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今年の日本リーグ、ベストマッチ! [Tennis Online]

今年の「テニス日本リーグ」男子決勝戦。北日本物産(リビック)と三菱電機の対戦。ナンバーワン対決は伊藤竜馬と杉田祐一。同じ学年で、お互いに譲れない両者の対戦は、今大会のベストマッチでした。
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第25回 テニス日本リーグ 伊藤竜馬 VS 杉田祐一 at JTA テニス!オンライン

毎年12月に「ファーストステージ」を、明けて1月に「セカンドステージ」を行い、2月は東京都体育館で「決勝トーナメント」が開催される「テニス日本リーグ」も今年で25回目を迎えました。男子の決勝戦は下馬評通り、北日本物産と三菱電機の対戦になり、北日本物産が第1試合でNo.2の守屋宏紀が石井弥起を破り、優勝に王手をかけたNo.1の試合は伊藤と杉田の対決。東京都体育館は団体戦ならではの盛り上がりで、両チームそれぞれが自チームに大声援を送っています。

観客席は2階以上ですが、1階部分にあるネットの後ろはチームメンバーおよび関係者。左側の北日本物産サイドには、岩見亮、小ノ澤新、三橋淳や入社予定の内山靖嵩などの選手が顔をそろえ、伊藤のベンチコーチには竹内研人がサポート。年に一度とはいえ豪華メンバー。もちろん三菱電機の杉田には松永浩気がベンチコーチを務めています。

結果は皆さんご存じの通り、伊藤竜馬が6-4、7-5で勝利し、北日本物産の優勝でしたが、試合内容が「凄まじい」のひと言です。第1セットのファーストゲームでいきなり杉田のサーブをブレークした伊藤ですが、5-2からサービスダウンで5-3、5-4と追いつかれた2ゲームに杉田の気迫を感じます。第2セットも5-2で伊藤がリードしますが、そこから5-5に追いつく杉田。特に5-4の第10ゲームが見どころです。なかなか決めきれない伊藤と粘る杉田。最後は北日本物産の女子選手まで応援に駆けつけ、勝利の直後に倒れ込んだ伊藤の喜びの体現は、この試合の壮絶さを物語っています。
¥210-の価値、大いにあり。

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