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スマッシュ・2023/2月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(12/21日発売のスマッシュ)】
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今月のスマッシュの表紙は、2022年度の最終ランキングで1位に輝いた、カルロス・アルカラスです。昨年末、彼は32位でフィニッシュしましたが4月にはトップ10入りし、7月には5位に。そして全米オープンに優勝して1位の座を掴みました。年明けの全豪オープンでは初のグランドスラムの第1シードとして戦うことになります。

右画像は今年の全日本選手権で引退した添田豪のターニングポイントです。自己最高ランキングは2012年の47位。日本人選手として、松岡修造、錦織圭に続くトップ100切りの3人目で、海外でのトレーニング経験のないMade in Japanの第1人者でもあります。そんな彼のターニングポイントは、プロ1年目に専属トレーナーに付いてもらったこととのこと。この話は是非本文でお読みください。そして年明け全豪オープンの翌週にはデ杯で采配を振るう初陣を迎えます。応援しています。日本チームがんばってください。

【巻頭の技術モノは“サービスのミス撲滅”です】
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石井弥起さんの解説で、グリップ、リズム、トス、インパクトを丁寧に教えてくれます。テニスというゲームの中で唯一自分から打つことができるショットなのに、どうしてもダブルフォルトしちゃって残念がるあなた、必読です。

【12月発売なのでテニスカレンダーが付録でついています】
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今年からカレンダーは巻末に掲載場所を移し、カッターで切り取れるようになりました。ジョコビッチのバックハンドなど、8選手の分解写真と、ツアースケジュールも記載されているのでとても便利。グランドスラムの月だけ情報を入れているので、8選手で12ヶ月です。

【カレンダーには男女ツアーの仕組みも掲載され、お勉強になります】
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今年からWTA TourもATPに倣って大会の格付けを数字にしてくれたので、面倒がなくなりました。特記したいのはATPチャレンジャーで、125から50まで5つのカテゴリーで開催されること。125のチャレンジャーで優勝すれば125点を稼げる訳ですから、ATP/250の大会の準優勝で得られる150点に近く、この大会はほぼツアーレベルになるでしょうね。また日本国内で開催される来年のスケジュールでは松山、神戸、横浜のチャレンジャーは今年の「50」から「80」に格上げになりそうです。世界のツアーが終わった週なので、ポイント欲しさに多くの海外からの選手が来日するかもしれません。それもまた日本選手の強化につながるかも知れません。来年もまた楽しみが続きます。