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全日本選手権の大会プログラム [Tennis Books]

【昨日から予選が始まった全日本テニス選手権のプログラムをいただきました】
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左画像が表紙です。なんとも意味不明なイラストが今年の全日本のメインビジュアルのようです。どんなことをしてもこの腕の使い方からこのボールを打つのは不可能ではないでしょうか?後ろには富士山が薄く見えます。このデザインのコンセプトが知りたいと思うのはボクだけ?天皇杯と秩父宮妃記念盾(表紙に3か所表記されている)の重さとのアンバランスは「?」です。さてさて対抗は昨年のフラッシュバックです。昨年は今井慎太郎と坂詰姫野さんの優勝でしたね。ふたりともに初優勝。カップ写真もうれしそうです。

【巻頭の記事は今年の日本テニス界を振り返ります】
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グランドスラムでシード権を得るにまでなった西岡良仁、全仏でアルカラスからセットを奪ったダニエル太郎、綿貫陽介は念願のトップ100切り、島袋将と望月慎太郎は予選を突破してグランドスラム本戦へ、加藤美唯は全仏のミックスで優勝、日比野菜緒はツアー通算3勝目を挙げるなどを紹介しています。そして最後には車いすの小田凱人のランキング1位達成と全仏とウィンブルドンの2大会連覇で締めくくっています。17才、よくやりました。

【私の思い出の全日本選手権は井上悦子さんにインタビュー】
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26才で引退した悦子さん。インタビューの中では○○年の優勝といった特に印象に残っている試合に関してのコメントはありませんでしたが、全日本に初優勝したのは1983年の19才の時で3連覇を含め4度の優勝を果たしています。岡川恵美子、岡本久美子さんとの3人トリオとして、80年代に日本人女子選手たちの世界への道を切り開いた功労者です。

【強化育成本部が取り組む「富士山プロジェクト」について】
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日本テニス協会が2022年から32年までの10年間に及ぶ「中長期強化育成プラン」を「富士山プロジェクト」と命名して方策を取りまとめたようです。最終的な目標は、世界ランキング20位、グランドスラムベスト4、オリンピックでのメダル獲得を目指すというもので、そこまでを10年間かけて段階的に強化、育成していくプロジェクトだそうです。詳細は日本テニス協会のウェブサイトを参照してください。ワクワクするようなプランです。