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スマッシュ・2023/8月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(6/21日発売のスマッシュ)】
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今月のスマッシュの表紙は、全仏オープンで優勝しグランドスラムタイトルで男子では最多となる23勝を挙げたノバク・ジョコビッチです。(優勝まで失セット/2の快勝でした)
右ページは同じく全仏オープンの車いすで、初のグランドスラムタイトルを獲得した小田凱人。残念ながら扱いはモノクロページになってしまいましたが、これでランキングも1位に浮上。まだ17才のこの青年はどこまで登り詰めるのか。末恐ろしい気がします。

【巻頭の技術モノは“トップスピン成功の鍵”です】
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トップスピンの学習は8つの項目で構成されていて、まずはトップスピンと威力と信憑性からの座学です。次ページからはグリップ、スタンス、テイクバック、ラケットダウン、スイング、打点、ボールへの入り方、フォロースルーと続いていきます。もちろん講師は増田健太郎さんですからきちっとしたご指導に間違いありません。

【技術モノの第2弾は“吉富愛子が教える!やさしいボレー”です】
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インターハイ、インカレチャンピオンで大学卒業後にプロ転向し、現在はコーチとして活躍中の吉富さんがボレーのレクチャーをしてくれます。包丁を握るようなグリップにし、ラケットを立てて構え、スプリットステップをしてリズムを作る。基本中の基本を再度学ぶには良いお手本の分解写真です。当たり前ですが正面のボールはバックで処理です。

【プロの上達法は昨秋プロに転向した佐藤南帆さんの両サイド両手打ち】
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インカレや全日本で佐藤さんのテニスを見ましたが「とにかくバンバン打つ」って感じ。インタビューでも両手打ちのメリットは第1にパワー、第2にコースを隠すことと言っていますが分解写真の2段目の一番左の写真を見ても「こりゃどこに打たれるか分からない」と思ってしまいます。デメリットはリーチが狭くなるってこともありますが、本人曰く「不具合は感じていない」とのことです。両サイド両手打ちと言えば“中村藍子”さんが上げられますが、彼女の自己最高WTAランキングが47位でしたから、それを上回るような戦績を残せるよう、がんばって欲しいですね。