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明日から“テニス日本リーグ” 第1ステージが始まります [TENNIS LINKS]

ワールドワイドでオフシーズンのテニス競技ですが、日本国内では2つの会場に分かれて、明日から“テニス日本リーグ” 第1ステージが始まります。
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今年の日本リーグはチーム編成に大きな変動が出ています。1996年から18年間出場していた「北日本物産(2008年からはリビックに名称変更)」が会長さんの急逝に伴い廃部となりました。女子は昨年まで8連覇中。男子も伊藤竜馬、守屋宏紀、内山靖崇など錚々たるメンバーで登録していましたので残念でなりません。また一昨年の男子優勝の「ライフ・エヌ・ピー」がチームは存続しているものの日本リーグには出場していません。企業のチームですから色々とお家事情があると思いますが、28回目を迎える今大会までで連続出場しているのは1チームもありません(間違っていたらゴメンナサイ/男子のリコーチームは94、96年に残留できませんでした)。
今年新たに出場権を得たのは男子が鹿児島銀行、三井不動産、三菱商事、トヨタ自動車で、女子は橋本総業、三菱東京UFJ銀行、キヤノンでした。これらのチームに加え昨年の残留チームと合わせ、男子16チーム、女子12チームで「第28回テニス日本リーグ」が開催されます。

【明日からの組合せです】
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明日からは、横浜国際プール、ブルボンビーンズドームの2つの会場に分かれて、ファーストステージと呼ばれる第1次リーグが始まります。今年の台風の目とみられるのが女子の橋本総業でしょう。11月に行われた全日本テニス選手権で第2シードの尾崎里紗を破った田中真梨さんを始め、90年代生まれ軍団の日比野菜緒、二宮真琴、鮎川真奈、牟田口恵美に加え、昨年の全日本準優勝の山外涼月をメンバーに登録。所属契約までしていますので、リビックの生まれ変わりのような企業チームを編成しました。個のチームがどのような戦いをするのか?興味津々です。

一方の男子ですが多くのルーキー(新社会人)が登場します。三井不動産からは「鵜沢周平クン」。大学はアメリカだったため覚えている方も少ないかもしれませんが、06年全日本ジュニア18才以下ベスト4の強者です(優勝は杉田祐一)。三井住友海上には慶応を卒業した「加藤大地クン」が入社。ダブルスの大事な1ポイントに貢献するかもしれません。初優勝の可能性がある三菱電機は杉田、関口の2枚看板に加え早稲田の横山良輔クン、関西大学の福田健司クンがそれぞれ入社しています。昨年のインカレ準優勝の星野武蔵(法政)はKYOWA KIRIN(協和発酵)で、大いに暴れる可能性があります。また、マニアックな選手ではリコーの「熊谷宗敏クン(錦織圭世代のトップジュニア)」も注目です。
その他プロ選手も補強され、昨年優勝のイカイには菊池玄吾が、ノアには吉備雄也、シズオカには長尾克己らがそれぞれのチームメンバーに入りました。

日本リーグはこの後「セカンドステージ」→「決勝トーナメント」と、2月中旬までの開催です。お時間のある方、ご観戦をお勧めします。※いずれの会場も入場は無料です。

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