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朝日新聞・日曜版「GLOBE」の記事から [Tennis Books]

5月6日(日)の朝日新聞の日曜版「GLOBE」で、錦織圭が育ち、その後も練習の拠点にしている「IMG」のことが1ページで掲載されていました。
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マネジメント会社として選手の代理人業務から、選手育成や大会主催まで行うIMG。その影響力などを取材しています。興味を引くのが左下の統計です。米国・フロリダ州のブラデントンにあるIMG Academyの選手資料では7つの競技(野球、サッカー、バスケット、テニス、ゴルフなど)が対象になり、全寮制の在籍者数が750人。多い時には1.200人に及びますが、プロに転向する選手数は2%に過ぎず9割以上の選手が大学に進学するという数字です。代理人としてきちんとした目で選手を見極め、プロとして稼げる選手になるのか?それとも「Good Collegeate Player」になるのか?そこまで指導しているところなのでしょうか?

【IMG AcademyのWeb Site】
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http://www.imgacademies.com/nick-bollettieri-tennis-academy/
創業者は、みなさんご存じの「ニック・ボロテリー」元々は「ニック・ボロテリー・テニスアカデミー」として始まったところです。アンドレ・アガシ、マリア・シャラポワ、トミー・ハースなど多くの選手を輩出しているところです。日本からの選手たちのお世話も、Satoさんと云う(本名は中島さん)方がいて、心強い限りです。(画像は米国期待の若手、ライアン・ハリソン)

【広大な敷地です】
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敷地はこの写真の3倍くらいの大きさです。ボクが1990年に伺った時は、まだIMGに買収される前で、テニスだけのアカデミーで、この敷地よりも狭かったと思います。その後2000年の時にはエリアもかなり拡大し、08年に行った時には、驚くべき広さになっていました。ゴルフの打ちっ放しは北方向からと南方向からの両サイドから打席があるのですが、400ヤード弱の長さなので、反対側の打席までボールが打ち込まれる心配がありません。また、トレーニングルームも広く、他の競技の選手たちも利用しているので、ここはどこ?ってな雰囲気も味わえます。但しセキュリティが厳しいので、用のない人が、チョロッと入ることはできません。

TennisOnlineの無料コンテンツで「IMG Academy」の様子を見ることができます。
Kei Nishikori Creative Tennis   錦織圭 at JTA テニス!オンライン

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