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Ilie Nastase vs Arthur Ashe [YouTube Tennis]

1972年の全米男子シングルス決勝のダイジェスト版です。
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YouTubeの動画をご覧になる場合は【↓】をクリックしてください。
http://www.youtube.com/watch?v=lf4wrrpzdYc
ナスターゼが初めてのグランドスラムタイトルを取った時のアーサー・アッシュとの決勝戦です。3-6, 6-3, 6-7 (1-5), 6-4, 6-3. という壮絶な結果ですが、ダイジェスト版なのでつまらないショットがなく、見所たっぷりです。やっぱりテニスは「サーブ&ボレー」ですな!【円熟期のナスターゼ対売り出し中のアッシュの対戦って感じで見てみてください】

思わずうなるのは、デュースコートでのリターン。両者共に、バックハンドに回り込んでの、逆クロスリターンのタッチがすごい!(ロッド・レーバーも同じ感じでしたね…)

ウッドラケット全盛期の時代ですが、アッシュのラケットは当時注目の的でした。というのも日本で売り出していたお値段が「ハンパない」ものだったからです。ボクの大切な蔵書「モダンテニス No.11(1971年・秋)」に国内総代理店の広告が出ています。(p35)
「ヘッド・コンペティションモデル・¥33.000-」
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【価格比較・時代考証】
この頃ボクはまだ中学生でしたが、フタバヤの「ウイニングショット」が¥3.800-。河崎ラケットの「グランドスラム」が¥4.000-だったと思います。
テニスシューズも「スイング・ベアー」という布製で、つま先と内側前部に皮で補強されたタイプがあり、当時¥1.500-でした。裏がヘリンボーンになっていて、家に帰ってきては、靴裏をしぼるようにして、小石を落とした記憶があります。(当たり前ですがクレーコートです)。使い古しの歯ブラシで、週1回は井戸で洗っていました。ものの少ない(種類が豊富でないの意)頃でしたから、大切に使うという気持ちでしたよね。

「モダンテニス」のバックナンバーはお店にあります。
お読みになりたい方、是非遊びにきてください。

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