介しています。今大会本玉さんはワイルドカードでの出場でしたがベスト4に進出し脚光を浴びました。若手の台頭が光った大会でもありました。

【上地結衣さんの特集ページも企画されました】
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リオパラリンピックでは銅メダル、東京パラリンピックでは銀メダルの上地さん。現在は絶対女王であるオランダのデフロートに五輪、グランドスラムのほか主要大会で23連敗中と苦しい状況ではありますが、パリのパラリンピックで金メダルを取るためには何が必要なのか?結衣ちゃんにその思いを聞いています。ずっと2位にいる悔しさをばねに、よりトレーニングに励んでください。陰ながら応援しています。

全米オープンのデイリープログラム [Tennis Books]

【大会期間中に毎日出版されるデイリープログラム/こちらは女子シングルス決勝の日】
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全米に取材に行っていたライターの方からお土産をいただきました。デイリープログラムの右側が表紙で、女子決勝を戦うサバレンカとココ・ガウㇷのふたりが掲載されています。左側は背表紙で全米オープンのスポンサーの一覧(ほぼすべてのカテゴリーを網羅しています)が表記されています。2週間の大会で毎日作っているのですから大変な作業でしょう。

【やはり今年の目玉は生粋のアメリカ人、ベン・シェルトンだったでしょう】
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左側は大会9日目の表紙で、この日のアーサー・アッシュ・スタジアムでナイトセッション(午後7時からの2試合目)にフランシス・ティアホとシェルトンの試合が組まれ、表紙になったようです。この日はテイラー・フリッツとジョコビッチの試合もありましたが、やはりニューヨーカーに選ばれた対戦はこちらだったようです。
右側は大会12日目、男子シングルスの準決勝2試合の日の表紙です。もはや全米の注目の的となったシェルトンがジョコビッチ、アルカラス、メドべデフなどお構いなしにひとりだけで表紙を飾っています。タイトルも「THE FUTURE IS NOW」ですからね。

【デイリープログラムには前日の試合のレポートと今日の見どころが掲載されています】
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こちらは大会13日目の本文です。もちろんドローも毎日アップデートされた結果が載っていますが、前日のレポート(男女・ジュニア・車いすのそれぞれの結果)のほか、翌日のオーダー・オブ・プレーも見どころもあり、表紙を入れて14ページの構成と情報量満載です。これをナイトセッションが終わったあと(午前2時なんてこともあるわけで)にテキストを書き、写真をセレクトして印刷工場に入れ、翌朝にはきれいなカラー版で出来上がるって?素晴らしい作業です。ジャパンオープンでもデイリードローはありますが「モノクロ仕上げ」。いったいどんな工程で仕上げるのか聞いてみたいわ。

今年もまた、超刺激的なお土産をいただき、感謝です。

スマッシュ・2023/11月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(9/21日発売のスマッシュ)】
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今月のスマッシュの表紙は全米オープンで優勝し、男子選手史上最多のグランドスラムタイトルを24個に伸ばしたノバク・ジョコビッチです。今年は見事なカムバックの年でした。
右画像は今月の技術モノの第2弾の「美濃越舞が教える、初めての両手バックハンド」の扉ページです。特集ではグリップ、スタンス、身体の向き、スイング、打点、ステップイン、下半身の力などと段階を追ってご教授くださいます。たっぷり学習してください。

【巻頭の技術モノは「勝利を導くセカンドサーブ研究」です】
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元全日本ダブルスチャンピオンでデ杯選手でもあった佐藤哲哉さんの解説で、スライス、スピン、トップスライスのセカンドサーブを分解写真を使って教えてくれます。入れるだけのセカンドサーブを解消して相手に攻められにくい回転系のサーブをマスターしましょう。

【寺地貴弘さんのトリックショット2回目は背面ボレーです】
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ボクが初めて背面ボレーを見たのは1971年のデ杯・インド戦のダブルスでした。この年の4月には強敵オーストラリアを3-2で破り東洋ゾーンの決勝に進んだ日本は4月に田園コロシアムにインドを迎え、インターゾーン進出を目指していました。中学3年生の時です。初日のシングルスは坂井利郎さんが破れ、柳恵誌郎が4thで勝ち1勝1敗のタイ。翌日のダブルス神和住純さんと坂井さんのダブルスでセット2-1リードの場面でインドのムカージ(パートナーはラル)が背面ボレーを披露。ここからペースが崩れ日本ペアは逆転負け。最終日の1試合目で坂井さんが破れ、日本は惜敗しました。閑話休題、寺地さんの背面ボレーのアドバイスは、グリップは薄く、肩を瞬時に入れ替える、腰より低いところでインパクト、ボールとの距離感をつかむの4ポイント。トレーニング方法は自分でボールをワンバウンドさせて壁に向かって練習とのこと。笑われるかもしれませんがトライです。

【ダブルス新常識は今号が最終回です/片山さん、江原さんお疲れさまでした】
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最終回のテーマは「ドロップボレー」アドバイスのポイントは4項目
1)当たった瞬間、手の力を抜く。 2)ボール1個分、根本寄りで。
3)卵をキャッチするような感覚で。4)片手バックは左手を添えて。
2017年の全日本選手権ダブルスチャンピオンの片山翔と江原弘泰ペアのダブルス講義、長い間ワンポイントのアドバイスをいただき、ありがとうございました。ふたりともまだまだ現役なのでこれからの競技生活も頑張って結果を残してください。応援してます。
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