コートのある風景／エイゴンクラシックの会場

【イギリス・バーミンガムにある、高級会員制クラブです】

デビスカップ・イギリス戦の最終日は午後１時からの試合開始。滞在４日目になるとさすがにこちらの暮らしにも慣れて、バーミンガムに居るなら「AEGON CLASSIC」の会場になっているテニスクラブにでも行ってみるかと思いつき、調べてみると路線バスを１回乗り継げばたどりつけることが判明。たっぷりと朝食を摂ったあと、早速向かってみました。

【初の２階建てバスに乗車】

何とも不安ながら小銭を手にバスを待っていると、親切そうな中年のご夫婦が登場。「ワタシ、ニホンからデビスカップをミニキタモノです。バーミンガムはハジメテデ、１日券をカッテ、バスにノリタイノデスガ…」と云って手のひらのコインを見せると、「アア、ソレナラコレダケをボックスにイレレバイイヨ」とそこから必要なコインを選んでくれました。

【そして無事にバスに乗車、手には１日券】

「キミガオリルバステイニナッタラ、オシエテアゲルカラネ」と親切に云っていただき（というのもバスの中では“次は〇〇です”というアナウンスはないからです）、ボクの降りる停留所のところでボタンを押してくれました。何と親切なご夫婦。「アリガトゴザイマシタ」と気持ちよく下車し、乗り換えて目的のテニスクラブに到着。しかし、悲しいことに…。

【高級会員制クラブのため、写真も撮れないと怒られちゃいました】

きっと分けの分からない外国人旅行者が、東京で云えば「東京ローンテニスクラブ」に行って、「ワタシ、テニスダイスキ、ガイコクカラキマシタ、クラブのシャシン、トラセテクダサイ」くらいのことをやってしまったのだとおもいます。「No！」と簡単なひと言であしらわれてしまいました。悔しいのでフェンス越しにパッシャ！

【今週のAEGON CLASSICはこのコートで行われているはず】

隠し撮りに成功したもう１枚のがぞうです。奥に見えるのがトーナメント期間中にオフィスになる建物だそうです。芝をじっくりと寝かせておいて大会に備えるんだと思います。話しを聞くこともできなかったので全てが想像ですが、確実に「AEGON CLASSIC」の会場には行ってきましたという証拠写真です。苦笑いしかない失敗談でした。

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