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スマッシュ・2023/9月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(7/21日発売のスマッシュ)】
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今月のスマッシュの表紙は錦織圭さん。本当にお久しぶりの表紙を飾っています。2021年のインディアンウェルズを最後にトーナメントから遠ざかっていたので、このカリビアンオープンは1年8か月ぶり。チャレンジャーとは言え復帰戦を見事に優勝という結果でテニスファンを喜ばせてくれました。今週はアトランタ、そして全米オープン、ジャパンオープンと圭さんのプレーをやっと見られることになりそうです。
右画像はウィンブルドンの予選を勝ち上がった島袋将と望月慎太郎のクローズアップです。6歳違いのふたりが勝利の後がっちりと握手を交わすシーンが感動的です。お互いに本戦では1回戦敗退ですが、本当の意味で世界への扉が開いた瞬間でした。島袋は158位に、望月は192位と共に自己最高ランキングを更新。全米でも予選を上がって1回戦突破と、次の目標ができました。さあここからが世界への挑戦です。

【スマッシュでは大会報道も戻ってきて、ウィンブルドンのレポートも巻頭に】
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日本時間の明け方近くまでの戦いを制したカルロス・アルカラスの初優勝で幕を閉じた今年のウィンブルドン。5連覇がかかったジョコビッチをスペインの情熱的なメンタリティと闘争心、そして驚異の守備力で、フェデラーとナダルの要素を持ち合わせたアルカラスと評したジョコビッチは1位に返り咲くことが今後できるのか?男のテニスはますます面白い。

【技術モノの第1弾は「やっていはいけないサービスNG動作」です】
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日本体育大学テニス部監督の森井大治さんの解説でやってはいけないサービスの動きをとことんまとめた技術モノです。箇条書きにしてみると、●手首を前に折って握っているグリップ ●腕を真上に伸ばしてスイング ●ひじや手首を使ってのトス ●トロフィーポーズでひじが低い ●トスした左手がすぐに落ちるなどがご指導のポイント。おっしゃる通りです。

【技術モノの第2弾は「回り込みフォアハンドの入門」です】
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古くからどんなにバックハンドが上手くても、フォアがだめだと試合に勝てないと言われてきたのがテニス。そこでポイントになるのが回り込んで打つフォアハンドです。沼尻啓介クンの解説で回り込んで打つ逆クロス、2種類のフットワークの身に付け方、身体が流れないためのエクササイズ、回転運動でボールを打つなどをレクチャーしてくれます。沼尻くんのきれいなフォームは分解写真のモデルとなっているので分かりやすく学習することができます。ボクのポイントは回り込んで逆クロスに打った後のポジショニングが重要だと考えます。基本はやはりフットワークですね。誰でもそうだと思いますが…。