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備忘録/熊坂拓哉がITF大会で初優勝 [TENNIS IMAGE]

【亜細亜大卒プロ4年目の熊坂が自身初のITF大会(M25)で初優勝】
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「UCHIYAMA CUP WEEK2」(ITF・M25)は札幌市の平岸庭球場で行われ、熊坂が初の国際テニス連盟公認大会で優勝を遂げました。おめでとう!

【山形県出身でプロ転向し活躍しているのは熊坂が初めて】
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熊坂は1998年山形県寒河江市生まれの25歳。地元の日本大学山形高校から亜細亜大学庭球部に入部。関東学生では準優勝をするなどし、4年時にはNo.1としてリーグ戦に出場。卒業後の2020年にプロに転向しました。この年はコロナ禍で出場する大会もなく、練習もできず苦労をしましたが、所属先が決まり、今年の4月のモナスティル(M15)では準優勝するなど、徐々に結果が出るようになりました。ランキングはこの優勝で516位と自己最高となり、ここからさらに上げていって欲しい選手です。来年にはチャレンジャーを主戦場になれるところまで、あとふた息くらいです。応援しています。がんばれ!

備忘録/島袋将が中国チャレンジャーで大暴れ [TENNIS IMAGE]

【島袋将が中国のチャレンジャーで久しぶりの優勝を果たしました】
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1週目の「Road to the ロレックス上海マスターズ」(ATPチャレンジャー100/中国・上海)では全試合ストレート勝利で優勝を飾った。島袋がチャレンジャー大会でタイトルを獲得したのは、昨年5月のチュニス(ATPチャレンジャー75)以来でキャリア3度目(準優勝2回)となりました。詳しく調べてはいませんが、この優勝で上海マスターズの本戦は無理としても予選のワイルドカードがもらえるんでしょうか?大会名からして何らかのチャンスがありそうな気がします。

【2週目は豪州のオコネルに逆転負けで準優勝】
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2週目の活躍は広州黄浦国際テニス・オープン(ATPチャレンジャー100/中国)。決勝では第1シードのクリストファー・オコネルに6-1 5-7 6-7(5)で逆転負け。2週連続優勝にはなりませんでした。

島袋はこの2週の活躍で、100点と50点の合計150ポイントを取得し、大会前239位だったランキングを165位にまで戻してきました(自己最高は2023年10月の135位)。とりあえず昨年並に戻したので年内の残りの大会で自己最高ランキングを根ざして頑張ってください。

第7回レーバー・カップはヨーロッパ選抜が勝利 [TENNIS IMAGE]

【世界選抜の3連覇を阻止して、ヨーロッパ選抜が3年ぶり5度目の勝利です】
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https://lavercup.com/
2017年に創設された『欧州選抜vs世界選抜』のチーム対抗戦「レーバー・カップ」はドイツのベルリンで開催され、カルロス・アルカラス、アレクサンダー・ズベレフ、ダニール・メドベージェフ、キャスパー・ルード、グリゴリー・ディミトロフ、ステファノ・シチパスらを擁するヨーロッパ選抜が、テイラー・フリッツ、ベン・シェルトン、フランシス・ティアフォー、アレハンドロ・タビロ、タナシ・コキナキス、フランシスコ・セルンドロらのメンバーで構成された世界選抜を、13対11(各試合の勝利は初日が1ポイント、2日目が2ポイント、最終日は3ポイントの価値を持つ変則ポイント制)で下して3年ぶり5度目の優勝を飾りました。2日目を終わって4-8からの大逆転勝利でした。

来年の大会はサンフランシスコで開催され、ヨーロッパ選抜のキャプテンはビヨン・ボルグからヤニック・ノアに、世界選抜はジョン・マッケンローからアンドレ・アガシに引き継がれます。これでよりエンターテイメント性がアップすること間違いないでしょう。

備忘録/パラリンピックで小田凱人が金メダルを獲得 [TENNIS IMAGE]

【18歳の小田凱人がパリで念願の金メダルを獲得/おめでとう】
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パリ・パラリンピック車いすテニス男子シングルス決勝で、第2シードの小田凱人は、第1シードのアルフィー・ヒュウェットを6-2、4-6、7-5で下し、金メダルを獲得しました。今年の全豪オープンと全仏オープンを制すなどすでにグランドスラム4勝を挙げている18歳の小田は、初めてのパラリンピック出場で見事に優勝を果たしました。

【歓喜の瞬間には両輪を外して雄叫びを上げました】
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日本人選手としてシングルスでは北京、リオデジャネイロ、東京大会で3つの金メダルを獲得した国枝慎吾に続いて、日本男子2人目のシングルス金メダル獲得選手となりました。本当におめでとうございました。ここからどれだけ連覇を重ねるか?に注目です。

備忘録/パラリンピックの男子ダブルスは銀メダル獲得 [TENNIS IMAGE]

【パラリンピック小田凱人/三木拓也は、イギリスペアに敗れ銀メダル】
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パリパラリンピックの男子ダブルス決勝で、第2シードの小田凱人/三木拓也のペアは、第1シードのアルフィー・ヒュウェット/ゴードン・リード(イギリス)に2-6、1-6で敗れ、銀メダルとなった。18歳の小田と35歳の三木の17歳差コンビは、パラリンピックで初めてのメダル獲得となりました。日本人選手の活躍は、2004年アテネ大会での国枝慎吾/齋田悟司が金メダルを獲得したのが記憶に残っていますが、あの時以来のメダル獲得となりました。

デ杯・コロンビア戦に錦織圭が単複に出場! [TENNIS IMAGE]

【対戦ボードに久しぶりに圭さんの名前が張り出されました】
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圭さんが日本国内で試合をするのは2021年東京オリンピック(無観客)以来で、有観客となると2018年ジャパンオープン以来となります。デビスカップのシングルスでは、2016年のワールドグループでイギリス戦(バーミンガムでアンディ・マレーと5セットの死闘の末惜敗した)に出場して以来となります。お帰りなさいって感じです。

【初日第2試合で対戦するニコラス・メヒヤとのツーショット】
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日本チームの第1シングルスは西岡良仁が出場し、圭さんはダブルスで、綿貫陽介と組んで、2日目の第1試合にも登場します。仮に日本が初日にシングルスで2勝を挙げ、2日目のダブルスで勝ち、チームの勝利が決まった場合、残りのシングルスの2戦は1戦だけとなり、そうなると圭さんはシングルスはやらないかもしれないので、観戦するなら初日がいいかもしれませんね。圭さん、遂にデ杯に戻ってきました。

上地結衣、悲願達成のシングルス金メダル [TENNIS IMAGE]

【ダブルスに続き、シングルスでも宿敵デフロートを破っての金メダル獲得です】
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車いすテニス女子シングルス決勝で、上地結衣がディーデ・デフロートを4-6.6-3.6-4と逆転で破り、車いすテニス競技では日本勢初の金メダルを獲得しました。結衣ちゃんとデフロートの過去の対戦成績は16勝46敗。今年の7月の対戦で勝ったとはいえ、東京パラリンピックを含めグランドスラムの決勝のほとんどで敗れていて29連敗と相性の悪い相手でしたが、見事な、待ちに待った優勝でした。涙が出たわ。

【今年最高の瞬間。まさにBest Mormentでした】
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勝利後のインタビューでは「第1セットを取られて厳しい時間も長かったが、コートサイドで見守ってくれたチーム、たくさん応援に来てくださった方々の応援があって最後まで諦めずに戦うことができた。諦めなかったからこそチャンスが来て、それをしっかりモノにできた。自分一人ではなく、たくさんの人と戦っている気持ちで毎日を過ごして、最高の結果を報告することができて本当にうれしいです。」とコメントしたそうです。それにしても国枝慎吾さんの解説は分かりやすくて勉強になりました。結衣ちゃん、とにかくおめでとう。

上地結衣、田中愛美、初の金メダル獲得おめでとう [TENNIS IMAGE]

【日本人女子選手では初めてのパラリンピック金メダルです】
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車いすテニスで、日本人女子が快挙を達成しました。5日にダブルス決勝が行われ、第2シードの上地結衣、田中愛美のペアが、日本勢初の金メダルを獲得しました。2021年東京パラリンピック金メダルで第1シードのオランダペア、ディーデ・デフロート、アニク・ファンクートのペアに4-6.7-6.10-8(ファイナルセットは10ポイント先取のマッチタイブレーク)で勝利。1992年バルセロナ大会から始まったパラリンピックの車いす競技で、8回全てのダブルスを制してきたオランダ勢をの連勝をとめる快挙でした。

【喜びのウイニングラン】
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勝利の後インタビューで田中さんが「ペアが田中だったから負けたとは言わせない」とコメントしたのが印象的でした。そして上地さんも「ついに壁を破るときが来た」と話したのが悲願達成の言葉だったと涙が出ました。本当におめでとうございました。

全米オープンのベスト8が出揃いました [TENNIS IMAGE]

【男子シングルスはこちらの8人】
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アルカラスもジョコビッチも負けちゃいました。
でもなかなか見応えのある準々決勝の組み合わせです。

【女子シングルスはこちらの8人】
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ナオミもガウフも負けちゃいました。
番狂せがあるんじゃないかと想像させる準々決勝の組み合わせです。

ドナルド・ヤング、まだ競技を続けていました [TENNIS IMAGE]

【全米オープンのミックスダブルスで準決勝に進出していました】
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左利きのパワー!アメリカのテイラー・タウンゼントとドナルド・ヤングの左利きペアが、ディフェンディングチャンピオン(昨年優勝)のダニリナとヘリオヴァーラを破り、全米オープン混合ダブルス準決勝に進出です。

【現在はATPランキングも1350位ですが、まだまだ頑張っています】
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ドナルド・ヤングは1989年生まれの35才。ジュニアの頃から錦織圭の最大のライバルと言われ、2005年のジュニアランキング1位を記録しています。そしてプロに転向後の自己最高ランキングは2012年に38位まで上げました。その後ツアーなどで名前を聞く機会があまりなかったので既に引退したのかなと思いきや、全米のミックスで準決勝に進出したことで思い出させてくれました。シングルスでは今年13大会に出場。そのうち10のチャレンジャートーナメントではほとんどが予選敗退で、本戦に上がれたのは1回だけ。ツアーでは250のニューポート、アトランタ、500のワシントンに予選から出場しましたがどれも予選敗退という戦績。それでもまだ続けている彼のメンタルにアッパレをあげたい気分です。

法政二高の野口紗枝がインターハイで優勝 [TENNIS IMAGE]

【大分インターハイで女子シングルス優勝の野口と高橋司監督のツーショット】
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大分県でおこなわれた今年のインターハイ。個人戦の女子シングルスで法政二高テニス部の3年生野口紗枝が見事に優勝しました。高橋監督はNOBU TENNIS TEAM。しかしこの日はチームのオフィシャルウエアなのでprinceを着用。それもまた良しです。2016年から男子校から男女共学となり9年目の快挙となりました。ちなみに男子シングルスでは神和住純さんが昭和40年に優勝して以来で、女子は初優勝です。本当におめでとうございました。野口さんは卒業後プロに転向予定だそうです。同校からは川岸七菜以来のプロ誕生です。

【今年のインターハイの結果】
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男子団体戦優勝/湘南工大附(神奈川)
男子シングルス優勝/松永朔太郎(大分・大分舞鶴)
男子ダブルス優勝/木村一翔/島笙太(岡山・関西)

女子団体戦優勝/岡山学芸館(岡山)
女子シングルス優勝/野口紗枝(神奈川・法政二)
男子ダブルス優勝/網田永遠希/川崎このは(山口・野田学園)
皆さんがんばりました。次は全日本ジュニアです。

US Openが始まりました/ドローをチェック [TENNIS IMAGE]

【第1シードはもちろん、ヤニック・シナーです】
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【第3シードはカルロス・アルカラスで順当にいけば準決勝でシナーとの対戦です】
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【第4シードはアレックス・ズべレフです】
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【そしてノバク・ジョコビッチは第2シードでの登場です】
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今年のシングルスでは過去に優勝経験がある、ドミニク・ティエムとスタン・ワウリンカにワイルドカードが与えられました。ティエムは今季で引退を宣言していますのでニューヨークで彼のプレーを見るのはこれが最後になります。

パリオリンピックの結果をまとめておきます [TENNIS IMAGE]

【男子シングルスはジョコビッチが初の金メダルで生涯ゴールデンスラムを達成】
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トップ2シード対決となった男子シングルス決勝は第1シードのノバク・ジョコビッチが第2シードのカルロス・アルカラスに7-6(3) 7-6(2)で競り勝ち、史上5人目(シュテフィ・グラフ、アンドレ・アガシ、ラファエル・ナダル、セリーナ・ウィリアムズに続き)となる『生涯ゴールデンスラム(四大大会全制覇+オリンピックの金メダル)』の偉業を達成しました。銅メダルはロレンツォ・ムゼッティ。

【女子シングルスは、中国のジェン・チンウェンが金メダルに】
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女子シングルスの決勝は、第6シードのジェン・チンウェン(中国)が第13シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)を6-2 6-3で退け金メダルに輝きました。準決勝でジェンに敗れた第1シードのイガ・シフィオンテクは銅メダルを獲得しなんとか表彰台に登りました。

【男子ダブルスは豪州のマシュー・エブデン/ジョン・ピアースが金メダル】
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男子ダブルスの決勝は、マシュー・エブデン/ジョン・ピアースが第4シードのオースティン・クライチェク/ラジーブ・ラムに6-7(6) 7-6(1) [10-8]で競り勝ち金メダルを獲得。豪州勢の五輪ダブルスの金メダルは、マーク・ウッドフォード/トッド・ウッドブリッジ(ウッディーズ)が1996年アトランタ大会以来の2度目。銅メダルはテイラー・フリッツ/トミー・ポールのアメリカペアでした。

【女子ダブルスはイタリアペアが初制覇】
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女子ダブルスの金メダルはサラ・エラーニ/ジャスミン・パオリーニ(イタリア)、銀メダルはミルラ・アンドレエワ/ディアナ・シュナイダー(ロシア)、銅メダルはクリスティーナ・ブクサ/サラ・ソリベス トルモ(スペイン)という結果でした。みなさん母国のため、頑張りました。2028年はアメリカ・ロサンゼルスです。

こういうシーンが見たかった/NADALCARAZ [TENNIS IMAGE]

【オリンピックならではのペアリングで金メダルを狙ってください】
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ナダルは2008年の北京オリンピック・シングルスで金メダル、2016年のリオデジャネイロオリンピックではM・ロペスとのペアでダブルスでも金メダルを獲得しています。オタクに3個目の金メダルを届けてください。そしてアルカラスは単複2冠を狙いましょう。

【題して、VAMOS, NADALCARAZ】
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アルカラスのSNSでこのペアの名前に挙げられた投稿では「NADALCARAZ」の表記。

【開会式の演出も素晴らしいものがありました】
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開会式も感動的でした。ジネディーヌ・ジダンから聖火を受取ったのはナダル。スペイン人でありながら全仏オープン14度の優勝を誇り、聖火リレーには欠かせない選手。ナダルが聖火を持ちボートに乗ると、セリーナ・ウィリアムズにリレー、聖火台の手前ではアメリ・モレスモが単独で走り、何と3人ものテニスプレーヤーが聖火リレーに参加。カール・ルイスやナディア・コマネチなども呼び出して国際的でオシャレな演出に脱帽でした。

パリ五輪のトップシード5人 [TENNIS IMAGE]

【国際テニス連盟が発表したトップシードの選手たち】
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第1シードはATPランキング1位のヤニック・シナーでしたが、自身のSNSで「体調不良に悩まされており、医師の診察で扁桃腺炎と診断された」と発表し、欠場が決まりました。

【よってノバク・ジョコビッチが第1シードに繰り上がり】
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ジョコビッチは通算4回オリンピックに出場していますが、2008年の北京でのシングルス銅メダルのみという成績でナダルに準決勝で敗れ、3位決定戦でジェームス・ブレークに勝利。

【第2シードはカルロス・アルカラス】
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21歳のアルカラスは五輪初出場。但し同じ会場である今年の全仏オープンの優勝者なので、金メダルの最有力候補と言っても過言ではありません。ナダルとのダブルスも楽しみ。

【東京で金メダルのアレキサンダー・ズべレフが第3シード】
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東京に続いて2度目の五輪となるズべレフ。雑誌のインタビューで「誰もがツアーを戦い続けている。そんな中でも五輪はスポーツ界で最も重要なイベントの一つだ。だから、世界最高の選手たちはポイントや賞金よりも、常にオリンピックを優先してプレーする」と語ったそうで、この金メダリストの声には重みがあります。アンディー・マレーのように連覇を目指して下さい。ドイツ国民も多く期待していると思います。

【第4シードはダニール・メドべデフ】
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東京五輪では準々決勝で3位に入った パブロ・カレーニョ・ブスタに敗れベスト8に終わったメドべデフ。同じロシアのハチャノフが銀メダルだっただけに雪辱を期したいのはこのパリ五輪かもしれません。「個人資格の中立選手」としての出場ですが、男子ダブルスと混合ダブルスの3種目に出場します。メダル欲しいんだろうな。

やっぱりアメリカチームのユニフォームがNo.1 [TENNIS IMAGE]

【男子テニスチームのユニフォーム】
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【女子テニスチームのユニフォーム】
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【フォーマルはこちですがパンツはデニムです】
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毎回のオリンピックごとに各チームのウエアをチェックしていますが、毎回明けリカチームのデザインはおしゃれです。Ralph Laurenですからね。日本チームもオフィシャルな開会式に着るお衣装などはスポーツブランドではない、アパレル系に依頼するのも悪くはない気がします。次回のロサンゼルスに期待しましょう。

さてさて日本チームの活躍は? [TENNIS IMAGE]

【パリ・オリンピックには6人の日本人選手が出場します】
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男子シングルスには、錦織圭、ダニエル太郎
女子シングルスには、大坂なおみ、内島萌夏
男子ダブルスには、錦織、ダニエルのペア
女子ダブルスには、青山修子・柴原瑛菜のペア
そしてミックスダブルスには、錦織、柴原のペアが臨みます。

【総勢6人のTEAM JAPAN今回はどんな結果を残してくれるか?】
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意外と錦織、柴原のミックスが面白かったりしてね‥。

五輪でのラケットバッグの話 [TENNIS IMAGE]

【五輪には変なルールがあってバックのメーカーロゴの大きさに規定があります】
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フェデラーのラケットバッグに大きなWilsonの文字は入っていません。

【オーストラリアチームは全員がこのバッグでコートに入ります】
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オーストラリアの緑と黄色をあしらったバッグが選手に支給されます。

【イギリスチームはこちらで揃えてる?】
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このラケットバッグにもメーカー色は一切ありません。

【セリーナのバッグには小さなWilsonの文字だけ】
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五輪のルール上、これが最大のロゴ表示のサイズらしいです。

【ベルディッチもHeadの文字が抑えめです】
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このくらいのサイズのメーカーロゴで販売すれば、マーケットでは受けるかもしれません。
こんなところからテレビでチェックしながら五輪観戦をしてみて下さい。

【ちなみにゴルフ競技でもこういうことになり、メーカー色はありません】
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オリンピックの変なところ、徹底しています。

五輪の歴史/スタジアム編 [TENNIS IMAGE]

【1986年の第1回大会はアテネ】
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第1回近代オリンピックのテニス競技は男子シングルス・男子ダブルスの2部門のみで始まりました。男子シングルスには15名、男子ダブルスには6組が出場したそうです。会場はAthens Lawn Tennis Club。モノクロ写真ですが天然芝のコートのようです。

【1984年ロサンゼルスオリンピック】
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この年はテスト大会で、競技は男女シングルスの2部門のみ。どちらも「32名」の選手によるトーナメントで、「21歳以下」の年齢制限がありました。会場はUCLAのコートで、丘を活かした地形を使って観客席が作られました。1990年代に2度ほど足を運びましたが、きれいなスタジアムでした。男子の優勝はステファン・エドバーグ、女子はシュテフィ・グラフ。グラフはこの年グランドスラムを達成し、五輪と併せてゴールデンスラムを達成しました。

【1988年ソウルオリンピック】
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1924年のパリ五輪以来、64年ぶりにオリンピック競技としてのテニスが復活したのがこのソウルです。この五輪のために作られたSeoul Olympic Park Tennis Centerは現在も多くの大会で使用されています。メインスタジアムの収容人数は 10,000人、サブセンターが3.500-人と現在の有明コロシアムとほぼ同じ大きさです。

【1992年バルセロナオリンピック】
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この時までの男子はシングルス・ダブルスとも、すべて5セットマッチ。グランドスラムと同様に厳しい戦いが強いられました。会場はTennis de la Vall d'Hebron。バルセロナのオルタ・ギナルド地区にあり1991年に改修され、 1992年五輪では17面のうち9面のみが使用されたそうです。サーフェスはスペインですからもちろんレッドクレー。

【2000年シドニーオリンピック】
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男子・女子ともシングルス64名、ダブルス32組。この時にはシングルスの決勝のみ5セットマッチに変更され、最大のトピックはロジャー・フェデラーが3位決定戦でフランスのアルノー・ディパスカルにファイナルセットで敗れメダルを獲得できませんでした。会場となったSydney Olympic Park Tennis Centreはこの五輪のために作られ、センター・コートには豪州を代表するケン・ローズウォールの功績を讃え、ケン・ローズウォール・アリーナと命名されていて、2020年からはATPカップのシドニー会場として使用されています。

【2004年アテネオリンピック】
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会場はアテネ市内にあるAthens Olympic Tennis Centre。この五輪のために造成され2004年2月に完成し、2004年8月2日に正式にオープンしたそうです。メインスタジアムは8,600席、サブアリーナは2面あり、共に4,300席という豪華施設です。

【2008年北京オリンピック】
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北京ではラファエル・ナダルが、フェルナンド・ゴンサレスを破って金メダル、3位決定戦ではノバク・ジョコビッチがジェームス・ブレークをラブ地銅メダルを獲得。フェデラーはブレークに敗れ2大会連続のベスト8でしたが、スタン・ワウリンカとのペアでダブルスで金メダルを獲得しました。添田豪・錦織圭がこのペアに肉薄した好試合を演じたのもこの年。

【2012年ロンドンオリンピック】
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テニス競技の会場はもちろんウィンブルドン。この大会では混合ダブルスが1924年パリ大会以来88年ぶりに実施されました。みなさんお気付きだと思いますがウィンブルドンではコートチェンジの際に音楽を流すことはありませんがこの五輪ではウエアの色が白に限定されることなく実施されたのと同様に、ツアー大会と同様に音楽が流れると慣例を変更した2つのトピックがありました。五輪イベントを受け入れたクラブの寛容さでしょう。

【2016年リオデジャネイロオリンピック】
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会場はリオ郊外にあるセントロ・オリンピコ・ジ・テニス。コロシアムはかつてのネルソン・ピケ国際オートドロームの跡地に建設されたため、円形の様相を呈しています。センターコートは、1年間で4つのグランドスラムダブルスタイトルすべてを獲得した初の女性となった元ブラジルのテニス選手、マリア・エステル・ブエノにちなんで命名されました。

【そして2020年東京オリンピック】
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2021年7月24日〜8月1日の開催された東京は無観客開催。そしてあまりの酷暑に、29日から第1試合の開始時間が午前11時から午後3時に変更された3年前でした。なんといっても印象に残ったのは国枝慎吾の金メダル獲得(パラリンピックですが‥)もう3年経つんですね。

ということで五輪の歴史を顧みるコーナーでした。

カルロス・アルカラス、ウィンブルドン2連覇 [TENNIS IMAGE]

【それでグランドスラムタイトルは21歳にして4度目/おめでとう】
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カルロス・アルカラス・ガルフィアは 2003年5月、スペイン・ムルシア州ムルシア・エル・パルマル地区出身の21才。4才のときに父親からテニスを教わり始め、15才からEquelite Sport Academyに所属し、フアン・カルロス・フェレーロの指導を受け、15才でチャレンジャー大会で初勝利を挙げ、16才でチャレンジャーで初優勝、18才でNext Gen ATPファイナルズ初優勝し、19才でATPテニスランキング世界1位になり、史上最年少記録を打ち立てました。グランドスラムでは2022年に全米オープンで優勝。ウィンブルドンでは2023年と今年で2連覇を達成。今年は全仏オープンでも優勝しました。

【22歳以下でのグランドスラムタイトルは最多です】
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アルカラスのプレースタイルは強力なフォアハンドが最大の武器で、ベースラインから重いショットを打ちつつコート全体をカバーするフットワークを駆使し、相手のラインを押し下げてからドロップ、相手がネットに出てきたところをロブなどベースの上げ下げをコントロールする能力に長けています。自身のアイドルはラファエル・ナダルだが、目指すプレースタイルはロジャー・フェデラー。全てのサーフェスに対応でき、もうすでにライバルであるヤニック・シナーとの「シナーとアルカラスの時代」に突入しているかもしれません。
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