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スマッシュ・2021/10月号 [Tennis Books]

【月刊テニス専門誌のご紹介(8/21発売のスマッシュ)】
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今月のスマッシュの表紙は、東京五輪・テニス競技/男子シングルス金メダルを獲得したズベレフです。表紙の人選としては順当なことで、最有力候補だったジョコビッチを破った準決勝のセカンドセット、ファイナルセットの出来は圧巻でした。このメンタルで金メダルに続き全米オープンと云うグランドスラムタイトル獲得に向けてがんばって欲しいものです。
右画像は隔月掲載の“ワールドウォッチ”。コラムのテーマは40才を過ぎてなお引退せずに現役生活を続けようとしているフェデラーに関して“多くのスイス人が彼の引退を願っているのか?”と云うテーマです。コートには戻ってきたものの以前のような結果が得られないベテランに対してのスイス国民の議論を紹介しています。詳しくは本文からどうぞ。

【巻頭の技術モノはフォアハンド/8つの基本】
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フォはハンドの解説は最年少全日本選手権優勝の経歴を持つ谷澤英彦さんです。余談ですが彼が指導する橘学苑中学(神奈川)が、全国中学生選手権の男子団体戦で初出場ながら初優勝を遂げました。友人のお子さんがこの4月から通っていてメンバー入りし、初優勝の朗報が届きました。さて、本文ですがフォアハンドの基本をスタンス、ボディターン、ラケットワークなどの8項目に分けてコンパクトなスイングをする解説をしています。谷澤さんは左利きですが、右利き選手に合わせて左右を反転した画像での解説になっています。

【技術モノの第2弾はファーストサーブを7割の確率にする計画です】
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サービスの解説は全日本選手権の男子ダブルスで4回の優勝とデビスカップ代表選手でもあった、佐藤哲哉さん。ファーストサーブの確率を7割(ダブルスで自分にサーブが廻ってきた時に、1ゲームでフォルトは1回の計算になるくらい)にする=これがプロの目安らしい。特集では7割に上げるためには。8割入れるのではなく7割でもっと攻める。の2パターンでお勉強することが出来ます。具体的な練習方法もたくさん用意してありますので、この本を片手(ベンチに置いて)にそれぞれのポイントを確認するのも良いかもしれません。

【東京オリンピック・テニス競技の大会レポートです】
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男子はズベレフ、女子はベンチッチの金メダルだった東京五輪。レポートでは総括として2ページ、錦織圭サンと大坂なおみチャンの日本勢の壁と言う内容で課題と収穫を掲載しています。次は3年後のパリ大会で会場はローランギャロス。当然ふたり共に現役を続けているでしょうから、また大きな期待がかかるでしょうね。がんばってもらいましょう。