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フェデラーとナダルの“Battle of Surfaces” [YouTube Tennis]

【2007年5月2日、フェデラーとナダルのユニークなエキシビション マッチがありました】
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バトル・オブ・サーフェスと名付けられたこのイベントは、2007年5月2日に開催されたエキシビションマッチで、当時ATPランキングトップのロジャー・フェデラーと2位のラファエル・ナダルが対戦。開催地はナダルの故郷であるパルマ・デ・マヨルカの首都で、パルマ・アリーナというスポーツパビリオンで行なわれました。対戦のサーフェスは上の画像で分かるように、ネットの片側にレッドクレー、もう片側には天然芝が貼られたユニークなコート。コートの造成には163万ドル(今の¥に換算すると2億3千万)の費用がかかり、準備に19日かかったそうです。当時、フェデラーは芝生のコートで48試合連続で勝利し、芝生で5年連続無敗、ナダルはレッドクレーで72連勝し、クレーで3年連続無敗だったと当時のサイトでは解説しています(実はこの成績、実証はしていません)。観客は6.800人と少ないのですが、ペイビューの生中継では2億人が観戦したプロモーターが発表したそうです。日本人的な側面から、フェデラーが初来日してジャパンオープンで優勝したのが2006年ですから、まさに“世紀のエキシビションマッチ”だったと云えるでしょう。

【“Battle of Surfaces”のダイジェスト版がこちらです】

試合はファイナルセットのタイブレークまで行きますが、ナダルが7-5, 4-6, 7-6(12-10)で勝利。マッチポイントはチョット残念な終わり方でしたが、当時のトップふたりの対戦らしい攻防がありました。あれっ、ナダルってこんなに前に出てたっけ?と思わせる試合展開。ロジャーも展開が早く、見応えのあるダイジェスト版に編集されています。