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テニスクラシック・2019 /6月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(5/2発売のテニスクラシック)】
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今月のテニスクラシックの表紙はドミニク・ティエム。インディアンウェルズで優勝し、先週のバルセロナでも準決勝でナダルを破り、同じく準決勝で圭さんを下したメドベデフを6-4.6-0で下して優勝。Road to Londonのレースランキングでも4位に浮上してきました。テニスクラシックでは全仏の優勝を見据えての表紙掲載の抜擢となったのかもしれません。現在のトップ3がマレーと共に独占してきた(それ以外は全米でチリッチとデルポトロが勝っただけという4者独占)グランドスラムタイトル獲得に向けて、ティエムの準備は整っているのかもしれません。
右画像は中とじの技術モノ“上達ワード50”の扉です。

【悩みを解決する/上達ワード50】
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「あるひと言で悩みが解決した」というテーマでフォアハンド、両手・片手のバックハンド、サーブ、ボレー、リターンなどの項目ごとに50個のアドバイスをしています。片手打ちバックでは7つのアドバイスがあり「手首を固定しプッシュする」「お尻を落とし高低差を小さく」「バウンド時にテイクバックを完了させる」など、細かいアドバイスが盛りだくさん。ひとつひとつが参考になります。

【巻頭の技術モノは“超安定のスキル”という切り口です】
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ちょっとしたきっかけを“ボールを打つのは体の回転”、“フォアハンドの左腕は横に出す”、“ネジ巻きフォロースルー”、“ボレーは肩を支点に振る”、という表現で分解写真で解説しています。カゴボールを使って球出ししながら練習すれば効果が出るかもしれません。

【スイング分類学ではフルクライムシフト型?】
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お恥ずかしながら「フルクライムシフト型」は初めて目にするお言葉。「肩支点」でスタートしたスイングを、インパクト直前に「ヒジ支点」のスイングにシフトするのが大きな特徴。これが強烈なインパクトの源になるんだそうです。全く理解できませんが「フルクライムシフト」は単語として覚えておきましょう。モデルになっているティエムのようにはなかなかスイングできません。し、できるわけありませんね。

【Dampener大特集】
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4ページに渡って振動止めを紹介しています。何とこれらのすべてを編集長と編集部員のふたりが全部し出したというのですからチョット驚きです。ダンパーは人によって好みが大きく分かれるモノ。基本的に振動感が欲しいボクは装着しませんが、たかだかバンパーなのにこれだけ比較したレポートが作れる編集者に脱帽です。きっと業界初の試みでしょう。